「最近スニーカーが高くなった気がする」「あのモデル、定価はいくらだったっけ?」
そんな疑問を抱えながら、スニーカー選びに迷っていませんか?スニーカーの世界は今、単なる靴の枠を超えて、まるで株やアートのような動きを見せています。定価で買えるものから、中古市場で数十万円に跳ね上がる限定モデルまで、その相場を把握するのは至難の業ですよね。
そこで今回は、スニーカーの相場を徹底的に紐解きます。ブランド別の価格帯や、中古市場での価値の決まり方、そして賢く手に入れるためのポイントまで、2026年現在の最新事情をたっぷりお届けします。この記事を読み終える頃には、あなたも自分にぴったりの一足を「納得の価格」で見つけられるようになっているはずです。
ブランド別で見る!スニーカーの標準的な相場感
まずは、私たちが日常的に目にする主要ブランドの相場を見ていきましょう。ブランドによって、手に取りやすいエントリーモデルから、職人技が光るハイエンドモデルまで価格帯は大きく異なります。
ナイキ(Nike)の価格帯
世界シェアNo.1のナイキは、価格の幅も非常に広いです。
定番のNike Air Force 1などは、16,000円前後から手に入ります。シンプルで飽きのこないデザインは、コスパ重視の方にも最適ですね。
一方で、バスケットボールシューズの王道Nike Air Jordan 1シリーズは、定価でも2万円を超え、人気カラーになると二次流通で数倍の価格に跳ね上がることも珍しくありません。ナイキは「供給量と話題性」が相場を大きく左右するブランドと言えます。
アディダス(adidas)の価格帯
最近、レトロなスタイルで再注目されているアディダス。
adidas Sambaやadidas Gazelleといった薄底モデルは、15,000円から20,000円前後がボリュームゾーンです。
また、定番中の定番であるadidas Stan Smithは、14,000円程度からラインナップされており、セール時にはさらにお得に手に入ることもあります。アディダスは、トレンドに合わせて特定のモデルが一時的に品薄になり、相場が少し上がるという動きを繰り返す傾向にあります。
ニューバランス(New Balance)の価格帯
「履き心地の神様」とも称されるニューバランスは、生産国によって相場がハッキリ分かれます。
アジア製のNew Balance 574やNew Balance 996は、12,000円から18,000円程度と非常にリーズナブル。
対して、アメリカやイギリスの工場で作られるNew Balance 990シリーズなどは、37,000円を超える高価格帯ですが、その分中古市場でも値崩れしにくい「資産価値の高い一足」として知られています。
アシックス(ASICS)やサロモン(Salomon)の価格帯
近年、ファッション層から絶大な支持を得ているのがこれらのブランドです。
ASICS Gel-Kayano 14のようなハイテクスニーカーは、20,000円前後が相場。
機能性とデザインが両立したSalomon XT-6などは、25,000円を超えることもありますが、その「履きやすさ」からリピーターが多く、安定した相場を維持しています。
限定モデルの相場はどうして高騰するのか?
