フィットネスを始めたいと思っている人の中には、「エアロビクスってどんな靴を履けばいいの？」と悩む人も多いはず。ランニングシューズやスニーカーでもできそうに見えるけれど、実はエアロビクスには「専用シューズ」を選んだ方が圧倒的に快適で安全だ。
この記事では、アシックスのエアロビクス向けシューズに焦点を当て、その特徴や選び方、初心者におすすめのモデルをわかりやすく紹介していく。
エアロビクスシューズとは？専用設計が必要な理由
エアロビクスは、音楽に合わせて体を動かす有酸素運動の一種。ジャンプ、ステップ、ターンなど、前後左右に素早く動く動作が多い。
そのため、靴に求められるのは「クッション性」「安定性」「グリップ力」「柔軟性」といった、マルチな性能だ。
ランニングシューズは前後の動きに最適化されているが、エアロビクスのように横方向や回転の動きが多い運動では、足首がぐらついたり、滑ったりすることがある。
つまり、エアロビクスには「多方向に対応できる安定したソール」と「衝撃吸収力のある軽量設計」が欠かせない。
アシックスでは、こうした動きに合わせて「フィットネス」「ジムトレーニング」「スタジオ向け」など、室内運動用に最適化されたシューズを展開している。
アシックスが選ばれる理由 ―― フィットネスに強い技術力
アシックスといえばランニングシューズのイメージが強いが、実はジムやスタジオトレーニング向けのノウハウも非常に豊富だ。
ランナー用で培ったクッション材「GEL」や軽量フォーム「FF BLAST」などのテクノロジーを応用し、フィットネスにも対応できるシューズを数多く展開している。
また、日本人の足型に合わせたフィット感の高さも大きな魅力。甲高・幅広の足にも自然にフィットし、長時間動いても疲れにくい。
さらに、通気性の良いメッシュアッパーや、床に引っかかりにくいフラットソールなど、室内運動に最適な設計が随所に見られる。
エアロビクス初心者に向くシューズの条件
初めてエアロビクスに挑戦する人にとって、靴選びで失敗しないためのポイントをいくつか挙げよう。
- 軽さ：靴が重いとステップやターンのリズムを取りづらく、疲れやすい。
- 屈曲性：足指の付け根で自然に曲がる構造のものを選ぶ。動きに追従しやすく、ステップ時の反発も得やすい。
- 安定性：横方向のブレを防ぐため、かかと周りのホールド感がしっかりしたものが理想。
- グリップ性：スタジオの床はツルツルしていることも多いため、滑りにくいゴムソールが安心。
- 通気性：汗をかきやすい運動なので、アッパー素材の通気性も重要。
これらをすべて満たすシューズを選べば、初心者でもケガのリスクを抑え、快適に動ける。
おすすめモデル①：VERSABLAST 3
アシックスの中でも汎用性の高いフィットネスモデル。軽くて柔軟性があり、エアロビクスはもちろん、ジムトレーニングや軽いジョギングにも対応できる。
ソールのクッションがほどよく、ジャンプやステップの衝撃を吸収してくれるため、膝や腰への負担を抑えたい人にぴったり。
デザインもシンプルで、普段履きにも使えるのが嬉しいポイント。価格も比較的手頃で、最初の一足として選ばれやすいモデルだ。
おすすめモデル②：GEL-KAYANO 32
ランニング向けに設計されたモデルだが、クッション性と安定性のバランスが抜群で、エアロビクスにも応用可能。
しっかりとしたかかとホールドと安定したソール構造が、ジャンプやターンでも足を支えてくれる。
特に体重がある人や、膝や足首への負担を減らしたい人におすすめだ。
GEL-KAYANOシリーズはアシックスの代表作でもあり、フィットネス初心者から上級者まで安心して使える万能シューズといえる。
おすすめモデル③：NOVABLAST 5
軽量かつ反発力のあるソールで、テンポよく動くエアロビクスにぴったり。足の裏で感じる弾むような感覚が楽しく、運動のモチベーションを上げてくれる。
通気性にも優れ、長時間のクラスでも蒸れにくい設計。中〜高強度のフィットネスプログラムにも十分対応できる。
動きの軽快さを重視したい人には、ノヴァブラストシリーズが特におすすめだ。
シューズの選び方と試着時のポイント
ネットで購入する人も増えているが、可能であれば実店舗での試し履きをおすすめする。
アシックス直営店では、足のサイズや幅を計測し、適したモデルを提案してもらえるサービスもある。
試着時には次のような点を意識するとよい。
- つま先に1cm程度の余裕があるか
- 屈曲位置が足指の付け根と合っているか
- かかとがしっかりホールドされているか
- 軽くステップやターンの動きをして違和感がないか
また、靴下の厚みや素材でもフィット感が変わるため、実際に運動時に履く靴下で試すのが理想だ。
ランニングシューズをそのまま使うのはアリ？ナシ？
一見似ているように思えるランニングシューズだが、エアロビクスで使うには注意が必要。
ランニング用は前方への蹴り出しを支える設計になっており、横方向や回転動作には不向きだ。
特にソールのドロップ（かかととつま先の高さ差）が大きいと、ステップ時にバランスを崩すこともある。
短時間の軽い動きであれば問題ないこともあるが、長く続けるならフィットネス専用のシューズを選ぶ方が安全で快適だ。
結果的にケガの予防にもつながり、運動を継続しやすくなる。
エアロビクスを続けるために ―― シューズケアの習慣をつけよう
どんなに良いシューズでも、使いっぱなしにすると劣化が早まる。
使用後はインソールを取り出して乾かす、風通しの良い場所に置くなど、基本的なケアを心がけたい。
また、ソールがすり減ってきたら早めに買い替えることも大切。クッション性が落ちたまま使い続けると、足裏や関節への負担が増えてしまう。
アシックスでは純正インソールやメンテナンス用品も販売されているので、定期的なメンテナンスで長く快適に履ける。
まとめ：アシックスのエアロビクスシューズで快適に動こう
エアロビクスは、音楽に合わせて楽しく体を動かせる運動だが、靴選びを間違えるとケガや疲労の原因になる。
アシックスのフィットネスシューズは、クッション性・安定性・軽量性を兼ね備え、初心者にも扱いやすい設計が特徴だ。
特に、VERSABLAST 3 のような万能型、GEL-KAYANO 32 のような安定型、NOVABLAST 5 のような軽快型など、目的や好みに合わせて選べる幅が広い。
初めての一足として、まずはアシックスのエアロビクス向けシューズを試してみよう。きっと足取りが軽くなり、フィットネスがもっと楽しく感じられるはずだ。
アシックスのエアロビクスシューズで始める快適フィットネスライフ
エアロビクスを続けるための第一歩は、足に合う靴を選ぶこと。
アシックスのエアロビクスシューズは、初心者にもやさしく、安心して動ける設計が魅力だ。
快適な一足を手に入れて、音楽と一緒に体を動かす楽しさを存分に味わってほしい。
