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革靴手入れクリームの選び方とおすすめ8選!種類・色の違いや正しい使い方も徹底解説

「おしゃれは足元から」とはよく言ったものですが、お気に入りの一足を長く、美しく履き続けるために欠かせないのがメンテナンスです。しかし、いざ道具を揃えようと靴屋さんの棚を眺めてみると、あまりの種類の多さに立ち尽くしてしまった経験はありませんか?

「乳化性と油性って何が違うの?」「色は靴と全く同じじゃないとダメ?」「結局、どれを買えば失敗しないの?」

そんな疑問を抱えるあなたのために、今回は革靴手入れクリームの選び方を基礎から徹底的に紐解いていきます。この記事を読み終える頃には、自分の靴にぴったりのクリームが分かり、明日からの靴磨きがもっと楽しくなっているはずです。

革靴にクリームが必要な本当の理由

そもそも、なぜ革靴にはクリームを塗らなければならないのでしょうか。「ツヤを出して綺麗に見せるため」というのは正解ですが、実はそれ以上に大切な目的があります。それは「革の健康を守るため」です。

革靴に使われる本革は、元を辿れば動物の皮膚です。生きている間は体の中から水分や油分が供給されますが、靴になった後は外から補ってあげない限り、どんどん乾燥が進んでしまいます。

乾燥した革はどうなるか。カサカサになり、柔軟性を失い、最終的には「クラック」と呼ばれるひび割れが起きます。一度割れてしまった革は、どんなに高級なクリームを塗っても元通りにはなりません。人間がお風呂上がりに化粧水や乳液で肌を整えるのと同じように、革靴にも定期的な栄養補給が必要なのです。

革靴手入れクリームの種類と特徴を知ろう

お店で見かけるクリームは、大きく分けて4つのタイプに分類されます。それぞれの役割を知ることで、今の自分の靴に必要なものが自然と見えてきます。

1. 乳化性クリーム(まずはこれから!)

初心者からプロまで、全ユーザーにとっての必須アイテムがこの「乳化性クリーム」です。水分、油分、ロウ(ワックス)がバランスよく配合されており、これ一瓶で「栄養補給」「補色」「ツヤ出し」のすべてをこなしてくれる優れものです。

伸びが良く、革の内部まで浸透しやすいのが特徴です。まずはこのタイプを揃えるところからスタートしましょう。

定番中の定番といえば、M.モゥブレィ シュークリームジャーや、世界中で愛されているサフィール ビーズワックスファインクリームが挙げられます。

2. デリケートクリーム(革の美容液)

水分の割合が非常に高く、油分が控えめなのが「デリケートクリーム」です。ベタつきが少なく、シミになりにくいため、新品の靴の履き下ろしや、色落ちが心配なデリケートな革に最適です。

ロウ分が少ないのでキラリとした強い光沢は出ませんが、革をふっくらと柔らかく保つ力に長けています。特にM.モゥブレィ デリケートクリームは、一つ持っておくと財布や鞄などの革小物にも使えて非常に便利です。

3. 油性クリーム(上級者好みの強い輝き)

水分を一切含まず、油分とロウだけで作られているのが「油性クリーム」です。乳化性クリームよりも強い光沢と、高い防水効果が得られます。

「もっとパリッと輝かせたい」「雨の日でも履く機会が多い」という方におすすめです。最高峰の呼び声高いサフィールノワール クレム1925は、シアバター配合で浸透性も高く、多くの靴磨きファンを虜にしています。

4. ワックス・ポリッシュ(仕上げのスパイス)

栄養補給ではなく、純粋に「光らせるため」の道具です。爪先や踵(かかと)を鏡のようにキラリと光らせる「鏡面磨き(ハイシャイン)」に使います。

革の表面にある凸凹をロウの層で埋めて平らにすることで、光を反射させます。見た目が華やかになるだけでなく、衝撃から爪先を保護する役割もあります。まずはサフィール ビーズワックスポリッシュなどで練習してみるのがいいでしょう。

迷いがちな「クリームの色」の選び方

「自分の靴に合う色がどれか分からない」というのは、最も多い悩みの一つです。色選びには、失敗しないための鉄則があります。

一つ目の選択肢は「無色(ニュートラル)」を選ぶことです。

無色のクリームはどんな色の革靴にも使えます。糸(ステッチ)の色を変えてしまう心配もありませんし、複数の色の靴を持っていても一瓶で済むため経済的です。まずは無色から揃え、保湿をメインに考えるのが賢い選択です。

