「ハイキングを始めたいけれど、ゴツすぎる登山靴はちょっと苦手」「キャンプやフェスでも履けて、雨の日も安心な靴が欲しい」
そんなワガママな願いを叶えてくれる一足として、今熱い注目を集めているのがメレルの「クレイプール(CLAYPOOL)」シリーズです。メレルといえば、世界累計2,800万足以上を売り上げた金字塔「モアブ」が有名ですが、実はこのメレル クレイプールこそ、現代のアウトドアスタイルに最もフィットする隠れた名作かもしれません。
今回は、クレイプールの気になる評判から、王道モデル「モアブ」との決定的な違い、失敗しないサイズ選びまで、実際に山を歩く人の視点で徹底的に解説します。
メレル クレイプールが選ばれる理由と基本的な特徴
メレルは1981年の創業以来、職人のこだわりと革新的なテクノロジーを融合させてきたブランドです。そのラインナップの中でメレル クレイプールは、伝統的なトレッキングシューズの堅牢さと、最新のスニーカーが持つ軽快さを絶妙にミックスした立ち位置にあります。
圧倒的な防水透湿性「GORE-TEX」の恩恵
アウトドアシューズ選びで絶対に譲れないのが防水性能です。クレイプールには、信頼の「GORE-TEX(ゴアテックス)」メンブレンが搭載されています。
雨の日の登山道やぬかるんだキャンプ場でも、外からの水の侵入を完全にシャットアウト。それでいて、靴内部の蒸れは効率よく外に逃がしてくれるため、長時間歩いても足元は常にドライで快適です。一度この快適さを知ってしまうと、防水のないシューズには戻れなくなるほど、その差は歴然としています。
膝に優しい独自の衝撃吸収システム
登山や長距離のウォーキングで最も負担がかかるのが「踵(かかと)」です。クレイプールのソール部には、メレル独自の「エアクッション」が内蔵されています。
これは着地時にカップ状に足を包み込み、衝撃を吸収すると同時に、踵を中央に安定させる役割を果たします。これにより、硬いアスファルトの上でも、不整地な山道でも、膝への負担を最小限に抑えながら歩き続けることができるのです。
環境に配慮したサステナブルな設計
最近のモデルである「クレイプール 2 スポーツ GTX」などは、環境への配慮も忘れていません。靴紐やライニング(裏地)、さらにはインソールのカバーに至るまで、100%リサイクル素材が採用されています。自然を楽しむための道具だからこそ、その自然を守る姿勢で作られているという点は、選ぶ側の満足度を高めてくれるポイントです。
評判から紐解くクレイプールの実力
実際にメレル クレイプールを履いているユーザーの声を聞くと、この靴の「本当の姿」が見えてきます。良い評判だけでなく、気になるネガティブな意見もしっかり確認しておきましょう。
履いた瞬間から足に馴染む快適さ
多くのユーザーが口を揃えるのが「履き心地の柔らかさ」です。一般的な登山靴は、最初は革が硬く、足に馴染むまで「慣らし履き」が必要なことが多いのですが、クレイプールはまるで履き慣れたスニーカーのように、初日から足を優しく包み込んでくれます。
「靴擦れをしやすい体質だけど、これは大丈夫だった」という声も多く、初めてのアウトドアシューズとして選ぶ人にとっても安心材料となります。
スタイリッシュで「街履き」しやすいデザイン
「登山靴=茶色くてゴツい」というイメージを覆す、アスレチックでスポーティなルックスも高く評価されています。シュッとしたシルエットは、スリムなパンツやジョガーパンツとの相性が抜群です。
朝は街中で買い物をして、そのまま午後は郊外の低山へ、といったシームレスな使い方ができるのはクレイプールならではの強み。一足で何役もこなしてくれるため、玄関に置く靴を減らしたいミニマリストの方にも支持されています。
グリップ力についてのシビアな評価
一方で、ソールに関する冷静な意見も見受けられます。クレイプールに採用されているのは、メレル独自の「M-Select GRIP」やスティッキーラバーです。
土の路面や乾いた岩場では十分なグリップ力を発揮しますが、雨に濡れた急な岩場や、苔の生えた滑りやすい場所では、上位モデルに採用されている「Vibram(ビブラム)ソール」に比べると、一歩劣るという指摘もあります。
本格的な北アルプスのような岩稜帯に挑戦するなら、より高機能なモデルが適していますが、日帰りの低山や整備されたハイキングコースであれば、クレイプールのスペックで事足りるケースが大半です。
メレル クレイプールとモアブ(MOAB)を徹底比較
メレルのシューズを買おうと思ったら、必ず目に入るのがメレル モアブです。どちらも素晴らしい靴ですが、性格ははっきりと分かれています。
軽快さか、安定感か
最大の違いは「重さ」と「サポート力」です。
