「革靴が必要だけど、正直そこまで予算はかけられない……」
「でも、安物だとバレて恥ずかしい思いをするのは嫌だ」
そんな悩み、ビジネスマンなら一度は感じたことがありますよね。特に最近は物価高。消耗品である仕事靴に数万円を投じるのは勇気がいります。
実は、今の革靴市場は技術革新がすごいです。1万円前後でも、パッと見では数万円の高級靴と遜色ない「高見え」するモデルが続々と登場しています。
今回は、安くてコスパ最強な革靴の選び方から、絶対に失敗しないおすすめブランド15選まで、忖度なしで徹底解説します。
革靴でおすすめの安いモデルを見つけるための3つの鉄則
まず最初に、安い革靴選びで「これだけは外せない」というポイントを押さえておきましょう。ここを間違えると、買った瞬間に後悔する「安物買いの銭失い」になってしまいます。
1. 「内羽根ストレートチップ」を選べば間違いない
デザインに迷ったら、迷わず「内羽根ストレートチップ」を選んでください。つま先に一本のラインが入ったこの形は、冠婚葬祭から重要な会議まで、あらゆるシーンで失礼にならない最もフォーマルな形です。
安い靴ほど、余計な装飾(メダリオンや派手なステッチ)があるとチープさが目立ちます。シンプルなものほど、素材の良し悪しが誤魔化しやすく、高見えするんです。
2. 「合皮」か「本革」かは用途で使い分ける
最近の合成皮革(合皮)は進化していますが、やはり長く履くなら本革がおすすめです。
- 本革: 履くほどに足に馴染み、蒸れにくい。1万円台でも本革を選べば、手入れ次第で3年以上持ちます。
- 合皮: 雨に強く、手入れが楽。ただし、蒸れやすく、2年ほどで表面がボロボロ(加水分解)になるリスクがあります。
営業で歩き回るなら本革、雨の日専用や「とにかく今すぐ安く済ませたい」なら合皮、と割り切りましょう。
3. 実は「スニーカーブランド」の革靴が最強
「革靴は靴メーカーのもの」という常識はもう古いです。今はアシックスなどのスポーツメーカーが、スニーカーのクッション技術を詰め込んだ革靴を出しています。これが「安い・歩きやすい・疲れない」の三拍子揃った最強のコスパ靴なんです。
1万円以下で手に入る!コスパ神ブランド5選
まずはアンダー1万円。この価格帯は「実用性」重視の戦場です。
テクシーリュクス(texcy luxe)
「走れる革靴」の代名詞といえば、アシックス商事が展開するtexcy luxeです。1万円を切る価格ながら、中身はほぼスポーツシューズ。
本革を使用しているため安っぽさがなく、驚くほど軽いです。初めて履いた人は「え、これスニーカー?」と衝撃を受けるはず。毎日の外回りが激しい営業職の方には、これ以上の選択肢はありません。
AAA+(サンエープラス)
とにかく安さを追求するならAAA+です。3,000円〜5,000円台という驚異的な価格設定。
素材は合皮がメインですが、シルエットが非常に現代的でスマートです。急な葬儀や、就活で短期間だけ使いたい学生さん、あるいは「靴は使い捨て」と割り切っている方から絶大な支持を得ています。
ホーキンス(Hawkins)
ABCマートで手軽に買えるHawkinsも定番ですね。特におすすめなのが「トラベラー」シリーズ。
防水機能に優れたモデルが多く、雨の日の通勤に最適です。滑りにくいソールを採用しているため、駅の階段や濡れた路面でも安心して歩けます。
フォックス・センス(FOX SENSE)
オンライン通販で爆発的に売れているのがFOX SENSE。イタリアンデザインを意識したロングノーズな形が特徴です。
「安くておしゃれに見える靴」を探している層に刺さるデザインで、1万円以下とは思えない華やかさがあります。
ケンフォード(KENFORD) ※セール時・型落ち
厳密には1万円を少し超えることが多いですが、日本の老舗「リーガル」の弟分であるKENFORDは見逃せません。
リーガルの品質を維持しつつ、製法を簡略化することでコストを抑えています。型落ちモデルやセール時なら1万円以下で拾えることも。格上の風格が漂う1足です。
1万円〜2万円台で狙う!「一生モノ」の入り口ブランド
少し予算を足して1万円台後半を狙うと、一気に「本格派」の香りがしてきます。
リーガル(REGAL)のベーシックライン
やはり安心感があるのはREGAL。2万円前後のエントリーモデルは、非常に堅牢な作りです。
