「ニューバランス565って、サイズ感はどうなんだろう?」
そんな疑問を持つ人は少なくありません。見た目のクラシックな雰囲気に惹かれて買おうと思っても、サイズが合わないとせっかくの履き心地も台無しになってしまいますよね。この記事では、実際のレビューや特徴を踏まえて、ニューバランス565のサイズ感・履き心地・選び方のポイントをわかりやすく紹介します。
ニューバランス565とは?まずはモデルの特徴を知ろう
ニューバランス565(ML565)は、1980年代に誕生した500番台シリーズの系譜にあるクラシックモデルです。スエードとメッシュを組み合わせた上品なデザインが特徴で、どんな服装にも馴染みやすく、街歩きや通勤などのデイリーユースに最適なスニーカーとして人気があります。
ミッドソールには「C-CAP」と呼ばれるEVA素材を採用。軽さとクッション性のバランスがよく、アウトソールにはグリップ性の高いラバー素材が使われています。シンプルながらも機能性をしっかり押さえた構造で、「普段使いにちょうどいい履き心地」という声が多いモデルです。
また、カラー展開が豊富で、ユニセックスで楽しめる点もニューバランス565の魅力。22.5cmからの小さいサイズもあり、男女問わず支持されています。
サイズ感の特徴:標準〜ややゆったりめが目安
最も気になるのが、ニューバランス565の「サイズ感」。結論から言うと、ニューバランス565は「標準〜ややゆったりめ」と感じる人が多いモデルです。ただし、足の形によって印象が変わるため、自分の足の特徴を知っておくことが大切です。
普段のサイズで合う人が多い
多くのレビューでは「普段履いているスニーカーと同じサイズでぴったり」との声が見られます。長さの面では極端に大きすぎたり小さすぎたりすることはなく、標準的な設計になっています。
やや大きめに感じるケースも
一方で、「少し大きめだった」「0.5cm小さくてもよかった」という意見も少なくありません。特に足幅が狭い方や甲が低い方は、靴の中で少しゆとりを感じることがあるようです。その場合は、ハーフサイズ下げるか、厚手のソックスを組み合わせるとちょうどよくなることが多いです。
幅・ワイズはやや広め
ニューバランス565は、全体的に幅に余裕がある作り。ワイズで言うとD〜2E程度にあたるモデルが多く、「足幅が広め」「甲が高い」といった方にもフィットしやすい傾向があります。実際に「幅広でも締めつけ感がなく快適だった」というレビューが多いのも特徴です。
履き心地の印象:軽さと安定感が両立
ニューバランス565の履き心地は、「軽くて安定感がある」という表現がぴったりです。ミッドソールのC-CAPが衝撃を吸収し、足裏に柔らかいクッション感を与えてくれます。
長時間歩いても疲れにくい
街歩きや通勤、旅行などで長く歩く日でも、ニューバランス565はしっかり足をサポートしてくれます。ソールの硬さが絶妙で、地面の感触をほどよく感じながらも疲れにくいのがポイントです。「一日履いても足が痛くならない」「出張にも履いていける」といったコメントが多く見られます。
スポーツ用途には向かない
ただし、ニューバランス565はあくまでライフスタイルモデル。ランニングやトレーニングといった運動用としては設計されていません。軽快に歩ける一方で、反発性やホールド感はスポーツモデル(例:ニューバランス880やニューバランス990など)に劣るため、「街履き中心」で選ぶのが賢明です。
ソックスで履き心地を調整
少しゆとりを感じる場合は、ソックス選びで微調整すると快適に履けます。秋冬なら厚手の靴下でフィット感を高め、春夏は薄手にして通気性を重視するなど、季節によって変えるのもおすすめです。
失敗しないサイズの選び方
ニューバランス565を購入する際に意識したいのは、「自分の足の形」と「使用シーン」です。ここでは、タイプ別のおすすめサイズ選びをまとめます。
