ハンドボールを本格的に始めるとき、まず迷うのが「どんなシューズを履けばいいのか」ということですよね。見た目が似ているスニーカーでも、実はプレー中の動きや安全性に大きな違いが出ます。今回は、アシックスのハンドボールシューズに注目して、選び方とおすすめモデルをわかりやすく紹介していきます。これから始める方も、シューズを買い替えたい方も必見です。
ハンドボール専用シューズが必要な理由
ハンドボールは「ジャンプ・着地・ダッシュ・ストップ・方向転換」が絶えず繰り返される激しいスポーツです。そのため、普通のスニーカーでは滑ったり、足首を痛めたりすることがあります。
アシックスのハンドボールシューズは、こうした動きを支えるために以下のような特徴を持っています。
- 強力なグリップで滑りにくいラバーソール
- 着地時の衝撃を和らげるクッション構造
- 急な動きにもブレにくいホールド性
- 軽量でスムーズな動作を可能にする設計
特にアシックスは日本人の足型を研究しており、フィット感の高さにも定評があります。結果として、ケガを防ぎながら安定したプレーができるのです。
アシックスハンドボールシューズを選ぶポイント
ハンドボールシューズは、見た目よりも「中身」で選ぶのがコツ。どのポイントを重視するかで、プレーの快適さが大きく変わります。
1. クッション性で足と膝を守る
ジャンプや着地が多いハンドボールでは、衝撃を吸収するクッションが不可欠です。アシックスではGELシリーズなどの独自素材を採用し、着地時の負担を軽減します。膝や関節を守る意味でも、クッション性は必ずチェックしましょう。
2. グリップ力で素早い方向転換をサポート
コート上で滑ってしまうと、プレーの精度だけでなく安全性にも影響します。アシックスのソールは室内用ラバーを採用しており、床をしっかりと捉えながら止まる・走る・切り返す動作を支えます。
3. 安定性とホールド感
激しい動きの中で足がブレないよう、かかとやアッパーに補強材が入っているモデルを選ぶと安心です。足全体を包み込むような設計がされていると、長時間の試合でも疲れにくくなります。
4. 軽さと柔軟性のバランス
軽すぎるとサポート力が落ち、重すぎると動きが鈍くなります。アシックスのシューズは軽量素材を使いつつ、適度な剛性を保っており、スピードと安定感の両立が可能です。
5. 自分の足幅に合ったフィット感
日本人の足は「甲高・幅広」タイプが多いですが、モデルによってはタイトに感じることもあります。ワイド設計モデルを選ぶか、サイズを少し上げて試し履きするのが理想です。
初心者にもおすすめ!アシックスの定番モデル
ここからは、口コミや評価の高い代表的なモデルを紹介します。価格帯や特徴が異なるので、自分のプレースタイルに合うものを選びましょう。
● GEL-TASK 3(ゲルタスク3)
初心者に人気のエントリーモデル。手頃な価格ながらクッション性と安定感をしっかり備えています。部活や初めての専用シューズとして最適で、練習から試合まで幅広く使えます。
● GEL-FASTBALL 3(ゲルファストボール3)
スピードと安定性を両立させた中級者向けモデル。軽さを感じさせつつ、横方向の動きに強い設計です。激しい攻守の切り替えにも対応しやすく、試合用として選ぶ人も多いです。
● BLAST FF 3(ブラストFF3)
上級者や競技志向のプレーヤーに人気。アシックス独自のFLYTEFOAM素材が搭載され、反発性と安定性を高次元で実現。ジャンプや着地の多いポジションでも足への負担を減らします。
● SKYHAND OG(スカイハンドOG)
クラシックなデザインで人気の復刻モデル。見た目はレトロですが、内部構造は現代仕様で快適な履き心地。ハンドボールはもちろん、タウンユースでも使える万能シューズです。
● POWERBREAK FF(パワーブレイクFF)
安定性を最重視するプレーヤー向け。かかと部分のサポート構造がしっかりしており、体重移動やストップ動作でのぐらつきを抑えます。力強いプレーを支える安心感が魅力です。
レベル別・目的別の選び方
- 初心者・部活生
→ 「GEL-TASK」や「SKYHAND OG」のように扱いやすい軽量モデルがおすすめ。 - 中級者・試合中心のプレーヤー
→ 「GEL-FASTBALL」や「POWERBREAK FF」で安定感と機動力を両立。 - 上級者・競技志向
→ 「BLAST FF」など高反発素材を採用したモデルで、より高いパフォーマンスを追求。 - 普段履きも兼ねたい人
→ デザイン性の高い「SKYHAND OG」ならカジュアルにもマッチ。
自分のレベルだけでなく、練習頻度やプレー環境(体育館・屋外など)も考えて選ぶと、より長く快適に使えます。
一般的なスニーカーとの違い
一見似ているスニーカーやランニングシューズでも、設計思想はまったく異なります。
ランニングシューズは前方向への推進力を重視しており、横方向の安定性が弱い傾向があります。これをハンドボールで使うと、急な方向転換やストップで足が滑りやすくなります。
一方、アシックスのハンドボールシューズは「横方向の安定性」と「急停止時のグリップ」を最優先に設計されています。つまり、ハンドボール特有の激しい動きを前提に作られているのです。足や膝への負担を減らし、安全に動けるかどうかは、まさにこの違いにあります。
アシックスハンドボールシューズを選ぶメリット
- 日本人の足型にフィットしやすく、履き心地が安定している
- 室内コート専用の高いグリップ性能
- クッション性と反発力を両立し、長時間のプレーでも疲れにくい
- 初心者から上級者まで選べる豊富なラインアップ
- デザイン性が高く、スポーティーすぎない見た目で普段履きも可能
これらの特徴により、アシックスは学生プレーヤーから社会人クラブチームまで幅広く支持されています。
購入時の注意点
- 室内用ソールは屋外では摩耗が早く、滑りやすくなるため使用は避ける
- サイズ感はモデルによって異なるので、できれば実店舗で試し履きをする
- 消耗が早い部位(アウトソールやかかと)を定期的にチェックする
- 長時間使用でクッション性が落ちてきたら、早めの買い替えを検討する
特に部活動や週数回プレーする方は、半年〜1年を目安に交換すると安全です。
まとめ:アシックスハンドボールシューズで快適に動こう
ハンドボールにおける「足元の安定」は、プレーの質を左右するほど重要です。
アシックスのハンドボールシューズは、競技特性に合わせて設計されており、クッション性・グリップ力・ホールド性を高いレベルで実現しています。
初心者ならGEL-TASK 3やSKYHAND OG、経験者ならBLAST FF 3やPOWERBREAK FFを選ぶと間違いありません。
自分の足に合った一足を見つけることで、より快適で安全なプレーができ、ハンドボールがもっと楽しくなるはずです。
ぜひ次の練習や試合には、アシックスハンドボールシューズでコートに立ってみてください。


