ニューバランスTwo WXY v4が展開するバスケットボールラインの中でも、ここ数年で一気に注目を集めているモデルが「Two WXYシリーズ」。その最新作となる「ニューバランスTwo WXY v4」は、安定感と反発力を高次元で両立した一足として、多くのプレーヤーから高評価を得ています。この記事では、実際の履き心地やプレー時の感覚、デザイン面まで含めて、ニューバランスTwo WXY v4の魅力を徹底レビューします。
- Two WXY v4とは?ニューバランスが描く“ポジションレス”シューズの進化
- 安定感の秘密:足をしっかり包み込むフィットとホールド性
- トラクション性能:どんな方向にも滑らない安心感
- 反発力の核:FuelCellとFresh Foam Xのダブルクッション構造
- 実際の履き心地:柔らかさと反応のバランスが絶妙
- サイズ感とフィット感:幅広足ならワイドモデルがおすすめ
- デザインとカラー展開:ニューバランスらしい洗練されたスタイル
- 実際のユーザー評価:高い満足度と信頼性
- どんなプレーヤーに向いているか
- 総評:ニューバランスTwo WXY v4は“安定と反発の黄金比”を実現した一足
- ニューバランスTwo WXY v4レビューまとめ
Two WXY v4とは?ニューバランスが描く“ポジションレス”シューズの進化
Two WXYシリーズは、ガード・フォワードといったポジションに縛られず、あらゆるプレースタイルに対応できる「ポジションレス」コンセプトを掲げています。v4はその第4世代モデルとして、クッション性やサポート性能がさらにアップデートされました。
前作Two WXY v3と比べて、より安定感を重視した構造が採用されており、足のブレを抑えながらも、俊敏なステップや方向転換に対応する反応の速さを兼ね備えています。ニューバランスらしい精巧な設計が、履いた瞬間から伝わる一足です。
安定感の秘密:足をしっかり包み込むフィットとホールド性
プレー中の安定感は、ニューバランスTwo WXY v4の大きな魅力のひとつです。アッパーには人工皮革とメッシュ素材が組み合わされ、サイドからのねじれや足の横滑りを防ぎながら、通気性も確保。特にサイドの「N」ロゴ部分が補強パーツとして機能し、激しい横方向の動きでもしっかりと足をホールドしてくれます。
履き始めはややタイトに感じる人も多いようですが、使い込むほどに自然になじみ、安定感が増していく印象。足首周りのパッドも厚めに設計されており、着地時のぐらつきを防止します。ジャンプの多いプレーヤーや、切り返しの鋭いガード系の動きにもしっかり対応してくれる安定感です。
トラクション性能:どんな方向にも滑らない安心感
アウトソールのトラクション(グリップ性能)もニューバランスTwo WXY v4の強み。ヘリンボーンパターンと六角形のラバーパターンを組み合わせた多方向グリップ構造により、前後左右、どの方向に動いても安定して止まれる安心感があります。
特にインドアのウッドコートでは、初日からしっかりとしたグリップを発揮。数日履き込むとさらに摩擦がなじみ、より安定感が増すという声も。アウトドアでも使用可能な耐久性を備えていますが、砂や粗いアスファルトではラバーの減りが早くなるため注意が必要です。
反発力の核:FuelCellとFresh Foam Xのダブルクッション構造
ニューバランスTwo WXY v4の最大の特徴といえるのが、ミッドソールに搭載された「FuelCell」と「Fresh Foam X」のハイブリッド構造です。
前足部には弾むような反発性を持つFuelCellフォーム、かかと部分には衝撃吸収性に優れたFresh Foam Xを配置。着地時の衝撃をやわらげながらも、すぐ次のステップに移れる“反応の速さ”を両立しています。
実際のプレーでも、ジャンプ後の着地からスプリントに移る流れがスムーズで、まるで地面から押し上げられるような感覚を味わえるという声もあります。柔らかすぎず硬すぎない、絶妙なクッションバランスが快適な反発力を生み出しています。
実際の履き心地:柔らかさと反応のバランスが絶妙
履いてみると、最初に感じるのは足裏の柔らかさと安定感。ヒール部分はしっかり沈み込みながらも、前足部にかけて反発感が強く、プレー中の「踏み込み」と「離陸」が非常にスムーズに繋がります。
