最近、街中でもアウトドアフィールドでも、ひときわ目を引く足元を見かけることはありませんか?機能性一辺倒だったアウトドアシューズの世界に、ストリートの遊び心をこれでもかと詰め込んだ一足。それが、メレルのプレミアムライン「1TRL」と、カナダ・モントリオール発のスケートブランド「Dime(ダイム)」によるコラボレーションです。
特に注目の第2弾「CHAM REDUX」が登場したことで、スニーカーヘッズだけでなく、感度の高いファッショニスタたちの間で争奪戦が繰り広げられています。今回は、この話題のコラボモデルがなぜこれほどまでに支持されているのか、気になる履き心地やサイズ感、そして選び方のコツまで、どこよりも詳しく深掘りしていきます。
メレルとDimeが再び共鳴した理由とは?
まず、この異色の組み合わせについておさらいしておきましょう。
メレルといえば、1981年の創業以来、ハイキングブーツの代名詞として君臨してきた老舗です。一方の「Dime(ダイム)」は、スケートボードカルチャーを背景に、ユーモアと独自のデザインセンスで世界中にファンを持つ新進気鋭のブランド。一見すると接点がなさそうな両者ですが、実は「既存の枠にとらわれない」というマインドセットで深く繋がっています。
今回のコラボレーションのベースとなったのは、メレルのグローバルプレミアムコレクション「1TRL(ワンティーアールエル)」です。これは、過去の名作アーカイブを現代のストリートシーンに合わせて再解釈する特別なライン。そこにDimeの「ちょっとひねくれた」ストリート感性が加わることで、単なる「歩きやすい靴」を超えた、アートピースのような一足が誕生したのです。
第2弾コラボ「CHAM REDUX」が体現する「変化」の美学
今回のコラボレーションの主役は、メレルのアイコン的存在である「カメレオン(CHAMELEON)」シリーズをベースにした「CHAM REDUX LEATHER SE x Dime」です。
コンセプトは「変化」。カメレオンのように環境に合わせて姿を変える、そんなメッセージが込められています。現代人は、平日は都会で働き、週末は自然を求める。あるいは、SNSを断ち切ると宣言しながら、ついついスマホを覗いてしまう……そんな「矛盾」や「変化」を抱えながら生きています。このシューズは、そんな私たちの日常に寄り添うように設計されているんです。
まず目を引くのが、その素材使い。上質なスムースレザーと、スポーティーなメッシュが絶妙なバランスで配置されています。レザーの重厚感がありながら、メッシュによって抜け感が出る。この「どっちつかず」なバランスこそが、今のゴープコア(アウトドア×街着)スタイルの最適解といえるでしょう。
カラー展開も実にDimeらしいセレクションです。鮮やかなオレンジが目を引く「Blaze(ブレイズ)」は、コーディネートの主役になること間違いなし。一方で、落ち着いた「Black/Sesame(ブラック/セサミ)」は、異素材の質感の差で表情を作る、非常に洗練された仕上がりになっています。
驚きのクッション性!進化したミッドソールの実力
「デザインがいいのは分かったけど、肝心の歩きやすさはどうなの?」という声が聞こえてきそうですね。安心してください、中身はガチのメレルです。
今回のモデルには、最新のミッドソール技術「FLOATMAX(フロートマックス)」が採用されています。これまで定評のあった「FLOATPRO」よりもさらに柔らかく、厚みを持たせたこのフォームは、一歩踏み出すたびに「おっ」と声が出るほどのクッション性を誇ります。
例えるなら、地面の凹凸をすべて無効化してくれるような感覚。アスファルトの硬さを感じさせないため、街歩きで1万歩、2万歩と歩いても足裏へのダメージが極めて少ないんです。もちろん、アウトソールには信頼のグリップ力を備えたラバーを採用。雨上がりの濡れた路面や、ちょっとしたトレイルでも滑る心配をせず、ガシガシ歩けます。
さらに嬉しいのが、着脱のしやすさです。シューレースは、コードを引っ張るだけで固定できるトグルレース仕様。玄関先で靴紐を結び直す手間がないというのは、日常使いにおいて想像以上に快適なポイントですよ。
