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スニーカーのかかとを踏んでしまった時の直し方!型崩れを防ぐ簡単リペア術

スニーカーをうっかりかかとを踏んで履いてしまい、「あ、やってしまった…」と思った経験はありませんか?お気に入りの一足ほど、そんな瞬間にショックを受けるものです。今回は、スニーカーのかかとを踏んでしまった時に自分でできる直し方や、型崩れを防ぐコツをわかりやすく紹介します。修理店に出す前にできる応急処置から、長持ちさせるための習慣まで、日常にすぐ役立つ内容です。


かかとを踏んだスニーカーがどうなるのか?

まず知っておきたいのが、スニーカーのかかとが踏まれるとどういう状態になるのか、ということ。
スニーカーのかかと部分には「カウンター」と呼ばれる芯材が入っており、これが靴の形を支えています。ここが曲がったり折れたりすると、見た目だけでなく、履き心地や歩きやすさにも大きく影響します。

最初のうちは外側がへこんだ程度に見えても、内部のスポンジや芯が押しつぶされてしまうと、時間とともに変形が進行。結果として「かかとが脱げやすい」「足が痛くなる」「履くたびに違和感がある」などのトラブルにつながります。
この状態を放置すると修復が難しくなるため、早めの対処が大切です。


スニーカーのかかとがつぶれる主な原因

スニーカーのかかとが変形してしまう原因はいくつかあります。思い当たる行動があれば、今後のために見直してみましょう。

  • 靴べらを使わずに履く習慣
     急いでいるときなどについかかとを踏んで履いてしまうと、内部構造が少しずつ傷んでいきます。
  • サイズが合っていない
     小さめのサイズは無理に履くことで圧がかかり、逆に大きめのサイズはかかとが浮いて踏みやすくなります。
  • 摩擦や湿気による劣化
     長期間履き続けていると、内側の布地やスポンジが摩耗・硬化し、踏まれた際に元の形に戻りにくくなります。

原因を理解しておくことで、修理だけでなく今後の予防にもつながります。


自分でできるスニーカーのかかと直し方(軽度の場合)

スニーカーのかかとが軽くつぶれただけなら、自宅でも十分に直せるケースがあります。道具も身近なものが中心なので、試してみる価値ありです。

1. 形を整える

まずは、かかと部分の形を手で整えてみましょう。内側から指やヘラで押し広げるように戻します。
軽いへこみならこれだけで元に戻ることもあります。戻したあとは丸めたタオルや靴用シューキーパーを入れて一晩固定しておくと、形が定着しやすくなります。

2. 熱と湿気を活用する

少し固まってしまった素材には、ドライヤーを低温モードで軽く温めて柔らかくする方法も有効です。
その後、形を整えてからタオルや新聞紙で固定。完全に乾かすまで放置すれば、自然と元の形に戻ることがあります。
※熱を当てすぎると素材が変色・変形する恐れがあるので、あくまで“軽く”温めるのがポイントです。

3. インソールでかかとを支える

踏まれて形が戻らない場合は、インソール(中敷き)を入れてかかとの沈み込みを防ぐ方法もあります。
特にヒール部分に厚みのあるタイプを選ぶと、足の安定感もアップします。


内側が破れたり、へたっている時の補修方法

かかとの内側が擦れて破れている、あるいはスポンジがへこんでいる場合は、少し丁寧な補修が必要です。

1. 補修パッチを貼る

靴の内側用の補修パッチや布用のあて布を用意し、破れた部分に貼ります。
粘着タイプなら貼るだけで簡単。接着剤タイプの場合は、布用や靴専用の柔軟性のあるものを使うと剥がれにくくなります。
貼り終えたら、数時間〜一晩圧着させてしっかり固定しましょう。

2. スポンジやフェルトで裏打ちする

内側のクッションがへたっている場合は、薄いスポンジやフェルトを挟んで補強するのがおすすめです。
形を整えた上で、内側に合わせてカットした素材を入れ、布用接着剤で固定。乾いたら実際に履いてみて、違和感がないか確認します。

3. 芯材を補う(上級者向け)

かかと内部の硬い芯(カウンター)が折れている場合は、革や厚紙をカットして内側に差し込み、接着剤で固定する方法もあります。
これはやや難易度が高いので、無理に行わず、不安があれば専門店に相談するのが安心です。


修理でやってはいけないNG行動

焦って直そうとすると、逆に状態を悪化させることもあります。次の点には注意しましょう。

  • 強く押し込んだり、叩いたりして形を戻そうとしない
     芯材やスポンジが割れたり、内部の布が破れる可能性があります。
  • 硬化するタイプの接着剤を使わない
     瞬間接着剤は乾くとカチカチになり、歩いたときに割れやすくなります。靴用の柔軟性タイプを選びましょう。
  • 水で濡らして形を戻そうとしない
     素材によってはシミや変色の原因になります。熱と湿気はほどほどに。

DIYでできる範囲を見極めて、無理は禁物です。


プロに依頼したほうがいいケース

スニーカーによっては構造が複雑だったり、素材がデリケートなものもあります。次のような場合は、靴修理専門店に相談しましょう。

  • 芯材が完全に折れている、もしくは形が戻らない
  • 革やスエードなど高級素材のスニーカー
  • ブランド価値が高い・限定モデルで失敗したくない
  • かかとの裏地が大きく裂けている

プロの修理では、カウンターの入れ替えや内側の張り替えなど、見た目も自然に仕上がる方法が取られます。料金は数千円〜1万円前後が目安ですが、仕上がりを考えると十分に価値があります。


かかとを踏まない・型崩れを防ぐ習慣

せっかく直しても、同じことを繰り返してはもったいないですよね。スニーカーを長持ちさせるための習慣も意識しましょう。

  • 靴べらを使って履く
     これだけでかかとのダメージを大幅に減らせます。
  • 履かない日はシューキーパーを入れる
     湿気を取り、形をキープする効果があります。
  • サイズを見直す
     かかとが浮く靴は踏みつぶしやすいので、インソールで調整を。
  • 脱ぐときに足で踏まない
     意外と多いのがこれ。手でかかとを持って脱ぐだけでも寿命が変わります。

少しの意識で、靴の見た目も快適さも長く保てます。


スニーカーのかかとを踏んでしまった時の直し方まとめ

スニーカーのかかとを踏んでしまったとき、焦らずに正しい方法で対処すれば、多くのケースで元の形に近づけることができます。
手で形を戻す・ドライヤーで温める・補修パッチを貼るなど、身近な道具で試せる方法がたくさんあります。
ただし、無理に押し込んだり硬い接着剤を使うのはNG。状態が重い場合は、プロの修理を検討しましょう。

日常のちょっとした習慣を見直すだけでも、スニーカーの寿命はぐっと伸びます。
お気に入りのスニーカーを長く愛用するために、今日からぜひ実践してみてください。

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