「メレルの靴を買おうと思っているけれど、サイズ感が小さめって本当?」
「ネットでポチる前に、失敗しないサイズ選びの正解を知りたい!」
アウトドアファンから街履き派まで、絶大な支持を集めるブランド「メレル(MERRELL)」。その履き心地の良さは折り紙付きですが、いざ購入しようとすると必ず耳にするのが「サイズ選びが難しい」という声です。
せっかく高機能な一足を手に入れても、サイズが合わずに足が痛くなってしまっては台無しですよね。
この記事では、メレルのシューズがなぜ「小さめ」と言われるのか、その理由を解剖しながら、定番モデルごとの最適なサイズ選びのポイントを詳しく解説します。あなたの足にシンデレラフィットする一足を見つけるためのガイドとして、ぜひ活用してください。
なぜメレルのサイズ感は「小さめ」だと噂されるのか
結論からお伝えすると、メレルの多くのモデルは日本の一般的なスニーカーに比べて「タイト(細身)」に作られています。そのため、普段履いているサイズをそのまま選ぶと「きつい」「小さい」と感じてしまうケースが多いのです。
これには、メレルというブランドのルーツと設計思想が深く関係しています。
1. 職人のこだわりが生んだ「高いホールド感」
メレルはもともと、カスタムメイドの登山靴職人が立ち上げたブランドです。足との一体感を重視し、靴の中で足が遊ばないような設計を基本としています。特に土踏まずからかかとにかけての絞り込みがしっかりしているため、足を入れた瞬間に「包み込まれるような圧」を感じます。これが、慣れていない人には「小さめ」という印象を与える最大の要因です。
2. つま先を守るための「トウキャップ」
アウトドア環境での使用を想定しているため、つま先部分が硬いラバーなどで補強されています。このため、つま先部分の生地が伸びにくく、指先に遊び(捨て寸)がないとダイレクトに圧迫感を感じてしまいます。
3. 厚手の靴下を履く前提の設計
ハイキングやトレッキング向けのモデルは、クッション性の高い厚手のソックスを履くことを想定して作られています。薄いビジネスソックスや夏用の靴下でジャストサイズを選んでしまうと、いざ山歩き用の靴下を履いた時に全く足が入らないという事態に陥ります。
人気モデル別!失敗しないサイズ選びの目安
メレルにはいくつかの代表的なシリーズがありますが、モデルによってラスト(木型)が異なります。それぞれの特徴に合わせたサイズ選びのコツを見ていきましょう。
王道のスリッポン ジャングルモック
メレルの代名詞ともいえるジャングルモック。紐がないスリッポンタイプなので、サイズ選びが最もシビアなモデルです。
- 推奨サイズ:普段より0.5cmアップ
- 特徴: 甲の部分にサイドゴア(ゴム)がありますが、全体的にホールド力が強めです。履き始めは少し窮屈に感じるくらいが、後に馴染んできた時にちょうど良くなります。ただし、極端に甲が高い方は1.0cmアップを検討しても良いでしょう。
さらにスタイリッシュに進化したジャングルモック 2.0は、初代よりもシルエットが細身になっています。かかとの形もスマートになっているため、よりフィット感を求める方は普段通り、ゆとりが欲しい方は0.5cmアップが安定です。
ハイキングの定番 モアブ 3 シリーズ
世界中で愛されているハイキングシューズモアブ 3 ゴアテックス。山歩きからキャンプまで幅広く活躍する一足です。
- 推奨サイズ:普段より0.5cm〜1.0cmアップ
- 特徴: 長距離を歩くと足は必ず浮腫(むく)みます。また、下り坂でつま先が当たらないように、指先に1cm程度の余裕を持たせるのが登山の基本です。普段26.0cmを履いているなら、26.5cmか27.0cmを選ぶのが正解です。
もし「自分はかなりの幅広足だ」と自覚があるなら、無理にサイズを上げるのではなくモアブ 3 ワイドという幅広設定のモデルを選ぶのが賢い選択です。
根強い人気の カメレオン 8 ストーム
ゴアテックスを搭載し、フェスや雨の日の街履きとしても人気のカメレオンシリーズ。
- 推奨サイズ:普段より0.5cmアップ
- 特徴: 剛性が高く、カッチリとした履き心地です。生地の伸びがほとんど期待できないため、最初から余裕を持ったサイズ選びが必須です。
日本人の足(幅広・甲高)とメレルの相性
日本人の足型は「幅広・甲高」が多いと言われますが、欧米ブランドであるメレルは基本的に「2E」程度の標準的なワイズで作られています。
最近のニューバランスやアシックスなどで「4E(スーパーワイド)」を愛用している方にとっては、メレルの通常モデルはかなり細く感じられるはずです。その場合は、以下の2つの対策を検討してください。
- ワイドワイズモデルを指名買いするメレルは日本市場のニーズに応え、主要モデルで「ワイドモデル」を展開しています。これを選ぶだけで、サイズを極端に上げることなく快適な横幅を確保できます。
- インソールで調整するどうしてもデザインが気に入ったモデルにワイド設定がない場合、1.0cm大きめを購入し、高機能なインソールに入れ替えることでフィット感を調整するテクニックもあります。
購入前にチェック!後悔しないための3つのポイント
ネット通販で注文する前に、これだけは確認しておきたいポイントをまとめました。
- 靴下の厚みを合わせるその靴を履く時に、どんな靴下を合わせる予定ですか?登山で使うなら厚手のウールソックス、街履きなら普通のスニーカーソックス。必ず「実際に使う時の靴下」を基準に考えてください。
- 「捨て寸」は確保されているか靴を履いてかかとに合わせた時、つま先に1cm〜1.5cm程度の隙間があるのが理想です。指先が動かせない状態は、サイズが小さすぎます。
- 夕方の足のサイズを知る人間の足は午後になると重力の影響で血流が溜まり、わずかに大きくなります。もし店舗で試着するなら、夕方以降に行くのが最も失敗が少ないと言われています。
万が一「サイズが合わなかった」時のリカバリー術
もし届いたメレルが「微妙にきつい」「少し大きい」と感じた場合、諦めるのはまだ早いです。
- きつい場合:靴紐をすべて緩めてから、足を入れて締め直してみてください。それだけで圧迫感が改善されることがあります。また、ジャングルモックのような天然皮革(スエード)モデルなら、数日間室内で履き慣らすことで、革が足の形に伸びて馴染むことも多いです。
- 大きい場合:厚手のインソールを追加するか、靴下の2枚履き(または厚手への変更)で対応可能です。かかとがパカパカ浮いてしまう場合は、靴擦れの原因になるので、迷わずサイズ交換を検討しましょう。
まとめ:メレルのサイズ感は小さめ?失敗しない選び方とモデル別サイズ選びのコツを徹底解説!
メレルのシューズは、その独特のフィット感と設計から、多くのユーザーにとって「普段より0.5cm〜1.0cm大きめ」がジャストサイズになるブランドです。
特にジャングルモックやモアブといった人気モデルを検討しているなら、まずはハーフサイズアップを基準に、自分の足幅や使うシーン(靴下の厚み)を考慮して選んでみてください。
「小さめ」という特徴を正しく理解してサイズを選べば、メレル特有の「どこまでも歩きたくなるような快適な履き心地」があなたのものになります。山道でも雨の日の街角でも、あなたの足をしっかりと守り支えてくれる最高のパートナーを見つけてくださいね。
自分にぴったりのサイズを手に入れて、アクティブな毎日をスタートさせましょう!


