アシックスエフォート13とは？その特徴をざっくり紹介
陸上競技を始めたばかりの人がまず悩むのが「どのスパイクを選ぶか」。そんなときによく名前が挙がるのが、アシックスの「エフォート13」です。
このモデルは、短距離から中距離、跳躍系種目まで幅広く使えるオールラウンドスパイク。土トラックにもタータンにも対応できる設計で、「最初の一足」として人気を集めています。
アッパーは人工皮革と合成繊維を組み合わせ、耐久性と柔軟性を両立。中敷きにはアーチサポート構造「ARCH WRAP」を採用し、足のフィット感を高めています。さらに、かかと部分には耐摩耗素材「AHARPLUS」を使用しており、長く履ける工夫もされています。
初心者から圧倒的に支持される理由
エフォート13が評価される最大の理由は、「初心者にちょうどいい設計」にあります。
レビューを見ると、「中学・高校で陸上を始めた」「初めてスパイクを履く」という人の満足度が非常に高いです。
- 土とタータンの両方で使えるため、練習環境を選ばない
- 専門種目がまだ決まっていなくても対応できる
- ピンやレンチがセットになった販売パッケージも多く、すぐ使える
- 柔らかめのソールで足や関節に優しい
特に「怪我をしにくい」「履いたときの安定感がある」という声が多く、足への負担が少ない点が初心者にとっての大きな安心材料です。
実際の口コミ・レビューから見える評価
レビューサイトやショッピングモールの評価を総合すると、エフォート13の平均スコアは4.5〜5.0点と非常に高めです。
ポジティブな意見としては次のようなものが目立ちます。
- 「子どもが初めてのスパイクとして使っています。履きやすくて気に入っている」
- 「軽くて安定感があり、練習にも試合にも使いやすい」
- 「価格が手ごろで品質が良い。コスパ最強」
実際、アシックスのスパイクの中でも比較的安価で、上位モデルの半額程度で購入できることもあります。親御さんからの「部活デビュー用にちょうどいい」という意見も非常に多いです。
一方で、改善点として挙げられるのは以下のような部分です。
- サイズが小さめで、普段より0.5cm〜1cm大きめを選んだ方が良い
- 通気性がやや弱く、夏場は蒸れやすい
- 毎日練習で使うとソールの摩耗が早い
ただし、これらは使用環境や頻度にも左右されるため、全体的な満足度を大きく下げるほどの欠点ではありません。
実際に履いた人のリアルな声
SNSやブログでも、エフォート13を使った感想が数多く見られます。共通しているのは、「扱いやすい」「安心して履ける」という評価です。
- 「軽いけどしっかりしていて、フォームを崩しにくい」
- 「最初はスパイクに慣れるのが怖かったけど、この靴は足に優しい」
- 「反発は控えめだけど、その分ケガしにくく、安心して練習できる」
この「反発が強すぎない」という点が、初心者にとっての大きなメリット。上級者向けのスパイクはプレートが硬く、慣れないうちは足裏やアキレス腱を痛めやすいですが、エフォート13はそのリスクが低いのです。
中級者以上には物足りない？その理由
一方で、ある程度経験を積んだ競技者にとっては「少し物足りない」という声もあります。
- 反発力やグリップ力が控えめで、爆発的な加速を求めるスプリンターには向かない
- 細かい踏み込みの感覚が伝わりにくい
- 長期間のハードな使用には耐久性が不足
つまり、エフォート13は「速さを追求する」よりも「フォームを身につける」「スパイクに慣れる」段階の人に最適なモデルです。
そのため、競技に慣れてきたら、アシックスの上位モデル（例：ジェットスプリントシリーズやクロノスプリントシリーズ）にステップアップする流れが自然でしょう。
EFFORT 13の設計に見るアシックスのこだわり
アシックスは長年、学生アスリートや部活動ユーザーを支えるシューズ作りをしてきました。
エフォート13シリーズもその伝統の延長線上にあります。
特に13代目に進化した本モデルでは、アーチのサポート機構が強化され、地面を蹴るときの安定感が大幅に向上。屈曲性を持たせた前足部のプレート設計は、初心者でも自然に足を使えるようになっています。
アシックスらしい「ケガを防ぐ」「走りの基礎を整える」という哲学が詰まった一足です。
賢い選び方とサイズの注意点
エフォート13を選ぶ際に注意しておきたいのは、サイズと用途。
レビューでも指摘が多いように、やや小さめの作りなので、普段履きより0.5cmほど大きめを選ぶのが安心です。
また、セット販売ではピンやレンチ、ピンカバーが付いていることが多く、初心者にはこちらが断然おすすめ。初期費用を抑えつつ、すぐに練習に入れる点は大きな魅力です。
土トラック中心ならアンツーカー用ピン（12mm）、タータン主体なら短めのピンに交換することで、より効率的な練習ができます。
EFFORT 13をおすすめできる人・できない人
おすすめできるのはこんな人です。
- 中学・高校で陸上部に入部したばかりの人
- どの種目に進むかまだ決まっていない人
- スパイクの履き方や走り方を学んでいる段階の人
- 足への負担を抑えたい人
逆におすすめしづらいのは、
- 100mで記録更新を狙う上級スプリンター
- 跳躍種目などで強い反発を必要とする人
- 長期的なハードユースを考えている人
エフォート13は「入門〜基礎練習用」の万能型。すべてを求めるシューズではなく、「スパイクデビューの一歩」を支えるモデルだと考えるのが正解です。
総合評価：安心感とバランスの取れた入門スパイク
アシックスエフォート13は、初心者の不安を取り除きながら、陸上競技の楽しさを感じさせてくれる一足です。
スパイクの特性を知る、フォームを安定させる、足を守る——そのすべてにおいて「最初の一足」として理想的な立ち位置にあります。
もちろん、競技に慣れてくれば上位モデルへの買い替えも必要になりますが、その“最初のステップ”としては申し分のない完成度です。
価格、機能、安心感のバランスが良く、実際の口コミでも「これで十分」と満足する声が多いのも納得できます。
アシックスエフォート13の実際の評価と口コミを徹底検証！初心者にもおすすめの理由（まとめ）
エフォート13は「走りの基礎を作るためのスパイク」。
過剰な反発やスピードよりも、安定性と扱いやすさを重視した構造になっています。
口コミでも「初めてのスパイクに最適」「ケガをしにくい」「万能で使いやすい」と評価されており、初心者から絶大な信頼を得ています。
もしこれから陸上を始めるなら、迷わず候補に入れておきたい一足です。