1. 足幅が広め・甲高タイプの人
→ 普段のサイズでOK。
ニューバランス565は幅に余裕がある設計なので、無理にサイズを上げる必要はありません。紐でしっかり固定すれば、安定したフィット感が得られます。
2. 足幅が狭め・甲が低い人
→ 0.5cm下げるのがおすすめ。
少し余裕が出る可能性があるため、ハーフサイズ下げるとよりフィットします。それでも不安な場合は、中敷きを追加するのも良い方法です。
3. 男女別のサイズ感
ニューバランス565はユニセックス展開のため、男性も女性も同じ木型を使うことがあります。そのため、女性が履く場合は少し大きめに感じるケースが多く、普段より0.5cm下げて選ぶ人もいます。逆に男性で足幅が広い人は、いつも通りのサイズが合いやすい傾向です。
試着時のチェックポイント
ネットで購入する場合も、サイズ交換を防ぐために以下の点を意識してみてください。
- かかとが浮かないか
- つま先に1cm程度の余裕があるか
- 歩いたときに靴の中で足が動かないか
- ソックスを履いた状態で試す
このあたりを確認すれば、「買ってから大きかった/小さかった」という失敗をかなり減らせます。
また、ニューバランス公式サイトではプリントして使えるサイズ計測シートも配布されています。自宅で簡単に足長や足幅を測れるので、通販派の方は活用すると便利です。
他モデルとのサイズ感比較
ニューバランス565を検討する際、同価格帯のニューバランス574やニューバランス996などと迷う人も多いでしょう。そこで、よく比較されるモデルとの違いを簡単にまとめておきます。
- ニューバランス574:565よりもややボリュームがあり、幅も広め。クッション性が高く、より柔らかい履き心地。
- ニューバランス996:細身でスタイリッシュ。履き口がタイトなので、足幅が狭い人に向く。
- ニューバランス565:574と996の中間。程よくゆったりしながらも、見た目はすっきり。
つまり、「幅広すぎず、細すぎない」「クラシックなデザインで快適に履ける」ちょうどいいバランスを求める人にはニューバランス565がぴったりです。
ニューバランス565を選ぶ理由
ニューバランス565は、ニューバランスの中でも“派手すぎず地味すぎない万能モデル”です。レトロなルックスに程よいボリューム感があり、カジュアルからキレイめまで幅広いファッションに合わせやすいのが魅力。デザイン性と履き心地のバランスが絶妙で、価格も手に取りやすい点が人気の理由です。
「初めてニューバランスを買う」「休日用に1足ほしい」といった人にも向いています。派手なロゴや装飾が少なく、どんな服装にもなじむため、年齢・性別問わず長く愛用できる一足です。
ニューバランス565のサイズ感まとめ
最後に、この記事のポイントを整理します。
- サイズ感は「標準〜ややゆったりめ」
- 足幅が広い人は普段通り、狭い人は0.5cm下げるのがおすすめ
- 長時間歩いても疲れにくいクッション性
- ニューバランス574より少しスリム、ニューバランス996よりややゆったり
- 街履き・通勤・旅行など日常使いに最適
ニューバランス565は、サイズさえ合わせれば本当に使いやすいスニーカーです。履き心地の良さ、デザインの万能さ、そして手頃な価格。この3つを兼ね備えたバランスの良さが、長く愛される理由です。
ニューバランス565のサイズ感で迷ったら、まずは普段サイズから試そう
スニーカー選びは“見た目”より“サイズ感”が何より重要。ニューバランス565は幅広にも優しく、履くほどに自分の足に馴染んでいく一足です。まずは普段履いているサイズを基準に試してみてください。もし少しゆとりを感じるようなら、靴紐やインソールでの微調整もできます。
シンプルで飽きのこないデザイン、軽くて歩きやすい履き心地。
ニューバランス565は、日常を少し快適にしてくれる頼もしい相棒になるはずです。


