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高尾山4号路をスニーカーで歩くには?登山初心者向けコース攻略ガイド

「今度の週末、高尾山に行こうよ!」

そんな誘いを受けたとき、真っ先に頭に浮かぶのが「靴、どうしよう?」という悩みではないでしょうか。

本格的な登山靴を買うほどではないけれど、いつものスニーカーで大丈夫かな?特に人気の「吊り橋」がある4号路に行きたいけれど、舗装されていない道だと聞いて不安……。

結論からお伝えすると、高尾山の4号路はスニーカーで歩くことは可能です。ただし、そこには「どんなスニーカーでもいいわけではない」という重要な条件があります。

この記事では、登山初心者の皆さんが安心して吊り橋を渡り、高尾山の自然を満喫できるよう、4号路をスニーカーで攻略するための具体的なポイントを徹底解説します。


高尾山4号路ってどんな道?初心者向け基本データ

高尾山には複数の登山コースがありますが、4号路は「みやま橋」という大きな吊り橋があることで非常に人気が高いルートです。まずは、4号路がどのような場所なのか、その特徴を押さえておきましょう。

吊り橋が魅力の「森と動物のコース」

4号路のテーマは「森と動物」。1号路のような舗装された道とは一変し、樹齢を重ねた木々の中を歩く、より「山歩き」らしい雰囲気が味わえます。浄心門から分岐して山頂付近へと続く約1.5kmの道のりで、所要時間は登りで約50分ほどです。

2024年の改修で歩きやすくなった最新状況

実は4号路、2024年に大規模な改修工事が行われました。以前は少し足元が不安定だった場所にも、新しい木製の階段や手すりが設置され、初心者の方でも以前よりずっと歩きやすくなっています。とはいえ、道幅が狭い箇所や、木の根が露出した場所は依然として残っているため、油断は禁物です。

北斜面ゆえの「湿り気」に注意

ここがスニーカー派にとって最大の注目ポイントです。4号路は山の北斜面に位置しているため、日当たりがあまり良くありません。そのため、数日前に降った雨の影響が残りやすく、道がぬかるんでいることが多いのです。晴れているからといって、必ずしも地面が乾いているとは限らないのが4号路の難しさです。


4号路を歩けるスニーカー・歩けないスニーカーの境界線

「スニーカーで行ける」といっても、ファッション性を重視した靴と運動用の靴では、雲泥の差があります。4号路を安全に歩くために、お手持ちの靴をチェックしてみましょう。

OKなスニーカー:グリップ力と固定力

  • 靴底の溝が深いもの: バスケットシューズやテニスシューズ、またはランニングシューズの中でも底の凹凸がしっかりしているものは合格点です。土の道で滑らないためには、この「グリップ力」が命になります。
  • 紐でしっかり締められるもの: 足と靴が一体化していないと、斜面で靴の中で足が動いてしまい、爪を痛めたり捻挫をしたりする原因になります。
  • 履き慣れたもの: どんなに高機能な靴でも、当日おろしたてでは靴擦れのリスクが高まります。何度か近所を散歩して、足に馴染んだものを選びましょう。

NGなスニーカー:街歩き専用は危険

  • 底が平らなファッションスニーカー: キャンバススニーカーのような、靴底が平らで溝が浅いタイプは避けましょう。乾いた土の上でも驚くほど滑ります。
  • 厚底スニーカー・インヒール: 最近流行の厚底タイプは、山道では重心が不安定になり、足首をひねるリスクが非常に高いです。
  • スリッポンやサンダル: かかとが固定されない靴は、急な階段や根っこのある道には全く向きません。

もし、手持ちのスニーカーに不安があるけれど本格的な登山靴を買うのはちょっと……という方は、トレイルランニングシューズを検討してみるのも一つの手です。軽くてスニーカー感覚で履けるのに、靴底は山道仕様になっているので、高尾山にはぴったりです。