気になるサイズ感と選び方の注意点
さて、オンラインで購入を考えている方が一番悩むのがサイズ感ですよね。
メレルのシューズ、特にこの「1TRL」コレクションは、全体的に「ホールド感が強め」に作られているのが特徴です。足をしっかりと包み込んで保護するというアウトドアブランド本来の思想が反映されているため、普段履いているスニーカーと同じサイズだと「少し窮屈かな?」と感じる人が多いようです。
結論から言うと、**「ハーフサイズ(0.5cm)アップ」**を選ぶのが最も失敗の少ない選択です。
- 足幅が広い方や、甲が高い自覚がある方。
- 厚手のスポーツソックスやマウンテンソックスを合わせたい方。
- 少しゆとりのあるリラックスした履き心地が好きな方。
これらに当てはまる場合は、迷わず0.5cm上げてください。逆に、ジャストフィットで靴との一体感を楽しみたい方や、足が細めの方は普段通りのサイズでも問題ありませんが、それでも「小さすぎる」というリスクを避けるなら、やはりハーフアップが安牌といえます。
どこで買える?入手難易度と取り扱い店舗
このコラボモデル、実はかなりの「レア物」です。通常のメレルの店舗すべてに並んでいるわけではありません。
主に展開されているのは、メレルの直営旗艦店(原宿や渋谷など)や、限られたセレクトショップです。日本では、スニーカーブティックの「atmos(アトモス)」や、世界的なトレンドを発信する「KITH TOKYO」、さらには「Dover Street Market Ginza」といった、いわゆる「ハイエンドな場所」でのみ取り扱われています。
生産数自体が非常に絞られているため、ゴールデンサイズと呼ばれる26.5cmから28.0cmあたりは、発売直後に完売してしまうことがほとんど。もし店頭で見かけたり、オンラインで自分のサイズが残っていたりしたら、それは運命だと思って即決することをおすすめします。「あとで考えよう」と思っているうちに、二次流通サイトでプレミアム価格になってしまうのが、このコラボの常ですから。
コーディネートのコツ:Dimeの世界観を取り入れる
せっかくのコラボモデルですから、合わせる服にもこだわりたいですよね。
おすすめは、Dimeのルーツであるスケートスタイルを取り入れた「ワイドシルエット」な着こなしです。太めのチノパンや、膝下にクッションが溜まるくらいのバギーデニムとの相性は抜群。シューズ自体に程よいボリューム感があるため、ワイドな裾からチラリとのぞくメレルのロゴが、絶妙なアクセントになります。
また、全身をナイロン系のセットアップでまとめる「ゴープコア」スタイルも鉄板です。あえてテック系のウェアに合わせることで、このシューズが持つ「最新の機能美」がより強調されます。カラーリングが独特なので、服はモノトーンで抑えて、足元だけを主役にするのも大人の余裕を感じさせるテクニックですね。
さらに、このシューズは環境への配慮も忘れていません。リサイクル素材を積極的に使用し、防臭加工には化学薬品を使わない「Cleansport NXT」を採用。見た目がかっこいいだけでなく、背景にあるストーリーまで含めて誇らしく履ける一足となっています。
メレル×ダイムのコラボが熱い!第2弾「CHAM REDUX」の魅力やサイズ感を徹底解説のまとめ
いかがでしたでしょうか。
メレルの確かな技術力と、Dimeの尖った感性が融合した「CHAM REDUX」は、今のスニーカーシーンにおいて間違いなく「持っておくべき一足」です。アウトドアの過酷な環境に耐えうるスペックを持ちながら、都会のコンクリートジャングルでも圧倒的な存在感を放つ。この二面性こそが、私たちが今、シューズに求めているものなのかもしれません。
もしあなたが、人とは違う一歩先を行くスタイルを求めているなら。そして、一日中履いていても疲れない極上の快適さを求めているなら。このコラボレーションモデルは、最高の相棒になってくれるはずです。
サイズ選びにだけは注意して、ぜひこの特別な履き心地を体感してみてください。一度足を通せば、きっとこれまでのアウトドアシューズの概念が、鮮やかに塗り替えられるはずですよ。



