ジュニア世代のフットサルプレーヤーにとって、シューズ選びはプレーの快適さや安全性を大きく左右します。この記事では、**「アシックス フットサル シューズ ジュニア」**をテーマに、人気モデルの特徴や選び方のポイントをわかりやすく解説していきます。
子どもの足に合うフットサルシューズとは?
まず知っておきたいのは、「大人用の小さいサイズ」を履かせるのはNGということ。アシックスのジュニアシューズは、子どもの足の形状に合わせた**専用ラスト(靴型)**で設計されています。
まだ成長段階にある足をしっかりサポートし、動きやすくするための工夫が詰まっているのです。
たとえば、かかとのホールド性を高めつつ、つま先には少し余裕を持たせる設計。これによって、素早いターンやキックの際も安定感が得られます。
サイズ選びの基本ポイント
ジュニア向けフットサルシューズを選ぶときは、まず足の実寸を測ることが大切です。
アシックス公式サイトでは、足長と足囲の測り方を紹介しており、一般的には「実寸より0.5~1.0cm大きめ」が目安とされています。
成長を見越して大きめを選ぶのはOKですが、「大きすぎるとフィット感が失われ、プレー中にズレてしまう」ので注意が必要です。左右の足でサイズ差がある場合は、大きい方に合わせましょう。
フットサルシューズの種類を理解しよう
フットサルシューズには、使う環境によって大きく3つのタイプがあります。
- IN(インドア)タイプ:体育館や屋内コート向け。ゴム底でグリップ力が高く、床を傷つけにくい。
- TF(ターフ)タイプ:人工芝向け。小さなスタッドが付いており、屋外練習や人工芝コートに対応。
- HG/AGタイプ:サッカー用の土・天然芝・人工芝向けで、フットサルでは使いにくい。
ジュニア世代では、学校体育館や地域クラブの室内練習用にINタイプ、人工芝グラウンド練習にはTFタイプを使い分けるのが一般的です。
初心者におすすめ!脱ぎ履きしやすいモデル
子どもはまだ靴ひもを結ぶのが苦手なことも多いですよね。
アシックスのジュニオーレシリーズには、ベルクロ(マジックテープ)仕様のモデルがあり、スムーズな着脱が可能です。自分で靴を履ける喜びを感じられる点もポイントです。
アシックス フットサル シューズ ジュニアおすすめ10選
ここからは、人気のジュニア向けモデルを中心に、それぞれの特徴とおすすめポイントを紹介します。
① JUNIOLE 7(インドア)
最新のジュニア用フットサルモデル。軽量で柔軟性が高く、体育館などの室内プレーに最適。
ドリブルやフェイントなど細かい動きに対応しやすい構造で、これからフットサルを本格的に始める子にもぴったりです。
② JUNIOLE 7 TF(ターフ用)
JUNIOLE 7の人工芝対応モデル。小さなスタッドが配置されており、滑りにくく安定感のあるプレーをサポート。屋外練習やスクール用にも人気です。
③ JUNIOLE 6 IN(インドア)
コスパ重視で人気の高いモデル。ベルクロ仕様で着脱しやすく、柔らかいソールが足に優しくフィット。初めてのフットサルシューズに最適です。
④ JUNIOLE 6 TF(人工芝用)
軽量で耐久性に優れたターフ用モデル。通気性も良く、人工芝コートでの安定した動きを支えます。価格も手頃で、練習用にも人気があります。
⑤ JUNIOLE 6(汎用)
シリーズ中でもっともベーシックなモデル。アッパーには人工皮革を採用し、汚れが落としやすいのが特徴。練習用として1足持っておくと便利です。
⑥ CALCETTO WD 9(インドア/ターフ兼用)
アシックスの人気フットサルシリーズ「カルチェット」のジュニア対応版。軽快なステップと安定感を両立し、中級者にもおすすめ。
やや上位価格帯ですが、耐久性と履き心地のバランスが優れています。
⑦ JUNIOLE 5 IN(旧モデル)
旧型ながら根強い人気を誇る室内用モデル。柔らかいソールでクッション性があり、練習用・サブシューズとしても活躍します。お手頃価格なのも魅力。
⑧ CALCETTO WD 8(屋内用)
CALCETTOシリーズの旧モデル。軽さとグリップ性能を重視し、体育館での素早いターンやドリブルに適しています。上級生プレイヤーにも人気です。
⑨ ULTREZZA 3 Jr.(屋外用)
トッププレーヤー向けの設計をジュニアサイズに落とし込んだモデル。サッカーとフットサルを両方楽しむ子におすすめ。
かかとのホールド感と蹴り出しの安定性が特徴です。
⑩ DS LIGHT Jr.(オールラウンド)
フットサルにも対応できる万能モデル。軽量設計でクッション性があり、トレーニングから試合まで幅広く使えるのが魅力。屋外練習中心の子どもにも人気があります。
成長期の足を守るために大切なこと
どんなに良いシューズでも、サイズが合わなければ意味がありません。
特にジュニア世代では、半年で0.5~1cmほど足が成長することもあります。定期的に足のサイズを測り、少し余裕のあるサイズを選ぶようにしましょう。
また、シューズの中敷きがヘタってきたら早めに交換するのもポイント。アシックス純正のインソールを使うと、フィット感が長持ちします。
お手入れと保管方法
フットサルシューズを長く使うためには、日々のケアも欠かせません。
- 使用後はブラシで土やほこりを落とす。
- 濡れた場合は新聞紙などを詰めて自然乾燥。
- 直射日光は避け、風通しの良い場所で保管。
人工皮革製のモデルは水分に強いとはいえ、放置すると劣化が早まります。定期的にチェックしてあげましょう。
どんなモデルを選ぶべき?タイプ別おすすめ
- 初めてフットサルを始める子 → JUNIOLE 6 IN/JUNIOLE 6
- 体育館中心のプレイヤー → JUNIOLE 7(IN)
- 人工芝・屋外練習が多い → JUNIOLE 7 TF/CALCETTO WD 9
- 練習用・サブシューズを探している → JUNIOLE 5 IN
- 上級者志向の子ども → CALCETTO WD 9/ULTREZZA 3 Jr.
それぞれの用途に合った1足を選ぶことで、ケガを防ぎつつパフォーマンスも向上します。
まとめ|アシックス フットサル シューズ ジュニアで足に合う1足を見つけよう
アシックスのジュニア向けフットサルシューズは、成長期の足を守りながら、プレーを楽しむための機能が充実しています。
室内用の「JUNIOLE 7 IN」や人工芝対応の「JUNIOLE 7 TF」、バランスの良い「CALCETTO WD 9」など、どれも信頼のある定番モデルです。
子どもの足は日々成長します。サイズ測定と定期的な買い替えを忘れずに、プレー環境に合った1足を選んでください。
きっとフットサルが、もっと楽しく、もっと自由になります。


