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アシックスマジックスピード4徹底レビュー!最新モデルの性能と履き心地を詳しく紹介

ランニングシューズ選びで「スピードと安定性、どちらも欲しい」と思ったことはありませんか?
アシックスが2025年モデルとして発売した「MAGIC SPEED 4(マジックスピード4)」は、その両方を高いレベルで兼ね備えた注目の一足です。
今回は、最新のマジックスピード4について、実際の使用感から前作との違い、どんなランナーに向いているかまで、徹底的に掘り下げて紹介します。


MAGIC SPEEDシリーズの位置づけとは?

アシックスのMAGIC SPEEDシリーズは、「カーボンプレートを使ったスピードトレーニング・レース用モデル」として人気を集めてきました。
上位モデルである「METASPEED SKY PARIS」シリーズほどの尖った性能ではなく、日常のスピード練習やレース本番にも幅広く使える“現実的なカーボンモデル”として、幅広いランナーに支持されています。

MAGIC SPEED 4は、その第4世代。前作の良さを引き継ぎつつ、より安定性とクッション性を強化して登場しました。
「速く走れるけれど扱いやすい」、そんなバランスの良さが今作の特徴です。


マジックスピード4の基本スペックとテクノロジー

  • 価格:税込約12,000〜15,000円前後(実勢価格)
  • 重量:約241g(27.0cm/メンズ)
  • ヒールドロップ:約8mm(かかと43.5mm/前足部35.5mm)
  • プレート:フルレングスカーボンプレート搭載
  • ミッドソール構造:FF BLAST PLUS + FF TURBOの2層構造
  • 対象ランナー:中級〜上級者、サブ3〜サブ4を目指す市民ランナー

今作の大きな変更点は、ミッドソールの2層構造
上層に軽くて柔らかい「FF BLAST PLUS」、下層に反発性の高い「FF TURBO」を組み合わせています。
前足部に配置されたフルレングスカーボンプレートが、着地から蹴り出しまでの推進力をアシスト。走り出した瞬間に“前に進む力”を感じやすくなっています。

さらに、前作よりもソールが厚くなったことで、脚の保護性能とクッション性が大幅に向上。
長距離を走っても脚が削られにくく、マラソン後半でもフォームを維持しやすい設計です。


履き心地とフィット感の進化

マジックスピード4の履き心地を語るうえで外せないのが、「安定性の向上」です。
前作はスピード特化型で反発は強いものの、接地時の安定性がやや物足りないという声もありました。
今作ではソールの接地面積を広げ、着地時のぐらつきを抑制。特にミッドフットやフォアフット走法のランナーには、接地時の安定感が増したと感じる人が多いです。

アッパーには軽量エンジニアードメッシュを採用。
通気性が良く、蒸れを感じにくい一方で、ホールド感は少しマイルド。
強いフィット感を好む人は靴紐での微調整が必要かもしれませんが、長時間走っても圧迫感が少なく快適です。

踵部分のヒールカップも改良され、足首まわりの安定感がアップ。
シューズのブレが減り、長距離でも安心して踏み込める構造になっています。


実際の走行感:強力な反発と自然な推進力

走り出した瞬間に感じるのは、「前に押し出される感覚」。
カーボンプレートとFF TURBOフォームの組み合わせが、蹴り出しの力を推進エネルギーに変えてくれます。
一歩ごとの反発が強く、テンポ走やペース走などスピードを保つトレーニングに最適です。

特にフォアフット着地のランナーには相性抜群。
着地から離地までのロスが少なく、自然なリズムで走り続けられます。
それでいて足裏の衝撃吸収も十分にあり、厚底シューズらしい快適さもキープ。

一方で、かかと着地メインのランナーにとっては、少し前傾姿勢が強く感じられることも。
最初は慣れが必要ですが、フォームが整えばその反発をしっかり推進力に変えられます。


前作「マジックスピード3」との違い

マジックスピード4を語るうえで、前作との比較は欠かせません。
違いを整理すると次のようになります。

  • クッション性:◎(より柔らかく厚底化)
  • 安定性:◎(接地面積アップ・ソール幅拡大)
  • 軽さ:◯(やや重めだが許容範囲)
  • 反発力:◎(カーボンプレート+FF TURBOで強化)
  • フィット感:△〜◯(アッパーの質感は好みが分かれる)

つまり、スピードだけでなく「長距離にも対応できる万能さ」を手に入れたのが4の進化ポイント。
テンポ走からフルマラソンまでを1足でカバーできる、非常にバランスの取れた構成になっています。


どんなランナーにおすすめ?

マジックスピード4は、以下のようなランナーに特におすすめです。

  • 初めてカーボンプレート入りシューズを試してみたい人
  • サブ3〜サブ4を目指している中級ランナー
  • テンポ走やペース走、インターバルなどスピード練習を重視する人
  • メタスピードシリーズは高価すぎると感じる人
  • クッション性と安定性を両立したシューズが欲しい人

逆に、ジョギング中心でゆっくり走る人には少し硬く感じるかもしれません。
また、超軽量モデルに慣れている上級者にとっては、わずかに重さを感じる可能性もあります。


他モデルとの比較:上位モデルとの違い

アシックスの上位モデルである「METASPEED SKY PARIS」や「EDGE PARIS」と比べると、マジックスピード4はより“扱いやすい”設計です。
トップスピードの限界性能では劣るものの、安定感と耐久性に優れ、練習からレースまで一貫して使えます。

また、価格が約1.5〜2万円前後とリーズナブルで、コストパフォーマンスの高さも魅力。
初めての厚底・カーボンプレートシューズとして選ばれる理由がここにあります。


実際のユーザーレビューから見える評価

ランナーのレビューでは次のような意見が多く見られます。

  • 「テンポ走でのリズムが取りやすい。ペース維持が楽」
  • 「厚底なのに安定していて脚がブレない」
  • 「反発力が程よく、初心者でも扱いやすい」
  • 「水ぶくれやマメができたが、履き慣れると問題ない」
  • 「重さはあるがクッション性とのバランスが良い」

全体的に高評価が多く、特に“スピード練習の相棒”として定評があります。
走行距離が増えてもへたりにくく、練習用として長く使える点も好印象です。


注意点と使いこなしのコツ

マジックスピード4をより快適に履きこなすために、いくつかのポイントを押さえておきましょう。

  • 初めてカーボンシューズを履く場合は、短い距離で慣らす
  • 足幅に不安がある人はワイドモデルを試す
  • シューレースをしっかり調整し、ホールド感を確保する
  • 厚底の反発を活かすために、姿勢をやや前傾に保つ

これらを意識するだけで、走行感が大きく変わります。
シューズの特性を理解して使うことが、最も重要なポイントです。


アシックスマジックスピード4徹底レビューまとめ

マジックスピード4は、アシックスの中でも「スピード」「安定性」「コスパ」を高次元で融合させた完成度の高いモデルです。
軽快にスピードを出したい人にも、フルマラソンでしっかり走り切りたい人にも対応できる万能型。
扱いやすさと反発性を両立しており、カーボンプレートモデルへの入門としても最適です。

「レースでも練習でも一足でこなしたい」「高性能だけど手の届く価格で探したい」
そんなランナーにとって、MAGIC SPEED 4はまさに理想的な一足と言えるでしょう。

走るたびに感じる推進力と、脚を守ってくれる安心感。
このシューズで次の目標タイムを更新してみませんか?

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