「リーガルを履いている」というだけで、ビジネスの現場では一定の信頼が得られます。ソールを張り替えて長く履けるモデルもあり、中長期的なコスパは非常に高いです。
グリーンレーベル リラクシング
ユナイテッドアローズの派生ブランド、green label relaxingのオリジナルシューズは、トレンド感とコスパのバランスが絶妙です。
セレクトショップならではの洗練されたシルエットで、細身のスラックスとの相性が抜群。仕事終わりのデートや会食でも自信を持って履いていけます。
ハルタ(HARUTA)
学生靴のイメージが強いHARUTAですが、実は大人向けのビジネスシューズやローファーも超優秀。
日本製にこだわり、日本人の足型を研究し尽くしているため、フィット感が違います。特にローファーの完成度は、この価格帯では頭一つ抜けています。
ムーンスター(MOONSTAR)
福岡県久留米市の老舗MOONSTAR。自社工場での一貫生産によるクオリティは折り紙付きです。
「バランスワークス」シリーズは、足のストレスを軽減する独自の機能を搭載。長時間労働を支える、地味ながらも頼れる相棒になってくれます。
ジョセフ チーニー ※中古・新古品狙い
あえてここで挙げたいのが、JOSEPH CHEANEY。新品は5万円以上しますが、2026年現在はリセール市場が活発です。
「安い」の定義を少し広げて、中古の極美品を1万円台で狙う。本物の英国靴の履き心地を知ると、世界が変わります。
2026年に選ぶべき「高見え」の隠れた名作5選
ここからは、知る人ぞ知る、あるいは最新技術を投入した注目株です。
マドラス モデロ(madras MODELLO)
イタリアの感性と日本の技術が融合したmadras MODELLO。
仕上げの美しさに定評があり、靴表面のムラ感(パティーヌ風)が高級感を演出します。パーティーシーンなど、少し華やかさが欲しいときに最適です。
スコッチグレイン(SCOTCH GRAIN)のアウトレットモデル
東京・墨田区の職人魂が詰まったSCOTCH GRAIN。
通常ラインは3万円台ですが、アウトレット店やセールで購入できるモデルは2万円を切ることも。グッドイヤーウェルト製法という「長く履くための最高峰の作り」がこの価格で手に入るのは奇跡に近いです。
ミズノ(MIZUNO) エクスライト
スポーツブランドのミズノが放つMIZUNOのエクスライトシリーズ。
とにかく軽い。そして、ソールの耐久性が高い。スニーカーの技術をこれでもかと詰め込みつつ、見た目はしっかりとした本革ビジネスシューズです。
ラウディ(RAUDi)
カジュアルとビジネスの中間を攻めるならRAUDi。
独特のシワ加工や、遊び心のあるデザインが特徴。ジャケパンスタイルが許される職場なら、このブランドのこなれ感は大きな武器になります。
GU(ジーユー)のリアルレザーシューズ
「え、GU?」と侮ることなかれ。今のGUのリアルレザーシリーズは驚異的です。
数千円で本革、しかもシルエットも悪くない。予備の1足として、あるいは雨の日用として持っておいて損はありません。ただし、インソールは薄めなので、市販のクッションを入れるのがコツです。
安い革靴を「3倍」高級に見せるメンテナンス術
いくら良い靴を買っても、ボロボロでは意味がありません。逆に、安い靴でも手入れが行き届いていれば、数万円の靴より上品に見えます。
最低限必要なのは、この3つだけです。
- 馬毛ブラシで毎日払う: 帰宅後に馬毛ブラシでサッと埃を落とすだけ。これだけで革の寿命が劇的に伸びます。
- シューキーパーを入れる: 脱いだ後にシューキーパーを入れることで、安っぽさの原因となる「深いシワ」を防げます。木製なら除湿効果も。
- 同じ靴を毎日履かない: 足は1日にコップ1杯分の汗をかきます。2〜3足をローテーションさせるのが、一番の節約術です。
まとめ:革靴おすすめ安いモデルで賢く選ぶ
「革靴=高い」という時代は終わりました。
今、私たちが選ぶべきは、単に価格が低いだけの靴ではなく、自分のライフスタイルに合った「戦略的な安靴」です。
- 歩きやすさ重視なら: テクシーリュクスやミズノ。
- 見た目の風格重視なら: ケンフォードやリーガルのエントリー。
- 究極の安さなら: AAA+やGU。
自分の足に合う、納得の1足を見つけてください。足元が整えば、背筋が伸び、仕事のパフォーマンスも必ず上がります。
今回ご紹介した革靴おすすめ安いモデルの中から、あなたにとっての「最強の相棒」が見つかることを願っています。