二つ目の選択肢は「靴より一段階明るい(薄い)色」を選ぶことです。

もし擦り傷を隠したい、全体的に色褪せてきたと感じるなら、色付きのクリームを選びます。このとき、靴の色よりも濃い色を選んでしまうと、取り返しのつかないシミやムラになるリスクがあります。ほんの少し明るい色を選べば、自然に馴染んで深みが増していきます。

ただし、黒い靴に関しては例外です。迷わずブラックのクリームを選んでください。黒をより深い黒に保つことで、足元がグッと引き締まります。

プロも実践する正しい使い方のステップ

良いクリームを手に入れたら、次は塗り方です。実は「ただ塗るだけ」では十分な効果は得られません。以下の5つのステップを意識してみてください。

  1. ホコリを落とす(馬毛ブラシ)まずは馬毛ブラシで全体のホコリを払い落とします。ホコリが残ったままクリームを塗ると、汚れを革の中に閉じ込めてしまい、蓄積すると革を傷める原因になります。
  2. 古い汚れをリセットする(クリーナー)ステインリムーバーなどのクリーナーを布に取り、古いクリームや汚れを優しく拭き取ります。これは女性のクレンジングと同じ。古いメイクを落とさないと、新しい美容液は浸透しません。
  3. クリームを塗る(適量が大事!)ここでクリームの登場です。量は片足につき「米粒2〜3粒分」で十分です。塗りすぎると革が呼吸できなくなり、ベタつきの原因になります。ペネトレイトブラシという小さなブラシを使うと、手を汚さず、細かい隙間まで均一に広げることができます。
  4. ブラッシングで浸透させる(豚毛ブラシ)ここが最も重要な工程です。コシの強い豚毛ブラシを使い、シャカシャカと勢いよくブラッシングします。摩擦熱でクリームを溶かし、革の繊維の奥まで押し込むイメージです。この工程で、鈍かった革の表面にツヤが宿り始めます。
  5. 乾拭きで仕上げる最後に、きれいな布(使い古したTシャツの切れ端でOK)で表面を磨き上げます。余分なクリームを取り除くことで、ズボンの裾が汚れるのを防ぎ、透明感のある輝きが完成します。

革靴手入れクリーム選びで後悔しないためのおすすめ8選

ここまでの知識を踏まえ、今買うべき間違いないアイテムを整理しました。

M.モゥブレィ シュークリームジャー(万能な乳化性)

サフィール ビーズワックスファインクリーム(ツヤと補色のバランスが最高)

サフィールノワール クレム1925(リッチな仕上がりを求めるならこれ)

コロンブス ブートブラック シュークリーム(日本人の好みに合う繊細な光沢)

M.モゥブレィ デリケートクリーム(乾燥が激しい靴や小物に)

コロニル 1909 シュプリームクリームデラックス(シダーウッドオイルの香りが心地よい高級クリーム)

サフィール ビーズワックスポリッシュ(鏡面磨きの定番)

コロンブス ブリロ(ベタつかず、さらっと仕上げたい時に)

メンテナンスの頻度はどれくらい?

「毎日塗ったほうがいいの?」と聞かれることがありますが、答えはNOです。

基本的には「月に1回」、または「履いた回数が5〜10回に1回」程度が目安です。あまりに頻繁に塗りすぎると、革が柔らかくなりすぎて型崩れを起こしたり、表面に膜が張りすぎてひび割れを誘発したりすることもあります。

「最近、少しツヤがなくなってきたかな?」「表面がカサついている気がする」という自分の感覚を大切にしてみてください。雨に降られてしまった後は、水分と一緒に油分も抜けてしまうので、しっかり乾かした後に必ずケアをしてあげましょう。

まとめ:革靴手入れクリームの選び方とおすすめ8選!種類・色の違いや正しい使い方も徹底解説

革靴のお手入れは、決して難しい「作業」ではありません。お気に入りのクリームを選び、無心でブラッシングをしている時間は、忙しい日常の中のちょっとした贅沢なひとときにもなります。

最初は乳化性クリームの無色を一瓶。そこから始めてみてください。自分の手で磨き上げ、命を吹き込んだ靴を履いて外に出る時の気分は、新しい靴を履く時以上に格別なはずです。

正しい知識で選んだクリームは、あなたの足元を支える相棒を、5年、10年と寄り添える宝物へと変えてくれます。さあ、あなたも今日から「靴を育てる」楽しさを体感してみませんか?

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