- クレイプール:軽量で柔軟性が高く、スニーカーに近い感覚。足首の自由度が高いため、軽快にテンポよく歩きたい人に向いています。
- モアブ:クレイプールよりもやや重厚。ソールが厚く硬めに設計されているため、足元の不安定な場所でも安定感が抜群です。
ソールの違いがもたらす安心感
モアブシリーズの多くは、世界的なソールメーカーであるVibram社のソールを採用しています。対するクレイプールは自社開発のソールがメインです。
日常使いやライトなハイキングが中心なら、コストパフォーマンスに優れるクレイプール。より厳しい環境下でのグリップ力を求めるならモアブ、という選び方が正解です。
デザインの方向性
モアブは、いわゆる「ザ・トレッキングシューズ」という伝統的なデザイン。対してクレイプールは、最新のランニングシューズのような軽やかな印象を与えます。
「山でも街でも、とにかくオシャレに履きこなしたい」という方には、間違いなくメレル クレイプールをおすすめします。
失敗しないためのサイズ感と選び方のコツ
どんなに良い靴でも、サイズが合っていなければ台無しです。メレル クレイプールのサイズ感にはいくつか特徴があります。
幅広・甲高の人は要注意
クレイプールは、メレルのラインナップの中でも比較的「標準的〜やや細身」のラスト(木型)を採用しています。
もしあなたが自他ともに認める「幅広・甲高」の足をお持ちであれば、普段履いているスニーカーよりも「0.5cmアップ」を検討するのが無難です。逆に、足が細めの方はジャストサイズでフィット感を重視するのが良いでしょう。
登山用靴下との相性を考える
ハイキングで厚手の靴下を履く予定があるなら、その厚みを考慮しなければなりません。
つま先に1cm程度の余裕(捨て寸)がないと、下り坂で指先が靴の先端に当たり、爪を痛めてしまう原因になります。実店舗で試着する際は、実際に山で履く予定の靴下を持参することをおすすめします。もし通販で購入する場合は、今のスニーカーサイズよりワンサイズ(0.5cm)上げると失敗が少なくなります。
フィット感を高める「ベローズタン」
クレイプールには、シュータン(ベロ)の両サイドがアッパーと繋がっている「ベローズタン」構造が採用されています。これにより、砂利や小石が靴の中に入るのを防ぐだけでなく、足の甲を包み込むような一体感を生み出しています。
紐をしっかり締め上げることで、足と靴が一つになったような感覚を味わえるはずです。
クレイプールを最大限に活用するシチュエーション
メレル クレイプールを手に入れたら、どんな場所へ出かけるのがベストでしょうか。その万能性を活かせるシーンを紹介します。
1. 日帰りハイキング・低山登山
標高1,000m以下の整備された登山道や、家族で楽しむハイキングには最適です。軽さが武器になり、登り坂での足の引き上げが楽に感じられます。
2. オートキャンプ・フェス
テントの設営や撤収作業、広大な会場を歩き回る野外フェスでは、防水性能と歩きやすさが威力を発揮します。不意の雨でも足元が汚れる心配がなく、泥がついたとしても水洗いでサッと落とせる素材感が魅力です。
3. 雨の日の通勤・通学
「長靴を履くほどではないけれど、スニーカーだと靴下までびしょ濡れになる」という梅雨の時期やゲリラ豪雨の際、クレイプールは最強の相棒になります。見た目がスポーティなので、カジュアルな通勤スタイルにも違和感なく溶け込みます。
4. 犬の散歩やウォーキング
公園の芝生の上や、砂利道、雨上がりの散歩道など。クッション性が高いため、毎日1時間程度のウォーキングでも足が疲れにくく、健康維持のためのパートナーとしても優秀です。
メレル クレイプールの評判は?モアブとの違いやサイズ感、登山での実力を徹底解説まとめ
ここまでメレル クレイプールについて詳しく見てきましたが、いかがでしたでしょうか。
クレイプールの最大の魅力は、なんといっても「圧倒的なコストパフォーマンス」と「使い勝手の良さ」にあります。ゴアテックスという最高峰の防水透湿素材を使いながら、日常からアウトドアまでこなせるデザインにまとめ上げている点は、さすがメレルといったところです。
もしあなたが「本格的な登山靴を買うのはまだ勇気がいるけれど、安物の靴で失敗したくない」と考えているなら、クレイプールは間違いのない選択肢になります。
最後にもう一度、選ぶ際のポイントをおさらいしましょう。
- 軽さとデザイン重視ならクレイプール、安定感とグリップ重視ならモアブ。
- サイズは普段より0.5cmアップを基準に、厚手靴下とのバランスを考える。
- ゴアテックスの恩恵で、雨の日や水辺でもストレスフリー。
一度この快適な履き心地を体験すれば、次の週末がもっと待ち遠しくなるはずです。新しいメレル クレイプールと一緒に、あなただけのアウトドアライフをさらに広げてみませんか。


