ランニングを始めたいけれど、どんなシューズを選べばいいか分からない——そんなときによく名前が挙がるのが、アシックス JOLTシリーズです。
手頃な価格ながら、足への優しさや履き心地に定評があり、「初めての1足」として人気を集めています。ここでは、アシックス JOLT シリーズの特徴や魅力、そして選び方のポイントをわかりやすく紹介します。
JOLTシリーズとは？アシックスの入門用ランニングシューズ
アシックスのアシックス JOLT シリーズは、ランニング初心者やウォーキングを始めたい人に向けて作られたエントリーモデル。
「まずは走ってみたい」「無理せず運動習慣をつけたい」という人が安心して履けるように設計されています。
上位モデルのようなカーボンプレートや高反発フォームは採用していませんが、そのぶん扱いやすく、価格も6,000円台と手が届きやすい。
走るだけでなく、通勤・通学や買い物などの“普段使い”にも違和感なく履けるのが特徴です。
特徴① クッション性と安定感のバランスがちょうどいい
アシックス JOLT シリーズの魅力の一つは、EVA素材を使ったミッドソール。
着地時の衝撃をほどよく吸収し、足裏にかかる負担を軽減してくれます。
また、アウトソール（靴底）は耐久性の高いラバー素材を採用。
地面をしっかりグリップしてくれるため、滑りにくく、初心者でも安定した走りができます。
「柔らかすぎず、硬すぎない」この中間のクッション感が、多くの人にとってちょうどいい履き心地。
軽いジョギングやウォーキング、ジムでのトレーニングにもぴったりです。
特徴② 通気性の良いメッシュアッパーで快適な履き心地
ランニング中の蒸れは不快感の原因になります。
アシックス JOLT シリーズでは、足全体を包み込むアッパー部分にメッシュ素材を採用。
通気性が高く、長時間の使用でもムレにくい構造です。
さらに、内部のインソールには「OrthoLite（オーソライト）」を使用。
足裏に柔らかくフィットし、クッション性を補助するだけでなく、抗菌・防臭効果も期待できます。
「走る→汗をかく→すぐ乾く」という流れを自然にサポートしてくれるので、普段使いにも最適です。
特徴③ 足の動きに合わせてしなやかに屈曲
アシックス JOLT シリーズは、ソールに複数の屈曲溝（フレックスグルーブ）が入っています。
これによって足の自然な動きに合わせて靴がしなやかに曲がり、無理のないランニングフォームをサポート。
初心者がつまずきやすい「足の硬さ」や「フォームのぎこちなさ」をやわらげてくれます。
普段あまり運動をしていない人でも、履いた瞬間に足へのなじみやすさを感じるはずです。
特徴④ 豊富なサイズ・ワイドモデルも展開
ランニングシューズ選びで意外と大切なのが「足幅」。
アシックス JOLT シリーズは標準幅だけでなく、ワイド（幅広）モデルもラインナップされています。
足が窮屈だと感じやすい人でも、ゆとりを持って履ける設計です。
また、サイズ展開も幅広く、男女兼用・キッズモデルも用意されています。
家族でランニングを始めたい人にもおすすめのシリーズです。
実際の履き心地：柔らかすぎず安定感がある
実際に履いたユーザーからは、「クッション性がちょうどいい」「足が疲れにくい」という声が多く聞かれます。
特に、通勤・通学など毎日の歩行でも足裏の違和感が少ない点が好評です。
ただし、ソールはあくまで“初級者向け”。
高反発フォームを使った上位モデルに比べると、推進力や反発性は控えめです。
スピード練習や長距離ランには少し物足りないかもしれませんが、最初の一足としては十分な性能です。
どんな人に向いている？アシックス JOLT シリーズのおすすめ層
・初めてランニングを始める人
・ウォーキングや通勤・通学にも使いたい人
・予算を抑えつつ信頼できるブランドを選びたい人
・週に数回、軽く体を動かしたい人
特に「これから運動習慣をつけたい」「運動不足を解消したい」と考えている人にはぴったり。
履いた瞬間に安定感があり、足を守りながら走れる安心感がアシックス JOLTの強みです。
注意点：上級者や長距離ランナーには物足りないかも
アシックス JOLT シリーズはあくまでエントリーモデル。
10km以上のランニングや、スピードを出したいトレーニングには不向きです。
本格的に走り込みたい場合は、GEL-NIMBUSやMAGIC SPEEDなどの上位モデルを検討すると良いでしょう。
とはいえ、「まずは始めてみる」段階で必要な要素はすべてそろっています。
フォームや筋力が安定してきたら、次のステップへ進むための基礎作りとして活躍します。
選び方のポイント
- 用途を明確にする
走る目的がジョギング中心なのか、ウォーキングや通勤にも使いたいのかで選び方が変わります。 - サイズ・幅をチェックする
アシックスは日本人の足型に合わせた設計ですが、モデルによってフィット感が異なります。
可能なら試着して、つま先に1cmほど余裕があるサイズを選びましょう。 - デザインも重視する
アシックス JOLT シリーズはカラーバリエーションも豊富。
お気に入りの色を選ぶことで、モチベーションもアップします。 - 履き替え時期を意識する
目安として、500〜700km走ったら買い替えがおすすめ。
ソールがすり減ってきたらクッション性が落ちるため、ケガ防止のためにも定期的に確認を。
アシックス JOLT シリーズと他モデルの違い
アシックスのラインナップでは、アシックス JOLT シリーズは「最も身近なシューズ」。
上位には、よりクッション性や反発力を高めたGEL-CONTEND、GT-1000、GEL-NIMBUSなどがあります。
それらと比べると軽量で扱いやすく、日常生活にも溶け込みやすいデザインです。
つまり、アシックス JOLT シリーズは“入り口の一足”。
ここからランニングの楽しさを知り、必要に応じて上位モデルにステップアップしていく——そんな位置づけのシリーズです。
ランニングを「習慣」にするための相棒として
どんなに性能が高いシューズでも、続けられなければ意味がありません。
アシックス JOLT シリーズの魅力は、「履きたくなる」「外に出たくなる」軽快さにあります。
重すぎず、派手すぎず、どんな服装にもなじむデザイン。
走る前のハードルを下げてくれる“気軽さ”こそ、初心者に最も必要なポイントです。
まとめ：アシックスのランニング初心者におすすめ！JOLTシリーズの魅力と選び方ガイド
アシックスのアシックス JOLT シリーズは、ランニングをこれから始める人にとって最適なスタートシューズです。
適度なクッション性、安定感、通気性、そして手に取りやすい価格。
どれも「初めての一足」に求められる条件を満たしています。
無理のないペースで走り始めたい人、ウォーキングや通勤でも使いたい人。
そんな方にとって、アシックス JOLT 5やアシックス JOLT 4は心強い相棒になってくれるでしょう。
シンプルだけど確かな機能性を持つアシックス JOLT シリーズで、あなたの“走る生活”を気持ちよく始めてみてください。
