子どもの靴選びで意外と悩ましいのが「17cm」。小学校入学前後のタイミングで履く子が多く、成長が早いこの時期は「少し大きめでいいのか」「ジャストサイズを選ぶべきか」と迷う親御さんも多いでしょう。今回は、アシックスの17cmシューズに注目し、サイズ感やおすすめモデル、選び方のポイントを分かりやすくまとめました。
17cmの靴サイズはどんな子に合う？
アシックスの子ども靴は、足の実寸よりも0.5〜1.0cm大きめを選ぶのが基本です。これは「捨て寸」と呼ばれる、つま先に設けられた余裕を考慮したもの。
たとえば足の実寸が16.0〜16.5cm程度なら、17.0cmの靴を選ぶのがちょうど良いと言われています。つま先に1cmほどの余裕ができ、足指を自然に動かせるため、成長期の足にやさしいフィット感になります。
ただし、アシックスの靴は他ブランドよりもやや大きめに作られている傾向があります。実際の中敷き（インソール）の長さが表記より約5mmほど長いこともあるため、「17cm」と書かれていても実際は17.5cmほどある場合も。特にネット購入時には、サイズ表とインソール実寸を必ず確認するのがおすすめです。
アシックスの17cmシューズに共通する特徴
アシックスのキッズラインには、足の発達段階に合わせた「スクスク（SUKU2）」シリーズを中心に、幅広いサイズ展開があります。17cmサイズは、ちょうど「ベビーからキッズへ」移行する時期にあたるため、以下のような特徴が見られます。
- アーチサポート構造：土踏まずを支え、正しい歩行姿勢をサポート。
- かかとのホールド性：着地時の安定感を高め、ねじれやすい子どもの足を守る。
- 軽量素材：活発に動く年代の子どもでも疲れにくい。
- マジックテープ仕様：自分で脱ぎ履きしやすく、園生活にも便利。
アシックスは医療現場や学校指定靴でも信頼されるブランドで、足の健康を重視した設計が随所に光ります。
人気モデル① アシックス SUKU2 ネイラ mini
柔らかいメッシュ素材で通気性が高く、保育園・幼稚園の普段履きにぴったりのモデル。マジックテープで着脱しやすく、かかとの安定感も抜群です。
17cmサイズは男女問わず人気で、足幅が標準〜やや広めの子に特にフィットします。軽い履き心地で、初めてのスニーカーとして選ぶ家庭も多い一足です。
人気モデル② アシックス SUKU2 コトラ mini SL 2
コトラ miniは、ネイラよりややスリムな設計。細身の足の子どもにもぴったりフィットし、靴の中で足が遊びにくいのが特徴です。
アッパー素材は合成皮革で汚れに強く、通園やお出かけ用としても使いやすいデザイン。落ち着いたカラー展開が多く、きれいめコーデにも合わせやすい点も魅力です。
人気モデル③ アシックス トップスピード MINI-zero3
走るのが大好きな子どもには「TOPSPEED MINI-zero3」がおすすめ。名前の通り軽量設計で、アクティブなシーンに強いモデルです。
ソールのグリップ力も高く、運動会や公園遊びなどでもしっかり地面を捉えます。17cmサイズでも驚くほど軽く、足運びがスムーズになる感覚を実感できます。
人気モデル④ アシックス レーザービーム
アシックスの定番ジュニアスニーカー「レーザービーム」は、見た目のカッコよさと機能性を両立したモデル。
小学校入学前後の子どもたちから人気が高く、17cmサイズなら「初めてのレーザービーム」として選ばれることも多いです。ソールがややしっかりしているため、活発な子や足元をしっかり支えたい子に向いています。
17cm靴選びで失敗しないためのポイント
1. 足長だけでなく足幅も測る
同じ17cmでも、足の幅（ワイズ）によって履き心地が全く違います。アシックスでは「ナロー（細め）」「スタンダード」「ワイド」と幅ごとのモデルもあるので、足囲を測っておくと安心です。
2. 靴下を履いた状態で確認する
子ども用ソックスの厚みによってもサイズ感は変わります。試し履き時は、普段履いている靴下で合わせるのが基本です。
3. 成長を見越しすぎない
「どうせすぐ大きくなるから」と1cm以上大きめを選ぶと、足が靴の中で動きすぎて歩き方が崩れたり、靴擦れの原因になります。余裕は0.5〜1cmが理想です。
4. 試し履きができないときはレビューを参考に
ネットで購入する場合は、レビューで「大きめ」「小さめ」といった感想をチェック。中敷き実寸が掲載されている店舗なら、他ブランドとの比較もしやすいです。
成長とともにサイズアウトするタイミング
子どもの足は半年で約0.5cm伸びると言われています。つまり、17cmの靴は半年から1年ほどでサイズアウトするケースが多いです。
靴底がすり減ったり、つま先が当たるようになったら買い替え時期のサイン。アシックスのキッズモデルは耐久性も高いですが、サイズが合わないまま履き続けると足の成長を妨げるおそれがあるため注意が必要です。
こんな子には17cmがぴったり
- 足の実寸が16.0〜16.5cm
- 4〜6歳前後の幼児・年長〜小1くらい
- 保育園・幼稚園での運動量が多い
- 自分で靴を履けるようになってきた
これらの条件に当てはまる子には、アシックスの17cmシューズが快適にフィットします。特にSUKU2シリーズは柔らかく軽い作りなので、足指の発達にも良い影響を与えると言われています。
17cmシューズの選び方まとめ
- 足長＋0.5〜1.0cmを目安に選ぶ
- 足幅や甲の高さも考慮する
- 成長を見越しすぎず、今のフィット感を優先
- 使用シーン（園・遊び・外出）でモデルを分ける
- 試し履きまたは中敷き実寸の確認を忘れない
この5点を押さえておけば、失敗しにくくなります。アシックスのキッズシューズはサイズ展開も豊富なので、用途に応じて「普段履き用」と「お出かけ用」を分けるのもおすすめです。
まとめ：アシックス17cmシューズは成長期の足にやさしい一足を
アシックスの17cmシューズは、成長期の子どもの足を守りながら、毎日の遊びや通園を快適にサポートしてくれる存在です。
アシックス SUKU2 ネイラ miniやアシックス SUKU2 コトラ mini SL 2、アシックス トップスピード MINI-zero3、アシックス レーザービームなど、それぞれに特徴があり、足の形や使用シーンに合わせて選べるのが魅力。
大切なのは「表記サイズ」ではなく、「足の実寸」と「履いたときの感覚」。つま先に少し余裕があり、かかとがしっかりホールドされることが、正しいサイズ選びの目安です。
お子さんの足が16〜16.5cm程度なら、今がまさに17cmシューズデビューのベストタイミング。アシックスの豊富なモデルの中から、足にぴったりの一足を見つけてあげましょう。
