「せっかくの登山なのに、雨で靴の中がぐちゃぐちゃ……」「歩いているうちに足が蒸れて不快感MAX……」そんな経験はありませんか?山歩きを快適に、そして安全に楽しむための必須アイテムといえば、やはり「ゴアテックス(GORE-TEX)」を搭載したトレッキングシューズです。
しかし、いざお店に行くと、ローカットやハイカット、さらには聞いたことのない最新テクノロジーまで並んでいて、「結局どれがいいの?」と迷ってしまうはず。
そこで今回は、最新の2026年モデルを中心に、初心者からベテランまで納得の厳選15足をご紹介します。自分にぴったりの一足を見つけるための選び方のコツや、お気に入りの靴を10年履くためのお手入れ術まで、余すことなくお届けします。
なぜトレッキングに「ゴアテックス」が必要なのか?
登山靴を選ぶ際、真っ先に耳にする「ゴアテックス」。これは、高い防水性と透湿性を両立させた魔法のような素材のことです。
濡れない、だけど蒸れにくい
山の天気は非常に変わりやすく、突然の雨やぬかるんだ道は日常茶飯事。ゴアテックスは外からの水は完全にシャットアウトしますが、靴の中の汗による「水蒸気」は外へ逃がしてくれる性質を持っています。これにより、足がふやけて靴擦れを起こすリスクを大幅に減らしてくれるのです。
2026年の最新トレンド「ePEメンブレン」
最近では、環境に配慮した「ePEメンブレン」という新しいゴアテックス素材が登場しています。従来の機能はそのままに、より薄く、軽く、そして地球に優しい素材へと進化を遂げているんです。これからの時代、機能だけでなく「環境への姿勢」で選ぶのも、スマートなハイカーの証かもしれませんね。
失敗しない!トレッキングシューズ選びの3つのポイント
デザインだけで選んでしまうと、山道で痛い目を見ることがあります。以下の3点を必ずチェックしましょう。
1. 「カットの高さ」を歩く場所で決める
- ローカット: 普段履きやキャンプ、整備された遊歩道向き。スニーカー感覚で軽快に歩けます。
- ミドルカット: 日帰り登山や一泊程度の山小屋泊に最適。足首を適度に支えつつ、歩きやすさも確保した万能タイプ。
- ハイカット: 重い荷物を背負う縦走や、ゴツゴツした岩場向き。足首をガッチリ固定し、捻挫のリスクを最小限に抑えます。
2. 「捨て寸」を意識したサイズ選び
登山靴のサイズ選びは、普段のスニーカーとは全く別物と考えてください。厚手の登山用靴下を履いた状態で、つま先に1.0cmから1.5cmほどの「遊び(捨て寸)」があるのが理想です。これがないと、下り坂でつま先が靴の先端に当たり、爪が死んでしまう原因になります。
3. 日本人の足に合う「ラスト(木型)」か
欧米ブランドの靴は幅が狭く、甲が低い傾向にあります。対して、私たち日本人は「幅広・甲高」の足が多いと言われています。キャラバンやモンベルといった国内ブランド、あるいはメレルのように日本人の足に馴染みやすいモデルを選ぶのが、快適への近道です。
2026年最新おすすめゴアテックスシューズ15選
ここからは、今まさに選ぶべき注目の15足を、ブランド別に一挙にご紹介します。
定番中の定番!安心感で選ぶなら
- メレル モアブ 3 ゴアテックス世界中で愛される大ベストセラー。履いた瞬間から足に馴染む柔らかさが魅力で、初心者が最初に買う一足として間違いありません。
- キャラバン C1_02S日本が誇る入門用シューズの決定版。幅広の設計で、日本人の足に驚くほどフィットします。
- サロモン X ULTRA 4 GORE-TEXトレランシューズの機動力と登山靴の安定感を融合。スピードハイクを楽しみたい方にぴったりです。
長距離でも疲れにくい!クッション性重視
- ホカ アナカパ 2 LOW GTX圧倒的な厚底クッションが特徴。膝への衝撃を劇的に抑えてくれるので、長距離の下り坂も怖くありません。
- オン クラウドロック 2 ウォータープルーフ「雲の上の歩き心地」を山でも。デザイン性が高く、下山後の街歩きでも違和感なく馴染みます。
- アルトラ オリンパス 6 ハイク GTXつま先が広く、指が自由に動かせる設計。外反母趾気味の方や、足のむくみが気になる方に強くおすすめしたい一足です。
