スニーカー選びで「幅がきつい」「小指が当たる」「長時間履くと痛くなる」──そんな経験、ありませんか？
そんな悩みを持つ人にとって救世主になるのが、ニューバランスの3Eモデル。足幅が広めでも快適に履ける設計で、多くの人に支持されています。今回は、3Eの意味から人気シリーズ、選び方のポイントまでを丁寧に解説します。
3Eとは？足幅を示す“ウイズ”の基本を知ろう
靴のサイズというと「24cm」「27.5cm」など“長さ”だけに目が行きがちですが、実はそれだけでは不十分。
ニューバランスでは「足長」に加えて、「ウイズ（足囲）」という幅の概念を大切にしています。
一般的に、Dが標準幅、2Eがやや広め、3Eはさらに幅広タイプ。4E以上になると「かなり広い足型」に対応する仕様です。
つまり3Eとは、「横幅がやや広い〜幅広の足」に向けて設計されたサイズ。特に日本人の足型は欧米人に比べて甲が高く幅も広い傾向があり、3Eモデルがフィットしやすいと言われています。
ニューバランス3Eモデルが選ばれる理由
ニューバランスの魅力は、単に「幅が広い靴」を作っているわけではないこと。履き心地やデザイン性、そして機能性のバランスが取れている点が評価されています。
1. 幅広でもスマートな見た目
幅広スニーカーと聞くと、ぼってりとした形を想像する人も多いかもしれません。
しかしニューバランスの3Eモデルは、足に沿った自然なシルエットで、見た目のボリュームを抑えながらも余裕あるフィットを実現しています。
街履きにも合わせやすく、「幅広でもおしゃれを諦めない」人たちに支持されています。
2. 長時間歩いても疲れにくい
幅が合っていない靴は、足の外側に負担が集中して疲れやすくなります。
3Eモデルは、足指の動きを妨げず、足裏全体で体重を支える構造。通勤や買い物、旅行など、長時間の歩行でも快適さが続きます。
特にウォーキング系の「New Balance WW880」シリーズは、柔らかいクッションソールと3E設計の組み合わせで、立ち仕事の人にも人気です。
3. 足に合わせた豊富なワイズ展開
ニューバランスの強みは、同じモデルでも「D」「2E」「3E」「4E」など複数のウイズ展開があること。
つまり、足幅に合わせて自分にぴったりのフィット感を選べるのです。
これは他ブランドではなかなか見られない特徴で、「自分の足型に合わせて選べる」という安心感が購入の決め手になっています。
幅広でもおしゃれに履ける人気シリーズ紹介
ここからは、実際に3Eまたは3E相当のワイドモデルとして人気のあるシリーズを紹介します。
「快適さも見た目も妥協したくない」人におすすめです。
● New Balance WW880
ウォーキングモデルとして定評のあるシリーズ。3Eや4Eといった幅広サイズ展開が充実しています。
安定感のあるソールと柔らかなクッション性で、立ち仕事の方にも好評。シンプルなデザインで、年齢問わず使える万能モデルです。
● New Balance CM996 / New Balance WL996
定番中の定番といえばこの「996」シリーズ。
男女問わず人気で、クラシックな見た目ながら履き心地は最新。ワイド仕様のラインもあり、幅広足でも無理なくフィットします。
特にNew Balance WL996は女性向けの3E相当モデルとして選ばれており、カジュアルにもきれいめにも合わせやすい万能スニーカーです。
● New Balance Fresh Foam X 1080
ランニング向けのハイエンドモデルながら、ワイズ展開が豊富。
3E相当の「ワイド」仕様を選べば、クッション性と安定性を両立した快適な走りを体験できます。
「走る時に足が痛くなりやすい」という人にもおすすめです。
● New Balance W413
軽量で通気性が高く、3E仕様がラインナップされている人気ウォーキングモデル。
価格も手頃で、日常履きからフィットネスまで幅広く活躍します。
自分に合った3Eモデルを選ぶポイント
同じ3Eでも、モデルによってフィット感や素材の伸び方が異なります。
ここでは、失敗しない選び方のコツを紹介します。
1. 普段のサイズを基準にする
幅広だからといって、むやみにサイズを上げる必要はありません。
長さが合わないと、かかとが浮いたり、歩くたびにズレて疲れやすくなります。
まずはいつものサイズで試し、きつさを感じたらワイズ（幅）を上げるようにしましょう。
2. つま先の余裕を確認
足指がしっかり動かせることが大切。
立った状態で、つま先に5〜10mmほど余裕があるかを目安にチェックします。
指先が当たると感じたら、ハーフサイズアップを検討してもOKです。
3. かかとのホールド感を重視
幅が広くても、かかとがしっかり固定されていないと疲れやすくなります。
ニューバランスはヒールカップの形状にもこだわっており、かかとを包み込むような安定感が得られるのが特徴です。
試着時には「歩いたときにかかとが浮かないか」を必ず確認しましょう。
4. 厚手ソックスを履く季節を想定する
冬場など厚手の靴下を履く時期が多い人は、ややゆとりのあるサイズ感を選ぶと快適です。
ただし、靴内で足が遊ばないよう、インソールや靴紐で微調整しましょう。
5. モデルによってワイズ展開が違うことを忘れずに
すべてのニューバランスが3E展開しているわけではありません。
同じシリーズ内でも「D」「2E」「4E」のみの場合もあります。
購入前に公式サイトや商品ページでワイズ表記を必ず確認しましょう。
3Eモデルの快適さを最大限に引き出すコツ
せっかく幅広設計を選ぶなら、その履き心地を最大限に活かしたいところ。
ちょっとした工夫で、よりフィット感が上がります。
- 靴紐は足首側からしっかり締める
- 新品は短時間から慣らしていく
- 中敷きは土踏まずを支えるタイプを選ぶと疲れにくい
- 雨の日や暑い日は吸湿性の高いソックスを使う
このように、履き方やケア次第で3Eモデルの快適性はぐっと高まります。
幅広足でも快適に、おしゃれに。ニューバランス3Eモデルで叶える理想の一足
「幅広だから合う靴がない」と諦めていた人にとって、ニューバランスの3Eモデルはまさに希望の存在です。
履きやすさ、歩きやすさ、デザイン性──そのすべてを高いレベルで兼ね備えています。
サイズだけでなく、足幅というもうひとつの視点で靴を選ぶことが、快適な一日を作る第一歩です。
あなたの足にぴったり寄り添う3Eモデルを見つけて、毎日の歩きをもっと心地よく。
ニューバランス3Eモデルの特徴と選び方を理解して、自分らしい一足を手に入れましょう。
