バスケットボールシューズを探していると、必ず目にするのが「アシックス ジャパン」の名前。海外ブランドが注目されがちなバッシュ市場で、アシックスがここまで支持され続けているのはなぜなのでしょうか?
この記事では、アシックス ジャパンの人気バッシュを徹底比較しながら、プロ選手も愛用する最新機能や選び方のポイントを紹介します。
アシックス ジャパンのバッシュが支持される理由
アシックスは1949年に神戸で誕生したスポーツメーカーで、創業初期からバスケットボールシューズを開発してきました。
社名の「ASICS」は、ラテン語の “Anima Sana In Corpore Sano(健全な身体に健全な精神を)” に由来します。この理念のもと、アシックスは「日本人の足に合う」シューズ作りを徹底してきました。
特に日本人の足型は欧米人と比べて幅が広く、甲も高い傾向があります。海外ブランドのバッシュではフィットしにくいケースも多い中、アシックスは独自の木型設計により「履き心地の良さ」と「安定感」を両立。
そのため中高生の部活プレーヤーからプロ選手まで、幅広い層に根強い人気があります。
機能性の高さと日本人向け設計の両立
アシックス ジャパンのバッシュは、単なる「履きやすさ」だけでなく、競技で求められる要素を高次元でバランスしています。
- クッション性と安定性の両立:着地時の衝撃を吸収しながら、素早い切り返しでもブレにくい。
- グリップ力の高さ:体育館の床で滑りにくく、急停止や方向転換がスムーズ。
- 軽量性:長時間のプレーでも疲れにくく、スピードプレーヤーにも対応。
- 豊富なサイズとワイド設計:2E〜4Eまで展開されるモデルも多く、日本人の足に合いやすい。
また、国内生産・流通体制が整っており、人気モデルでも比較的入手しやすいのもアシックスの強みです。
人気モデル① GLIDE NOVA FF 4
スピードと軽さを重視するプレーヤーに向けた代表的な一足。
ミッドソールには軽量素材「FlyteFoam」を採用し、素早い動きと高い反発力を両立しています。
- 特徴:軽量・高反発・優れたグリップ性
- 向いているプレーヤー:ポイントガードやスピードを武器にするガード系
- 評価:軽さとクッション性のバランスが非常に良いと評判
俊敏なフットワークを求める選手からの信頼が厚く、学生から社会人リーグまで幅広く使われています。
人気モデル② GELHOOP V17
「万能型バッシュ」と呼ばれる定番モデル。
シリーズ通して安定性・クッション性・耐久性に優れ、初心者から上級者まで愛用者が多いです。
- 特徴:優れた衝撃吸収・安定感・コスパ
- 向いているプレーヤー:オールラウンダー、部活生、練習用
- 評価:履き心地が良く、長時間プレーでも足の疲労が少ない
GELHOOPシリーズは世代を超えて定評があり、特に「迷ったらこれ」と言われるほどの完成度。コストパフォーマンスも高く、初めての一足にも最適です。
人気モデル③ UNPRE ARS 2
UNPREシリーズは比較的新しいラインで、スピードと安定性を両立した中間的ポジションのモデル。
軽量でありながらサポート性も高く、若手選手や中級者に特に人気があります。
- 特徴:軽量ながらホールド感が高く、動きやすい
- 向いているプレーヤー:フォワードやガードなど幅広いポジション
- バリエーション:ローカットタイプ「UNPRE ARS LOW 2」も展開
ローカットモデルは足首の可動域を確保しつつ、スピード感のあるプレーに対応。カットインやディフェンスの切り返しを多用するプレーヤーにおすすめです。
人気モデル④ GLIDE NOVA FF 3
GLIDE NOVAシリーズの前世代モデルですが、完成度の高さから今でも人気。
特に軽さと柔軟性を求めるプレーヤーに根強く支持されています。
- 特徴:素早い動きに強く、足との一体感が高い
- 向いているプレーヤー:スピード重視のガード系
- 評価:軽量でありながら、グリップ力・安定性も十分
