子どもの足が急に大きくなって、「今ちょうど17.5cmくらいかな?」と思ったとき。どのブランドのスニーカーを選ぶべきか迷う人は多いのではないでしょうか。17.5cmというサイズは、幼児から小学校低学年くらいの子どもが多く履くサイズ。成長期の足を守るためにも、フィット感や履き心地をしっかりチェックして選ぶことが大切です。
ここでは、17.5cmスニーカーの人気ブランドやモデル、ブランドごとの履き心地やサイズ感の違いをわかりやすくまとめて紹介します。
17.5cmスニーカーのサイズ感とは?対象年齢の目安
17.5cmというサイズは、一般的に4歳〜7歳前後の子どもが履くことが多いです。ただし、同じ年齢でも足の大きさや幅は個人差があります。足が柔らかく、成長も早い時期なので、定期的にサイズを測ることが重要です。
多くの靴メーカーは、キッズ用シューズを 0.5cm刻み で展開しています。そのため、ぴったりサイズを選びやすいのがこの時期の特徴です。ただし、ブランドによって「17.5cm」の実寸やフィット感が異なるため、同じサイズ表記でも履き心地が変わることがあります。
人気ブランド① ニューバランス(New Balance)
キッズスニーカーの定番といえば、やはりニューバランス。大人顔負けのデザイン性と履き心地の良さで人気を集めています。
ニューバランスの特徴は、クッション性と安定性の高さ。独自の「C-CAPミッドソール」が足への衝撃を吸収し、長時間歩いても疲れにくいのが魅力です。さらに、幅広モデル(W)や標準幅(M)など、子どもの足型に合わせて選べる点も評価されています。
また、親子おそろいで履けるモデルも多く、ファッション性を重視したい家庭からも支持されています。17.5cmサイズのモデルも豊富で、通園・通学からお出かけ用まで幅広く対応できます。
人気ブランド② アシックス(ASICS)
アシックスは「足の成長を科学的にサポートするブランド」として高く評価されています。キッズライン「スクスク」シリーズは、特に日本人の足型に合う設計が特徴です。
つま先部分にゆとりを持たせ、足指がしっかり動くよう設計されており、足のアーチ形成をサポートします。また、かかと部分のホールド感が高く、走ったり跳ねたりしてもブレにくいのがポイント。
運動が好きな子どもや、外遊びが多い家庭におすすめです。耐久性も高く、兄弟でお下がりとして履くケースも多い信頼ブランドです。
人気ブランド③ アキレス 瞬足(ShunSoku)
「走るのが速くなる靴」として知られる瞬足は、幼稚園や小学校低学年の子どもたちに絶大な人気を誇ります。軽量で柔らかく、子どもが自分で履きやすいベルクロタイプが多いのも魅力です。
ソールには左右非対称のグリップパターンを採用し、コーナリング時の安定性を高めています。これにより、運動会や体育の授業でも活躍できる一足となっています。
瞬足は見た目もスポーティでカラーバリエーションが豊富。男の子・女の子ともに人気があり、コスパも非常に高いブランドです。
人気ブランド④ ムーンスター(MoonStar)
日本の老舗ブランド、ムーンスターも17.5cmサイズの展開が豊富です。国内の靴職人による丁寧な製造と、子どもの足を考えた設計が特徴。幅広タイプや甲高設計モデルなど、フィット感にこだわったラインナップがそろいます。
ムーンスターの代表モデル「スーパースター」シリーズは、軽さと安定感を両立した定番シューズ。歩きやすさに加えて、清潔を保ちやすい抗菌防臭インソールを採用している点も嬉しいポイントです。
普段履きはもちろん、通園・通学にも使える万能モデルとして、多くの家庭でリピートされています。
人気ブランド⑤ イフミー(IFME)
