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アシックスエボライドスピード3の進化点と履き心地レビュー!前作との違いを比較

ランニングシューズの中でも「自然な走りやすさ」と「軽さ」で人気を集めているのが、アシックスのエボライドスピード3シリーズ。その最新作である「アシックス エボライド スピード 3」は、前作からさらに軽く、より足なじみの良い走りを実現した注目の一足です。この記事では、その進化点や履き心地、前作との違いをランナー目線で詳しく解説していきます。


エボライドスピード3とは?アシックスの「万能テンポアップ」モデル

エボライドスピード3は、アシックスのロードランニングカテゴリーの中でも「スピード系」として位置づけられるシューズです。
ミッドソールには新素材のFF BLAST PLUSが採用され、軽さと反発力を両立。クッション性を維持しながらも、より「弾むような推進力」が感じられるよう設計されています。

ソールの厚みはヒール約34mm、前足部約29mmと中厚底クラス。カーボンプレートは非搭載ですが、アシックス独自の**ロッカー構造(ガイドソール)**によって、自然と前へ転がるような感覚を味わえます。
ジョグからテンポ走、さらにはフルマラソンまで幅広く対応できる“万能型テンポアップシューズ”として完成度が高いモデルです。


前作との違いを比較 ― 軽量化と接地感の進化

前作エボライドスピード2から、3では細かな部分がブラッシュアップされています。ポイントは大きく5つです。

  • ミッドソール素材の進化
     FF BLAST から FF BLAST PLUS へ変更。クッション性を高めつつも、全体重量を軽量化。前への反発力が増し、スムーズなライド感が得られます。
  • ソール厚の調整
     約5mm薄くなり、地面との距離が近くなったことで接地感が向上。厚底特有の「浮遊感」よりも、自分の足で走っている実感が強くなりました。
  • 軽量化
     前作比で約15〜20g軽量化。27cmで約220gと、カーボン搭載シューズに近い軽さに。
  • 安定性と重心移動のスムーズさ
     ソールの形状バランスを見直し、足運びがより自然に。初心者でもフォームが崩れにくく、疲労も溜まりにくい設計です。
  • 幅広対応モデルの展開
     WIDEラストが公式展開され、足幅が広いランナーでも快適に履けるようになりました。

これらの変更により、シリーズの持ち味である「足なりの自然な転がり感」はそのままに、より軽快で反応の良い走りへと進化しています。


履き心地レビュー:足を包み込むフィット感と安定した接地感

実際の履き心地を語るうえで、まず印象的なのはアッパーのフィット感
通気性の高いエンジニアードメッシュが足を柔らかく包み込み、甲から踵までムラなくホールド。長時間のランでもストレスを感じにくい仕上がりです。

着地時には「柔らかいのに沈みすぎない」クッション性が感じられ、接地の安定感が非常に高いのも特徴。ロッカー形状によって自然と体が前に進むため、足を無理に蹴り出す必要がなく、フォームが整いやすい感覚があります。

地面との距離が近くなったぶん、足裏感覚が明確で、「走っている実感」が得やすいという声も多いです。特にスピード練習時には、この“接地のタイミングの掴みやすさ”が好評です。


実走レビュー:テンポ走からジョグまで気持ちよく走れる

テンポ走・インターバルでの印象

FF BLAST PLUS の反発力により、足を置くだけで前へ進むような軽快さがあります。
カーボンシューズのような強烈な反発ではありませんが、程よい弾み感がテンポ走に最適。ピッチを上げても安定していて、スピード維持が楽に感じられます。

ジョグ・ロング走での印象

柔らかすぎず、しっかりとした着地感があり、ゆっくり走ってもブレにくい安定性。脚に優しく、疲労を抑えながら距離を踏めるのも魅力です。
一足で「つなぎジョグ」と「スピード練習」を両立できるので、トレーニングシューズとして非常に使い勝手が良いモデルです。


どんなランナーにおすすめか?

エボライドスピード3が向いているのは、次のようなランナーです。

  • カーボンプレートに頼らず、自分の足で走る感覚を重視したい人
  • スピード練習からレースペース走まで対応できる万能シューズを探している人
  • 軽くて接地感の良い中厚底を求める人
  • 安定性が高く、疲れにくいテンポアップシューズを使いたい人

逆に、「厚底の爆発的な反発を求める」「最大効率で記録を狙いたい」というタイプのランナーには、少し物足りなさを感じるかもしれません。
その分、脚づくりやフォーム矯正のトレーニングには非常に適しています。


他モデルとの使い分けと価格帯

定価は税込15,400円前後と、アシックスのスピード系シューズの中では中価格帯。
上位モデルの「メタスピードスカイ」シリーズ(カーボン搭載)より安く、トレーニングから実践まで使える汎用性を考えるとコスパは高いといえます。

用途別に見ると、

このように、シリーズの中間に位置するモデルとして、日々のトレーニングを支えるポジションにあります。


実際の耐久性と走行距離の目安

エボライドスピード3のアウトソールには耐摩耗性の高いラバーが配置され、アシックスらしく耐久性にも配慮。
200〜300km走ってもクッションのへたりが少ないとのレビューも多く、日常練習用として長く使えるのが特徴です。
また、ミッドソール素材が軽量化されたことで劣化も穏やかで、練習の相棒として安心感があります。


エボライドスピード3がもたらす“走る感覚”の魅力

このシューズの最大の魅力は、「走らされる」のではなく「自分の足で走っている」感覚を味わえることです。
カーボンプレートが主流となる中で、あえて非カーボン・中厚底という選択をするランナーは増えています。
フォームを整えたい、脚づくりをしたい、自然なストライドを維持したい――そんな目的にぴったりの一足です。

ジョグの日もスピード練の日も、同じシューズで気持ちよく走れる。その“万能感”が、エボライドスピード3の存在価値を高めています。


まとめ:アシックス エボライド スピード 3の進化点と魅力を総括

前作からの進化を一言で表すなら、「より軽く、より自然に、より走りやすく」。
FF BLAST PLUS の採用により反発とクッションがバランスし、接地感と推進力の両立を実現しています。
軽量で安定した走りができるため、スピード練習からロングジョグまで幅広く活躍。
厚底全盛の今だからこそ、こうした“中厚底の万能モデル”の存在が際立っています。

これからランニングを始めたい人、あるいはサブ4〜サブ3.5を目指す中級者ランナーにとって、エボライドスピード3は日々のトレーニングを支える頼もしい一足になるでしょう。

最後にもう一度。
**アシックス エボライド スピード 3**は、軽さ・安定性・自然な推進力を兼ね備えた、現代のランナーに最適なテンポアップモデルです。

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