スニーカーで4号路を歩く際の「3つの鉄則」

靴の準備ができたら、次は歩き方とプランニングです。スニーカーだからこそ意識すべきポイントがあります。

1. 「雨上がり3日以内」は避けるのが無難

4号路の路面は土です。雨が降った直後はもちろん、翌日や翌々日も「北斜面」という特性上、ドロドロのぬかるみが残っていることが多々あります。お気に入りのスニーカーを泥だらけにしたくない、あるいは滑って転びたくないなら、数日間しっかり晴天が続いたタイミングを狙いましょう。

2. 「登り」で使い、「下り」は1号路へ

初心者の方に強くおすすめしたいのが、4号路は「登り」で使うというプランです。実は、スニーカーで一番滑りやすく、怪我をしやすいのは「下り」です。下りはつま先に体重がかかり、踏ん張りがききにくいため、スニーカーのグリップ力の弱さが露呈してしまいます。

登りに4号路で吊り橋を楽しみ、帰りは舗装された1号路をゆっくり歩いて降りるのが、最も安全で賢いルート設定です。

3. 足裏全体で着地する「フラットフィッティング」

山道をスニーカーで歩くときは、街中での歩き方とは少し変える必要があります。かかとから着地してつま先で蹴り出すのではなく、足裏全体で地面を「置く」ように着地するイメージです。これにより、設置面積が増えて滑りにくくなります。


4号路攻略のための持ち物と注意点

スニーカーでの山歩きをより快適にするために、バッグに入れておきたいアイテムを紹介します。

初心者におすすめのサポートアイテム

  • ウェットティッシュ: スニーカーが汚れたときや、手をついたときに役立ちます。
  • 替えの靴下: 万が一ぬかるみにハマってしまった時のための保険です。
  • 絆創膏: スニーカーだと想定外の場所が擦れることがあります。
  • 登山用サポートタイツ: スポーツタイツをズボンの下に履いておくだけで、膝の負担が劇的に軽減されます。

4号路にトイレはない!

4号路に入ってしまうと、山頂付近までトイレはありません。入り口となる「浄心門」の手前にあるトイレで必ず済ませておきましょう。また、自動販売機もないため、飲み物は事前に水筒やペットボトルを用意しておくのが鉄則です。


4号路のハイライト「みやま橋」を楽しもう

色々注意点を書きましたが、4号路は本当に素晴らしいコースです。

木々の間から差し込む木漏れ日、鳥のさえずり、そして目の前に現れる「みやま橋」。吊り橋に一歩踏み出した時のあの少しふわふわした感覚と、周囲に広がる緑の絶景は、1号路の舗装路歩きでは決して味わえません。

スニーカーの紐をギュッと結び直し、ゆっくりと一歩ずつ進めば、その先には最高の思い出が待っています。無理をせず、自分のペースで自然を感じてみてください。


高尾山4号路をスニーカーで歩くには?登山初心者向けコース攻略ガイド:まとめ

高尾山4号路をスニーカーで楽しむためのポイントを振り返ってみましょう。

  • 靴選び: 底の溝が深く、足にフィットする運動靴を選ぶ。
  • コンディション: 数日間晴天が続いた日を選び、ぬかるみを避ける。
  • ルート: 滑りやすい「下り」ではなく、安全な「登り」で4号路を利用する。
  • 歩き方: 足裏全体で着地し、木の根や浮いた石に注意する。

高尾山は、登山初心者にとって最高の入門フィールドです。しかし、どれだけ手軽と言われても相手は「山」であることに変わりありません。最低限の準備と注意を払うことで、スニーカーでの山歩きは何倍も楽しく、安全なものになります。

もし今回の登山で「もっと色んな山を歩いてみたい!」と思ったら、その時こそキャラバン 登山靴のような本格的な一足を検討してみるのもいいですね。

まずは今あるお気に入りのスニーカーを相棒に、4号路の吊り橋を目指して一歩踏み出してみませんか?素敵な高尾山タイムになりますように!

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