デニムを履いて外出したとき、気がつけばスニーカーにデニムの色移りが付いてしまっていた…なんてこと、ありますよね。特に新しいデニムや濡れた状態での色移りは、よく起こる問題です。今回は、そんなスニーカーに付いたデニムの色移り汚れを安全に、そして効果的に落とす方法をご紹介します。デニムの色移りは早めの対応がカギとなるため、手軽に試せる方法を中心にまとめました。
デニムの色移りが起こる原因
デニムに使用されている染料は「インディゴ染料」で、これが色移りの大きな原因です。インディゴ染料は繊維に強く付着し、特に新品のデニムや濡れたデニムは色落ちしやすい性質を持っています。摩擦や水分に触れると、この染料がスニーカーの素材に移り、色移りが発生してしまうのです。新品のデニムは染料が完全に定着していないため、特に注意が必要です。
また、デニムの色移りは、スニーカーの素材によっても影響されます。キャンバス地や合成皮革などの素材では色移りが起こりやすく、特に白いスニーカーや淡色のものは目立ちやすいため、早めの対処が求められます。
スニーカーにデニムの色移りを発見したときの初期対応
色移りに気づいたら、すぐに手を打つことが大切です。まず、色移りした部分を擦らずに、乾いた布やティッシュで軽く 押さえるようにして色を吸い取る ことを試みましょう。この段階で擦ってしまうと、染料がさらに浸透してしまう恐れがあります。
次に、水分を含んだ布や柔らかいブラシ を使って、優しく叩くようにして色移りを少しずつ取っていきます。焦らずに、徐々に色を取ることがポイントです。早めの対応が後々の手間を減らしてくれるので、できるだけ早く処理を行うようにしましょう。
スニーカー素材別の適切な洗い方
色移りを落とす方法はスニーカーの素材によって異なります。スニーカーが キャンバス地 や 合成皮革 であれば、比較的簡単に汚れを落とすことができますが、スエードやヌバック のようなデリケートな素材の場合は、特に注意が必要です。それぞれの素材に適したケア方法をご紹介します。
キャンバス地・合成皮革の場合
キャンバス地や合成皮革のスニーカーは、比較的色移りが落ちやすい素材です。まずはぬるま湯を使って、中性洗剤を少量溶かし、その液に浸した柔らかいブラシで汚れを落とします。このとき、強く擦らず優しくこすることが重要です。洗剤を使った後は、ぬるま湯でしっかりすすぎ、残った洗剤を完全に取り除きましょう。
その後は 乾燥をしっかり行うこと が大切です。強い日差しの下で乾かすと、素材が縮んだり、変色したりする可能性があるため、風通しの良い場所で自然乾燥をさせましょう。
スエード・ヌバックの場合
スエードやヌバックは、湿気に弱く、洗剤を使用すると毛羽立ちが起きるため、水洗いは避けるべき です。スエード専用の消しゴムやブラシを使用して、軽く汚れを取っていきます。また、スエード用のクリーナーを使うと、より効果的に色移りを落とすことができます。
もしも強い汚れがついてしまった場合は、専門のクリーニングに出す のも一つの方法です。
頑固な色移り汚れを落とす方法
色移り汚れが強く、通常の方法では落ちにくい場合には、少し強力な方法を試してみましょう。以下の方法を参考にしてください。
酸素系漂白剤を使う
白いスニーカーやキャンバス地のスニーカーであれば、酸素系漂白剤を使った方法が有効です。酸素系漂白剤は色落ちを防ぎながら、汚れをしっかり落とすことができます。ぬるま湯に漂白剤を溶かし、色移りした部分を浸けておきます。浸け置き時間は30分程度が目安ですが、素材によっては長時間浸けるとダメージを受けることがあるので、少しずつ様子を見ながら試しましょう。
漂白剤を使用した後は、しっかりと洗い流し、乾燥させます。漂白剤を使用した場合は、十分にすすぐことを忘れないでください。
専用の染料除去剤を使う
染料除去剤は、デニムなどの染料がしっかり染み込んでしまった場合に効果的です。市販の染料除去剤を使用し、スニーカーの汚れた部分に適量を塗布し、説明書に従って処理します。ただし、染料除去剤は強力な成分が含まれているため、必ず目立たない部分でテストしてから使用すること をおすすめします。
色移りを防ぐための予防策
色移りを予防するためには、日常的な工夫が大切です。特に、デニムとスニーカーを一緒に履く場合には、以下の予防策を取り入れることをおすすめします。
デニムの事前処理
デニムを新しく購入した際には、色移りを防ぐために 色止め処理 をするのが有効です。デニムを洗う前に、塩水や酢水に浸しておくと、染料の定着がよくなり、色落ちしにくくなります。この処理をすることで、色移りのリスクを大幅に減らすことができます。
防水スプレーを使う
スニーカーに 防水スプレー をかけておくと、汚れが付きにくくなり、色移りも防ぐことができます。防水スプレーは、スニーカーを水分や染料から守ってくれる役立つアイテムです。
雨の日や長時間の歩行を避ける
デニムが濡れた状態でスニーカーに触れると、色移りが起きやすくなります。雨の日や長時間の歩行を避け、乾燥した状態でスニーカーとデニムを合わせるようにしましょう。
まとめ
デニムの色移り汚れは、早めに対応することで簡単に落とすことができます。スニーカーの素材に合わせた方法で汚れを取り、乾燥と予防策をしっかりと実践することが大切です。スニーカーとデニムの組み合わせを楽しみつつ、汚れがついてしまった場合には適切な処理を施すことで、長く愛用できるアイテムとして大切にしていきましょう。