「プレ値(プレミア価格)」という言葉を耳にしたことがあるかもしれません。なぜ定価2万円の靴が、10万円や20万円で取引されるのでしょうか。そこには明確な理由があります。
一つ目は、圧倒的な「希少性」です。世界で数千足しか作られないモデルや、特定のショップでしか販売されない限定品は、需要が供給を大幅に上回ります。特にNike Dunk Highのコラボモデルなどは、発表された瞬間に相場が数倍になることもあります。
二つ目は「コラボレーションの価値」です。有名なアーティストやハイブランドとの共同制作モデルは、スニーカーファンだけでなく、そのアーティストのファンやラグジュアリー層も参入するため、市場価格が跳ね上がります。2026年現在は、特にハイブランドとのコラボが一般的になり、初期設定価格そのものが高いケースも増えています。
三つ目は、SNSによる情報の拡散です。TikTokやInstagramで著名人が着用した途端、それまで普通に買えたモデルの在庫が消え、二次流通での相場が急上昇する。そんな「SNS発のバブル」も、現代のスニーカー相場の特徴と言えるでしょう。
中古スニーカーの相場を左右する評価ポイント
中古でスニーカーを探す場合、新品とは全く別の査定基準が存在します。賢く買う(あるいは売る)ために、以下のポイントを押さえておきましょう。
- コンディション(状態)最も重要です。「デッドストック」と呼ばれる新品未使用品が最高値なのは当然ですが、一度でも外で履くと価値は3割から5割ほど下がります。特にソールの減りや、アッパーの履きジワ、ミッドソールの黄ばみは大きなマイナス査定になります。
- 付属品の有無箱がないだけで、数千円から数万円も相場が下がることがあります。他にも替えのシューレース(靴紐)や、日本国内正規品の証である「黒タグ」が揃っているかどうかが、コレクターにとっては非常に重要です。
- サイズによる偏り実はサイズによっても相場は変わります。日本で最も需要がある26.5cmから27.5cmの「ゴールデンサイズ」は、他のサイズに比べて数千円高く設定されるのが一般的です。
中古市場は「一期一会」ですが、あまりに相場より安すぎるものには注意が必要です。Nike Air Jordanなどの人気モデルは精巧な偽物も出回っているため、鑑定付きの信頼できるプラットフォームを利用するのが身を守る秘訣です。
2026年のスニーカー市場!今後の相場はどう動く?
これからのスニーカー相場は、これまでの「何でもプレ値がつく」という過熱状態から、少し落ち着きを見せると予想されています。
現在は「本当に価値のあるもの」や「自分が本当に好きなもの」にお金を払うという、健全な消費に戻りつつあります。
例えば、環境に配慮したリサイクル素材を使用したモデルや、10年履いても飽きないクラシックなモデルは、流行に左右されず安定した相場を保つでしょう。
一方で、投資目的で大量に買い占められるようなモデルは、ブームが去った瞬間に相場が暴落するリスクもあります。もしあなたが「長く愛用したい」と考えているなら、一時的な流行で価格が高騰しているものではなく、ニューバランスのNew Balance 2002Rのように、定価とのバランスが取れた実力派モデルを選ぶのが最も賢い選択かもしれません。
また、円安や原材料の高騰により、メーカーの定価自体がじわじわと上がっています。数年前なら12,000円で買えたNike Air Force 1が、今では16,000円を超えるのが当たり前。中古相場もそれに引きずられる形で底上げされているため、「欲しいと思った時が一番の買い時」という言葉は、あながち間違いではありません。
賢く買うために!相場調査に役立つツール
納得のいく価格で購入するために、プロも活用している調査方法を紹介します。
まずは、国内最大級のフリマアプリやスニーカー専用の取引プラットフォームをチェックしましょう。そこでは「現在いくらで売られているか」だけでなく「実際にいくらで取引が成立したか」という履歴が見られます。売り出し価格は出品者の言い値ですが、成約価格こそがその時点の「本当の相場」です。
また、海外の取引サイトを確認するのも手です。日本未発売のモデルや、海外で先行して流行っているモデルの価格を知ることで、今後の日本国内での相場変動を予測することができます。
最後に、大手リサイクルショップの「買取強化リスト」を覗いてみてください。店側が高く買い取ろうとしているモデルは、市場で人気があり、かつ価値が落ちにくいという証拠です。
まとめ:スニーカーの相場徹底解説!ブランド別・中古・限定モデルの価格比較
スニーカーの相場は、生き物のように毎日変化しています。
定価で買える安定したモデルから、夢のある限定モデル、そして奥深い中古の世界。それぞれに相場が決まるルールがあり、それを知ることは単なる節約だけでなく、偽物を掴まされないための強力な武器になります。
Nike Air Jordanの歴史をリスペクトしてプレ値を払うのも、adidas Stan Smithをボロボロになるまで履き潰すのも、スニーカーの楽しみ方の一つです。大切なのは、市場のムードに流されすぎず、自分にとってその一足にどれだけの価値があるかを見極めること。
今回ご紹介したブランド別の基準や中古の査定ポイントを参考に、ぜひあなたにとって最高の一足を、最高の価格で手に入れてください。スニーカーの相場徹底解説!ブランド別・中古・限定モデルの価格比較を通じて、あなたのスニーカーライフがより豊かになれば幸いです。


