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アシックス本社の場所やアクセス方法を紹介!企業概要と見学情報まとめ

スポーツブランド「アシックス(ASICS)」といえば、ランニングシューズを中心に世界中のアスリートから愛されている日本発の企業です。神戸で生まれ、今や世界を舞台に活躍するアシックス(ASICS)。その本社がどこにあり、どうやって行けるのか、さらに企業としての歴史や見学スポットについても詳しく紹介していきます。


アシックス本社の所在地はどこ?基本情報をチェック

アシックス株式会社の本社所在地は、兵庫県神戸市中央区三宮町一丁目2番4号「大和神戸ビル」にあります。神戸の中心部・三宮エリアに位置しており、ビジネス街や商業施設が集まるエリアの一角です。

創業以来、アシックス(ASICS)は神戸を拠点に発展してきた企業で、「本社=神戸」というのは同社のブランドアイデンティティを象徴するポイントでもあります。実際、アシックス(ASICS)の創業地も神戸市。戦後まもなく「鬼塚商会」として始まった小さなメーカーが、ここから世界的スポーツブランドに成長しました。

現在の本社ビルには、管理部門や経営陣のオフィスが置かれていますが、販売・マーケティングを担当するグループ会社「アシックスジャパン株式会社」は、東京都千代田区丸の内二丁目7番2号「JPタワー」にオフィスを構えています。つまり、神戸が“企業の本拠地”、東京が“国内事業の中心”という二拠点体制です。


アシックス本社へのアクセス方法

神戸本社は、公共交通機関でのアクセスが非常に便利です。最寄り駅は次のとおりです。

  • JR「三ノ宮駅」から徒歩約5分
  • 阪急「神戸三宮駅」から徒歩約5分
  • 阪神「神戸三宮駅」からも徒歩圏内
  • 地下鉄「三宮・花時計前駅」から徒歩すぐ

三宮エリアの主要駅から歩いてアクセスできるため、出張や訪問の際にも迷うことはほとんどありません。周辺には飲食店やカフェも多く、オフィス街としても活気のある立地です。

本社ビルは「大和神戸ビル」と呼ばれるオフィスビルの中にあります。外観はスタイリッシュで、ブランドのクリーンなイメージを感じさせる造り。ビルのエントランスには、アシックス(ASICS)のロゴが掲げられています。


アシックスの企業概要と理念

アシックス(ASICS)は1949年9月1日に創業。創業者・鬼塚喜八郎が「子どもたちに健康を通して幸せを」との思いから始めた会社が、現在のグローバルブランドの礎を築きました。

社名の「ASICS」は、ラテン語の「Anima Sana in Corpore Sano(健全な身体に健全な精神が宿る)」の頭文字を取ったもの。この理念は、今も企業活動の根幹にあります。単なるスポーツ用品メーカーではなく、“心身の健康”を支える企業として、ランニング、トレーニング、ライフスタイルなど多様なカテゴリーで製品を展開しています。

資本金は239億7,200万円(2024年現在)。連結従業員数は約9,000人。世界各国に拠点を持ち、アジア・欧州・北米を中心に販売網を広げています。


アシックス本社の歴史と変遷

アシックス(ASICS)は、もともと神戸市のポートアイランドに本社を構えていました。この旧本社ビルは1985年に完成し、広大な敷地に3棟の建物を備えた象徴的な拠点でした。建物中央にはガラス張りのアトリウムがあり、開放感のある構造が印象的でした。

さらに、2009年には新館(東館)が増築され、館内には「アシックススポーツミュージアム」も併設。ここでは、アシックス(ASICS)やオニツカタイガーの歴代シューズ、著名アスリートのスパイク展示、体験型アトラクションなどが公開され、一般にも人気のスポットとなっていました。

その後、神戸中心部・三宮エリアの利便性や再開発を見据え、現在の「大和神戸ビル」へと移転。ビジネス面での効率化を図りながらも、神戸発祥のブランドとしてのアイデンティティを維持しています。


