「革靴って、高ければ高いほど良いんじゃないの?」
「1万円以下の安い靴は、結局すぐダメになるからコスパが悪いって聞くし……」
ビジネスパーソンにとって永遠の課題とも言えるのが、革靴選びですよね。毎日履くものだからこそ、できれば安く済ませたい。けれど、安っぽく見えるのは避けたいし、足が痛くなるのも勘弁してほしい。
実は今、2026年の靴業界は驚くほどの進化を遂げています。技術の向上により、「この価格でこのクオリティ!?」と靴好きをも唸らせる革靴のコスパ最強モデルが続々と登場しているんです。
今回は、100足以上の靴を履き潰してきた筆者が、予算別・目的別に「本当に買って損をしない革靴」を厳選してご紹介します。この記事を読み終える頃には、あなたにとっての最適解が見つかっているはずですよ。
そもそも「革靴のコスパ」とは何か?3つの基準で考えよう
「コスパが良い」という言葉、実は人によって定義が違います。まずは、あなたがどのタイプに当てはまるかチェックしてみてください。
- 実用コスパ(1万円前後)とにかく歩きやすく、スニーカー感覚で履けるタイプ。外回りが多い営業職や、雨の日でもガシガシ履きたい人向けです。
- 本格コスパ(3万円前後)「グッドイヤーウェルト製法」などの本格的な作りで、ソール(靴底)を交換しながら10年履けるタイプ。初期投資は少し高いですが、年単位で考えると実は一番安上がりになります。
- 嗜好コスパ(5万円前後)本来なら10万円以上する高級ブランドが使うような「超一流の革」を使っているタイプ。広告費を削ったネット直販ブランドなどが代表的で、所有欲を最大限に満たしてくれます。
これらを踏まえた上で、具体的なおすすめブランドを見ていきましょう。
【1万円以下】実用性重視!スニーカー感覚の最強コスパ靴
「とにかく安くて、とにかく疲れない靴が欲しい」という方に、これ以上の選択肢はありません。
テクシーリュクス(texcy luxe)
「走れる本革靴」として有名なのが、アシックス商事が展開するtexcy luxeです。
見た目はしっかりした革靴なのに、履き心地は完全にスポーツシューズ。初めて足を入れた瞬間、「え、こんなに軽いの?」と驚くこと間違いなしです。
特にtexcy luxe TU-7010のようなストレートチップは、就活生からベテランまで幅広く愛されています。
ステファノロッシ(Stefanorossi)
ABCマートが展開するStefanorossiは、デザイン性が非常に高いのが特徴です。イタリアンテイストのシュッとしたフォルムが多く、1万円を切る価格ながらも、足元をスタイリッシュに演出してくれます。
【2万円〜3万円】迷ったらこれ!信頼の国産ブランド
この価格帯が、最も「失敗しない」ゾーンです。日本の職人技が光る、日本人のための靴が揃っています。
リーガル(REGAL)
日本の革靴界の王者、REGAL。全国どこでも修理が受けられるアフターサービスの充実度は、他の追随を許しません。
特におすすめなのが、リーガルの弟分ブランドであるKENFORDです。リーガルの品質を受け継ぎながらも、製法を工夫することで1万円台という驚異の価格を実現しています。
スコッチグレイン(SCOTCH GRAIN)
「本物の革靴を履いてほしい」という信念を持つ東京・墨田区のブランド、SCOTCH GRAIN。
彼らの靴は、ほとんどがグッドイヤーウェルト製法で作られています。フランスのアノネイ社などの超高級レザーを使用しており、磨けば磨くほど深みのある光沢が出てきます。3万円台でこの革質は、世界的に見ても異常なほどのコスパと言えるでしょう。
【3万円〜5万円】10万円クラスの品質を裏技的に手に入れる
ここからは、靴マニアも一目置く「知る人ぞ知る」コスパブランドの世界です。
