「おしゃれは足元から」なんてよく言いますが、その代名詞ともいえるのがドクターマーチンですよね。あの黄色いステッチと独特のソール、一度は憧れたことがあるのではないでしょうか。
でも、いざ買おうと思うと「種類が多すぎて選べない」「履き口が痛そう」「サイズ選びが難しそう」と、一歩踏み出せない方も多いはず。
今回は、そんな不安をすべて解消するために、ドクターマーチンの定番モデルの選び方から、知る人ぞ知る「痛くない慣らし方」まで、徹底的に解説していきます。
そもそもドクターマーチンが愛され続ける理由とは?
ドクターマーチンの歴史は、実は一人の医師がリハビリ用に開発した「エアクッションソール」から始まりました。それまでの革靴は「重くて硬い」のが当たり前でしたが、マーチンは空気の層をソールに閉じ込めることで、抜群のクッション性を実現したんです。
その後、イギリスの労働者階級やパンクロックといったカルチャーと結びつき、今ではファッションのアイコンとして老若男女に愛されています。
何よりの魅力は、その耐久性です。しっかり手入れをすれば10年、20年と履き続けることができ、履き込むほどに自分の足の形に馴染んでいく過程は、まさに「相棒」を育てる感覚。
まずは、絶対に失敗しないための定番ラインナップから見ていきましょう。
初めての一足に!ドクターマーチンのおすすめ10選
ドクターマーチンには数え切れないほどのモデルがありますが、ここでは「これを選べば間違いない」という10足を厳選しました。
1. 永遠の定番「1460 8ホールブーツ」
ブランドの原点にして頂点。アンクル丈の1460 8ホールブーツは、スキニーパンツをインしても、太めのパンツをロールアップしても決まります。まずはここから始めるのが王道です。
2. 汎用性抜群の「1461 3ホールシューズ」
「ブーツはちょっとハードすぎるかな」という方には、短靴タイプの1461 3ホールシューズがおすすめ。私服はもちろん、最近ではオフィスカジュアルに取り入れる人も増えています。一年中履けるのが最大の強み。
3. 脱ぎ履きが楽な「2976 チェルシーブーツ」
いわゆるサイドゴアブーツです。2976 チェルシーブーツは紐がないため、玄関先でバタバタしたくない人にぴったり。シルエットが非常にスッキリしているので、綺麗めなスラックスとも相性抜群です。
4. 圧倒的な存在感「JADON 厚底8ホール」
ここ数年、特に女性から絶大な支持を得ているのがJADON 8ホールブーツ。厚底ソールでスタイルアップ効果があり、サイドジップがついているので脱ぎ履きも驚くほどスムーズです。
5. クラシックな装いに「ADRIAN タッセルローファー」
トラッドな雰囲気を楽しみたいならADRIAN タッセルローファー。甲の部分についたタッセルがアクセントになり、モードな服装にも古着スタイルにもマッチします。
6. ガーリーに決まる「POLLEY Tバーシューズ」
丸みを帯びたシルエットと一本のストラップが特徴のPOLLEY Tバーシューズ。靴下とのコーディネートが楽しくなる一足で、女性らしい可愛らしさを演出したい時に最適です。
7. 柔らかい革で馴染みやすい「1460 8ホール ナッパレザー」
「定番の1460が欲しいけど、硬いのは嫌だ」というワガママに応えてくれるのが、柔らかいシボ革を使用した1460 ナッパレザー。最初から足馴染みが良く、靴擦れのリスクを大幅に減らせます。
8. ステッチまで真っ黒な「1461 モノ」
黄色いステッチがマーチンの特徴ですが、あえてステッチもソールも黒で統一したのが1461 モノ。非常にミニマルなデザインで、フォーマルな場面でも違和感なく履きこなせます。
9. 3層の厚底で個性を出す「BETHAN メリージェーン」
Tバーシューズの厚底版ともいえるのがBETHAN。足元にボリュームを出したいけれど、可愛らしさも忘れたくないという欲張りな願いを叶えてくれます。
10. 現代的な軽さを追求した「1460 DM’S LITE」
見た目はそのままに、驚くほど軽量化されたのが1460 ライト。マーチンの重さがネックで敬遠していた人でも、スニーカー感覚で軽快に歩くことができます。
失敗しないサイズ選びのコツ
ドクターマーチンには、一般的なスニーカーのような「26.5cm」といったハーフサイズがありません。基本的には1cm刻み(UKサイズ)の展開です。
ここが一番の悩みどころなのですが、実はマーチンのサイズ感は「やや大きめ」に作られています。
・普段26.5cmを履いている人 → UK7(26.0cm)を検討
・普段27.0cmを履いている人 → UK8(27.0cm)を検討
迷った時は、少し大きめを選んでドクターマーチン 純正インソールを入れるのが賢い選択です。マーチンのインソールはクッション性が高く、入れるだけで履き心地が激変しますし、微妙なサイズ調整も可能です。
「痛い」は防げる!正しい慣らし方のステップ
ドクターマーチンの代名詞(?)とも言えるのが、買った直後の「足の痛み」。でも、ポイントさえ押さえれば、泣きながら歩く必要はありません。
手で揉みほぐす
履く前に、特に硬い「かかと」や「履き口」の部分を指でグイグイと揉みほぐしましょう。これだけでも革の繊維が少し緩みます。
プレケアで保湿する
新しい靴は乾燥していることが多いです。履き始める前にドクターマーチン ワンダーバルサムを塗り込みましょう。革が保湿されて柔軟になり、足への当たりがマイルドになります。
短時間から始める
いきなり丸一日出かけるのは絶対にNGです。まずは厚手の靴下を履いて、家の中で15分歩く。次は近所のコンビニまで。そうやって少しずつ時間を延ばすことで、革が「あなたの足の形」を覚えていきます。
一生モノにするためのメンテナンス方法
ドクターマーチンのソールは、PVCという素材で作られており、一般的なウレタンソールのようにボロボロになる「加水分解」が起きにくいのが特徴です。つまり、アッパーの革さえ大事にすれば、本当に長く履けます。
日常のお手入れは、馬毛ブラシで埃を払うだけでOK。月一回程度、専用のクリーナーやクリームで栄養を補給してあげれば、革に深い艶が出て、あなただけのヴィンテージな表情に育っていきます。
まとめ:ドクターマーチンのおすすめ10選!定番の選び方から痛くない慣らし方まで徹底解説
ドクターマーチンは、単なる靴ではなく、自分の歩んできた道を刻むパートナーのような存在です。
最初は少し手間がかかるかもしれませんが、正しく選び、丁寧に慣らしてあげれば、これほど心強い味方は他にいません。定番の1460を選ぶのもよし、自分らしい厚底のJADONを選ぶのもよし。
この記事を参考に、あなたにぴったりの一足を見つけて、新しい世界へ踏み出してみてくださいね。
次は、マーチンに合わせる専用のケアキットをチェックしてみませんか?