新本社移転計画:2028年に三宮の再開発ビルへ

2024年8月、アシックス(ASICS)は本社の移転計画を正式発表しました。新本社は、神戸市中央区三宮雲井通5丁目で進む再開発ビルの11〜14階に入居予定。移転時期は2028年1月を予定しています。

この新ビルは「三宮雲井通5丁目地区第一種市街地再開発事業」によって建設されるもので、商業施設・オフィス・ホテルなどを備えた複合型の高層ビルです。交通アクセスもさらに向上し、神戸の新たなランドマークになると見られています。

移転の背景には、以下のような狙いがあります。

  • 都市型ビジネス環境の中でブランド発信力を高める
  • 交通利便性を活かし、国内外の拠点との連携を強化
  • 社員の働き方やワークライフバランスに配慮したオフィス構築
  • 神戸の再開発とともに、地域との共生・発展を目指す

この新本社のデザインは、自然光を取り入れた開放的な空間設計が特徴で、アシックス(ASICS)の理念である「健全な身体に健全な精神を」体現する職場環境を目指しています。


本社見学やミュージアムは一般公開されている?

アシックス(ASICS)の旧本社にあった「アシックススポーツミュージアム」は、これまで一般にも開放されていました。実際にランニングシューズの進化を学べる展示や、体験型のスポーツアトラクションなどが人気を集めていました。

ただし、現在は移転準備の影響もあり、見学受付や一般公開は終了しています。新本社移転後、このミュージアムがどのような形で再登場するかはまだ発表されていません。神戸の新本社ビル内、または近隣の施設に形を変えて再開する可能性もあるため、公式サイトやプレスリリースを随時チェックしておくと良いでしょう。


アシックスが神戸にこだわる理由

神戸は、アシックス(ASICS)の創業地であり、ブランドの精神的なふるさとです。戦後の復興期に鬼塚喜八郎がこの地でシューズづくりを始め、そこから“メイド・イン・ジャパン”の誇りを世界へ発信してきました。

神戸という都市は、港町として海外との接点が多く、異文化を柔軟に取り入れてきた歴史があります。アシックス(ASICS)がグローバルブランドへと成長できた背景には、神戸のこの開かれた気質が大きく影響しています。

今後もアシックス(ASICS)は、神戸を拠点にしながら、国内外の事業展開を加速させていく見込みです。


東京オフィス(アシックスジャパン)との違い

アシックス(ASICS)の東京拠点は「アシックスジャパン株式会社」が運営し、主に国内マーケティングや販売戦略、流通部門を担っています。所在地は東京都千代田区丸の内二丁目7番2号「JPタワー」。東京駅直結の利便性の高い立地で、国内外のパートナー企業との連携にも適した環境です。

つまり、神戸が“本社機能=経営・ブランドの中枢”、東京が“国内ビジネスの司令塔”という位置づけ。それぞれの拠点が役割を分担しながら、アシックス(ASICS)全体のブランドを支えています。


今後の展望とまとめ

アシックス(ASICS)本社の移転は、単なるオフィスの引っ越しではなく、企業としての進化の象徴とも言えます。新本社の完成により、よりオープンで柔軟な働き方を実現し、神戸の街とともに未来へ歩む姿勢を示しています。

また、創業の地・神戸を離れず、都市再開発の中心に新たな拠点を築く点にも注目。地域との共創を大切にする企業文化がここに現れています。

これから数年の間に、新オフィスやミュージアムの詳細、見学情報などが順次公開されていくでしょう。アシックス(ASICS)ファンとしては、神戸の新本社ビルが完成した際には、ぜひ現地を訪れてみたいところです。


アシックス本社の場所やアクセス方法をもう一度おさらい

最後に改めてまとめると、アシックス(ASICS)本社は兵庫県神戸市中央区三宮町一丁目2番4号「大和神戸ビル」にあり、2028年には三宮雲井通5丁目の再開発ビルへ移転予定です。アクセスは三ノ宮駅から徒歩5分前後と非常に便利。今後も神戸を拠点に、グローバルな視点でブランド価値を高めていくことでしょう。

アシックス(ASICS)本社の場所やアクセス方法を知ることで、企業の歴史と未来、そして神戸という街との深い関わりをより実感できるはずです。

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