ジャランスリワヤ(JALAN SRIWIJAYA)
インドネシア発のJALAN SRIWIJAYAは、コスパ革靴を語る上で絶対に外せません。
本来なら高級靴にしか採用されない「ハンドソーンウェルテッド製法(手縫い)」を採用しています。これにより、履き始めから返りが良く、足に馴染むスピードが圧倒的に早いのが特徴です。
レイマー(RAYMAR)
SNSで爆発的な人気を誇るのが、静岡県のブランドRAYMARです。
店舗を持たず、ネット販売と試着会のみに絞ることで、中間マージンを徹底排除。通常、デパートで8万円から10万円で売られているような高級タンナーの革を使った靴が、なんと3万円台で手に入ります。販売開始とともに数分で完売することもあるほど、注目度はピカイチです。
コスパを最大化するための「賢い選び方」3つのポイント
どんなに良い靴を買っても、選び方を間違えるとコスパは悪くなります。以下の3点は必ず意識してください。
1. デザインは「内羽根ストレートチップ」が最強
冠婚葬祭から重要な会議まで、一足で全てをこなせるのが「内羽根ストレートチップ」というデザインです。汎用性が高いため、結果的に一足あたりの稼働率が上がり、コスパが向上します。
2. サイズ選びは「ややタイト」が正解
本革は履いているうちに必ず伸びます。最初にジャストサイズすぎると、半年後にはガバガバになってしまうことも。少しだけきついと感じるくらいを選び、自分の足の形に育てていくのが、長く履くコツです。
3. 「2足以上」をローテーションさせる
同じ靴を毎日履き続けると、足の汗が乾燥しきらずに革が傷み、寿命が半分以下になります。2足、できれば3足を回すことで、トータルの寿命は3倍以上に伸びます。これこそが真のコスパです。
2026年、進化するハイテク素材も見逃せない
最近では、伝統的な革靴の見た目を変えずに、最新技術を取り入れたモデルも増えています。
例えばGORE-TEXを搭載した革靴。雨の日の浸水を防ぐだけでなく、靴の中の蒸れを外に逃がしてくれるため、夏場でも快適に過ごせます。
「晴れの日は本格靴、雨の日は防水機能靴」と使い分けるのが、現代の賢いビジネスパーソンのスタンダードになりつつあります。
メンテナンスがコスパを左右する
「手入れが面倒」と感じるかもしれませんが、実は月に一度、M.MOWBRAYのクリームで磨くだけで、靴の寿命は劇的に変わります。
特に、良い革を使った靴は、手入れをすればするほど応えてくれます。5年後、10年後、新品の時よりも格好良くなった自分の靴を見れば、「あの時買ってよかった」と確信するはずです。
Collonilのシューキーパーを帰宅後に入れるだけでも、型崩れを防ぎ、シワから革が裂けるのを防ぐことができます。これも立派な投資ですね。
まとめ:あなたにとっての革靴のコスパ最強を選ぼう
いかがでしたでしょうか。
「安かろう悪かろう」の時代は終わり、今は自分のスタイルに合わせて、賢く高品質な一足を選べる時代です。
- 気軽にガシガシ履きたいなら、テクシーリュクス。
- 王道の安心感と修理のしやすさを選ぶなら、リーガルやスコッチグレイン。
- 圧倒的な革の質と製法を追求するなら、ジャランスリワヤやレイマー。
どの道を選んでも、この記事で紹介したブランドなら間違いはありません。
足元が整うと、背筋が伸び、不思議と仕事への自信も湧いてくるものです。ぜひ、最高の相棒となる一足を見つけて、日々のパフォーマンスを底上げしてください。
自分にぴったりの革靴のコスパ最強モデルを手に入れて、2026年のビジネスシーンを軽やかに駆け抜けましょう!
次は、選んだ靴をより長持ちさせるための具体的なお手入れグッズや、おすすめのシューケアセットについて詳しくお伝えしましょうか?