本格的な登山に!信頼のタフモデル
- スポルティバ TX5 GTX岩場でのグリップ力が抜群。足首のホールド感が強く、険しいルートに挑戦したい中級者以上に支持されています。
- スカルパ モヒートハイク GTXイタリアブランドらしい美しい発色と、しっかりした剛性。歩きやすさと見た目の良さを両立しています。
- ノースフェイス ベクティブ ファストパック ミッド GORE-TEXエネルギー効率を高める独自ソールを採用。軽い力で次の一歩が出るような推進力が魅力です。
軽快さとスタイルの融合
- アディダス テレックス フリーハイカー 2.0 GORE-TEXまるでソックスのようなフィット感。最新のブーストフォーム搭載で、弾むような歩行が楽しめます。
- マムート デュカン Mid GTX足の動きに連動するスチールスプリング技術を搭載。横ブレを防ぎ、安定した足運びをサポートします。
- キーン ピレニーズクラシックなレザー外観にゴアテックスを内蔵。使い込むほどに味が出る、愛着のわく一足です。
さらなる進化を遂げた注目作
- サロモン エリプス 5 GTX女性の足型に特化した設計。軽量ながらサイドのサポートがしっかりしており、長時間の歩行でも疲れにくい。
- メレル モアブ スピード 2 GTX「モアブ」の快適さに軽さをプラス。ファストパッキングや軽いハイキングに最適な現代的モデル。
- ローバー レネゲード GTX ミッドヨーロッパで絶大な人気を誇る一足。ヌバックレザーの高級感と、長時間の歩行を支える安定したソールが自慢。
ゴアテックスの力を100%引き出す裏ワザ
実は、良い靴を買うだけでは不十分なんです。ゴアテックスの機能を最大化するための「名脇役」をご紹介します。
「メリノウール」の靴下を必ず履くこと
せっかくゴアテックスが湿気を逃がそうとしても、靴下が汗を吸ってベチャベチャのままでは意味がありません。スマートウール トレッキングソックスのようなメリノウール製の靴下は、汗を素早く吸い上げて蒸気に変えてくれるため、ゴアテックスとの相性が最強なんです。
ゲイター(スパッツ)で上部をガード
激しい雨の中では、靴の隙間から水が入り込むことがあります。これを防ぐのがイスカ ゲイターです。履き口を覆うことで、雨や泥の侵入を完全にシャットアウト。これでどんな悪路も無敵になります。
長持ちの秘訣!正しいお手入れ術
高価なゴアテックスシューズ。1シーズンでダメにしてしまうのはもったいないですよね。
1. 泥汚れは「その日のうち」に
表面に泥がついたままだと、ゴアテックスの微細な穴が詰まってしまいます。下山したら、柔らかいブラシとぬるま湯で優しく汚れを落としましょう。中性洗剤を薄めて使うのも効果的です。
2. 乾燥は必ず「日陰」で
早く乾かしたいからと直射日光に当てたり、ドライヤーを使ったりするのは絶対にNG。接着剤が剥がれたり、素材が劣化して防水機能が壊れたりします。インソールを抜き、風通しの良い日陰でじっくり乾かしましょう。
3. 撥水スプレーで「水の膜」を作らせない
靴の表面が水を弾かなくなると、そこに水の膜ができてしまい、中の湿気が逃げられなくなります。仕上げにニクワックス 撥水スプレーなどを使用して、常に水を弾く状態をキープするのが、快適さを保つコツです。
最高の相棒と、新しい景色を見に行こう
ゴアテックスのトレッキングシューズは、単なる道具ではありません。あなたの足を痛みや疲れから守り、まだ見ぬ絶景へと連れて行ってくれる「最高の相棒」です。
今回ご紹介した選び方やお手入れの方法を参考に、ぜひあなたにとっての運命の一足を見つけてください。足元が安心できれば、山の景色はもっと美しく、空気はもっと美味しく感じられるはずです。
最後に、これだけは覚えておいてください。靴選びで迷ったら、まずは店舗で試着をして、少し歩いてみること。そして、この記事で紹介したような信頼できるブランドの一足を選ぶこと。それが、素晴らしい登山体験への第一歩になります。
ゴアテックスのトレッキングシューズおすすめ15選!選び方やお手入れ術まで徹底解説を最後までお読みいただきありがとうございました。さあ、新しい靴を履いて、次の週末は山へ出かけてみませんか?