「足を育てる靴」として人気のイフミーは、保育士や整形外科医などの専門家と共同開発されたブランド。軽くて柔らかく、通気性の高い素材を使用しており、汗をかきやすい子どもにも快適な履き心地を提供します。
イフミーのスニーカーは、取り外して洗えるインソールが特徴。汚れても簡単に清潔を保てるため、外遊びが多い家庭にはぴったりです。サイズ感はやや大きめと感じる人も多く、試着して確認するのがおすすめです。
人気ブランド⑥ アディダス・ナイキ・プーマなど海外ブランド
海外ブランドのキッズラインも根強い人気があります。スタンスミス キッズやコートバーロウ、タンジュンなどは、大人モデルをそのまま小さくしたデザインで、親子コーデにもぴったり。
アディダスはやや細めの設計が多く、スリムな足型の子どもにフィットしやすい傾向があります。ナイキは軽量性とデザイン性に優れ、スニーカーファッションを楽しみたい家庭におすすめ。プーマはフィット感と柔軟性のバランスがよく、スポーティでおしゃれな印象を与えます。
17.5cmスニーカーの選び方ポイント
1. 足のサイズを正確に測る
子どもの足は半年で5mm〜1cmほど成長することもあります。購入前に必ず実寸を測り、靴の中で指先が軽く動かせる余裕があるか確認しましょう。
2. 用途に合わせたモデルを選ぶ
通学・お出かけ用なら軽量でクッション性のあるモデル、体育や運動用ならグリップ力のあるソールがおすすめです。防水機能付きモデルも増えており、雨の日にも活躍します。
3. 着脱のしやすさを重視する
マジックテープ(ベルクロ)タイプは、子ども自身で履けるので人気。忙しい朝でもスムーズに支度ができます。
4. 通気性・耐久性をチェック
メッシュ素材は蒸れにくく、汗をかいても快適。補強が入ったつま先やかかと部分がしっかりしているものは、長く履ける傾向があります。
ブランド別の履き心地とサイズ感の違い
- ニューバランス:ふんわりしたクッションで足全体を包み込む履き心地。標準幅〜幅広まで選べる。
- アシックス:フィット感と安定性が高く、足の動きを自然にサポート。
- 瞬足:軽量で柔らかく、動きやすさを重視。やや細身の設計。
- ムーンスター:幅広タイプが多く、日本人の足型に合いやすい。
- イフミー:柔らかい履き心地でやや大きめ。軽快さと通気性が強み。
- アディダス・ナイキ・プーマ:デザイン性が高く、細め〜標準幅。海外ブランドらしいタイトフィット。
それぞれのブランドでサイズ感に違いがあるため、17.5cmでも「ややきつい」「少し大きい」と感じる場合があります。可能であれば実際に試し履きするか、レビューを参考にすると良いでしょう。
失敗しないためのサイズ選びのコツ
・足の長さだけでなく、足幅や甲の高さも考慮する
・購入時はつま先に5〜10mmのゆとりを持たせる
・午後に試着すると、実際の使用時に近いサイズ感を確認できる
・成長期の子どもには、インソール調整で微調整できる靴が便利
また、子どもの歩き方や立ち方もチェックしておくと、合わない靴を避けやすくなります。かかとが浮いたり、つま先が当たる感覚がある場合はサイズ変更が必要です。
スニーカー17.5の選び方まとめ
17.5cmのスニーカーは、子どもの足の成長を支える重要な時期の靴です。ブランドによって履き心地やサイズ感に個性があり、どれを選ぶかで快適さが大きく変わります。
ニューバランスやアシックスのように安定感のあるタイプ、瞬足やムーンスターのように軽さを重視したモデル、そしてアディダスやナイキのようにデザイン性の高いタイプまで、多様な選択肢があります。
大切なのは「サイズだけで選ばないこと」。足に合ったスニーカーを選ぶことで、子どもの足は自然に育ち、歩く・走るのがもっと楽しくなります。
成長期の今こそ、17.5cmというサイズにぴったりの一足を見つけてあげましょう。