最新作FF4と比較してソールの感触が柔らかく、より軽快なフィーリングを好む人に向いています。
ポジション別・おすすめモデルの選び方
プレースタイルによって最適なモデルは変わります。アシックスのラインナップを活かして、自分に合う一足を選びましょう。
ポイントガード/シューティングガード
→ GLIDE NOVAシリーズ、UNPRE ARS LOW
素早いカットや切り返しに強く、軽量性重視。
スモールフォワード/パワーフォワード
→ UNPRE ARS 2、GELHOOP V17
安定性・反発力・グリップ力のバランスが良く、ジャンプやポストプレーに対応。
センター
→ GELHOOPシリーズ、NOVA SURGEシリーズ(安定感特化)
着地衝撃を抑え、しっかりした踏み込みを支える。
プレースタイルや体重、コートの環境(体育館/屋外)も考慮して選ぶと、より快適にプレーできます。
プロ選手も信頼するアシックスの開発力
アシックス ジャパンのバッシュは、多くの国内トッププレーヤーにも採用されています。
プロ仕様の開発体制が整っており、実際の試合データや選手の意見をもとに改良が重ねられています。
例えば、ミッドソールには軽量性と反発性を兼ね備えた「FlyteFoam」や衝撃吸収素材「GEL」を採用。
かかとでの着地時に衝撃を吸収しつつ、次のステップに素早く移れるよう設計されています。
さらに、アウトソールのパターンやラバーの配合も、室内コートでのグリップ性能を最大化するよう調整。
こうした細かな改良の積み重ねが、アシックスを“日本人のためのバッシュブランド”として確立させています。
海外ブランドとの違いと選ぶ際の注意点
ナイキやアディダス、アンダーアーマーなどの海外ブランドと比べると、アシックスは派手さよりも実用性重視。
デザインはシンプルですが、安定感・耐久性・フィット感では圧倒的な安心感があります。
ただし、以下の点も覚えておくと良いでしょう。
- デザイン性やストリート感を求める人にはやや地味に感じる
- ソールが柔らかめのモデルは、好みによって“反発力不足”と感じることも
- 専門店での試し履きが重要。特にウィズ(足幅)選びを誤るとフィット感が損なわれる
購入前に、自分のプレースタイルや足型を把握しておくことが大切です。
バッシュ選びで失敗しないために覚えておきたいこと
- 目的を明確にする
試合用か練習用か、屋内か屋外かで選ぶモデルは変わります。 - フィット感を最優先
見た目や価格より、履いた瞬間の安定感を重視しましょう。 - 定期的な買い替え
ソールのグリップが落ちたり、クッションがへたるとケガのリスクが上がります。
一般的には半年〜1年ごとの買い替えが目安です。 - 信頼できる販売店を利用
正規取扱店で購入することで、偽物やサイズ違いのトラブルを防げます。
アシックス ジャパンのバッシュは“総合力”で選ばれている
海外ブランドのような派手なデザインや限定モデルは少ないものの、アシックス ジャパンのバッシュは「実用性」「履き心地」「信頼性」の3拍子が揃っています。
特に、国内プレーヤーに最適化された木型や、豊富なサイズ展開は他社にはない強みです。
プロ選手の声を反映した改良モデルも続々登場しており、最新モデルほど軽量で高反発。
スピードと安定感を両立した設計が、あらゆるレベルのプレーヤーを支えています。
まとめ:アシックス ジャパンのバッシュで理想の一足を
アシックス ジャパンのバッシュは、長い歴史と技術力に裏打ちされた“日本人のためのシューズ”です。
軽量・高反発・安定性という三拍子が揃ったGLIDE NOVA FF 4、万能型のGELHOOP V17、バランス派のUNPRE ARS 2など、どのモデルも信頼性が高く、長く使えるのが特徴です。
どんなポジションでも、自分のプレースタイルに合った一足を選ぶことで、プレーの質は確実に変わります。
「アシックス ジャパンのバッシュ」で、あなたのバスケットライフを次のレベルへ。