FuelCell特有の軽やかな跳ね返りはそのままに、Fresh Foam Xが全体の安定感を支えることで、過剰な反発でバランスを崩すこともありません。長時間の練習や試合でも疲労を感じにくく、快適にプレーを続けられます。
「地面をしっかり感じたい」タイプのプレーヤーには少し厚めに感じるかもしれませんが、その分クッション性が高く、足への負担を抑えたい人には最適です。
サイズ感とフィット感:幅広足ならワイドモデルがおすすめ
フィット感については、標準モデルでは前足部がややタイトとの意見もあります。幅広や甲高の人にはワイドサイズを選ぶのがおすすめです。ワイドモデルは横方向にゆとりがありながら、足首やヒールのホールド感は変わらず、しっかり安定しています。
サイズは基本的に「普段履きのスニーカーと同じ」で問題ありません。26cmで約360gと軽量で、動きのキレを損なわずにサポート力を発揮してくれます。
デザインとカラー展開:ニューバランスらしい洗練されたスタイル
デザイン面では、ニューバランスらしい上品さとスポーティさのバランスが絶妙です。サイドの「N」ロゴが大胆に配置されつつも全体のラインはスリムで、ストリートにも馴染むデザイン。
カラーはベーシックなブラックやホワイトのほか、ブルー、パープル、限定カラーなども登場。プレーだけでなくタウンユースでも映える一足として人気が高まっています。
実際のユーザー評価:高い満足度と信頼性
レビューサイトやSNSの声を見ても、ニューバランスTwo WXY v4の評価は非常に高いです。
「クッションと反発のバランスが完璧」「ホールドが強く、プレー時にブレない」「トラクションが優秀で止まりたいところで止まれる」といった意見が多く見られます。特にインドアコートでのグリップ力の高さと、FuelCellによる反発感のバランスは多くのユーザーに支持されています。
一方で、「通気性が少し弱い」「アウトドアではソールの摩耗が早い」といった指摘もありますが、これらは構造上の特性と割り切れる範囲。総じて、価格に対しての満足度は非常に高く、「コスパ抜群のバッシュ」と評する声も多いです。
どんなプレーヤーに向いているか
ニューバランスTwo WXY v4は、安定性と反発力を両立しているため、以下のようなプレーヤーに特におすすめです。
- 切り返しや方向転換を多用するガード・ウィングプレーヤー
- ジャンプや着地の衝撃をしっかり受け止めたいプレーヤー
- 足幅が広く、ホールド性を重視する人
- 長時間の練習や試合で疲れにくいシューズを求める人
逆に、地面の感触を強く求める“ロープロフィール”な感覚が好きな人には、少しクッションが厚く感じるかもしれません。用途に合わせて選ぶのがベストです。
総評:ニューバランスTwo WXY v4は“安定と反発の黄金比”を実現した一足
ニューバランスTwo WXY v4は、ただ柔らかいだけでもなく、ただ跳ねるだけでもない。安定感と反発力、その中間にある理想のバランスを見事に形にしたモデルです。
FuelCellとFresh Foam Xによるハイブリッドクッションは、着地の安心感と出足のスピードを両立。アッパーのホールド性とトラクションの強さが、どんなプレーにも自信を与えてくれます。
バスケットボールシューズとしての完成度は非常に高く、初めてニューバランスのバッシュを履く人にもおすすめ。プレーの安定感を求めるすべてのプレーヤーにとって、ニューバランスTwo WXY v4は間違いなく信頼できる相棒となるでしょう。
ニューバランスTwo WXY v4レビューまとめ
最後に改めて、この記事のポイントを整理します。
- FuelCell+Fresh Foam Xのダブルクッションが安定感と反発力を両立
- 多方向トラクションで切り返し時も滑らない安心設計
- ホールド性の高いアッパー構造でブレを最小限に抑える
- 幅広・甲高の人はワイドモデル推奨
- デザイン性も高く、タウンユースにも対応
ニューバランスTwo WXY v4は、性能と快適性、そして信頼性を兼ね備えた万能バスケットボールシューズです。安定したプレーと俊敏な動きを求めるなら、ぜひ一度その履き心地を体感してみてください。


