ニューバランス374のスニーカーって、モデル番号が多くて「どれを選べばいいの？」と迷う人も多いですよね。その中でも「ニューバランス374」は、シンプルで履きやすいデザインと、軽快な履き心地が魅力のモデルです。この記事では、そんなニューバランス374の特徴や魅力、実際の履き心地やサイズ感、他モデルとの違いまでをじっくり紹介します。
ニューバランス374とは？クラシック×日常使いの絶妙バランス
ニューバランス374は、ランニングシューズの機能性をベースに、日常使いしやすく仕上げたライフスタイルモデルです。ニューバランス574や「500番台」や「900番台」に比べると価格も控えめで、初めてニューバランスを試す人にも人気があります。
デザインはどこか懐かしさのあるクラシックスタイル。丸みを帯びたフォルムにアイコニックな「N」ロゴが映える一足です。スエードとメッシュを組み合わせたアッパーが程よく上品で、カジュアルにもきれいめにも合わせやすい万能さがあります。
カラー展開も豊富で、グレーやネイビー、ブラックなどの定番色はもちろん、季節限定の差し色モデルも登場しています。ファッションの系統を問わず使える“万能スニーカー”として、幅広い世代に支持されています。
軽くて快適。長時間歩いても疲れにくい履き心地
ニューバランス374の魅力のひとつは、なんといってもその軽さと履き心地です。
ソールには軽量なEVAミッドソールを採用し、足裏にかかる衝撃をしっかり吸収してくれます。ふわっとしたクッション感がありながらも、沈み込みすぎず、歩きやすさをキープ。通勤や通学、街歩きなど長時間の使用にも向いています。
かかと部分にはしっかりしたヒールカップが内蔵されていて、踵のホールド感が高いのもポイント。歩くたびに足がズレにくく、安定感があります。特に「立ち仕事で足が疲れやすい」「長時間歩くと踵が痛くなる」という人には、この安定性がうれしいところです。
さらにアッパーのメッシュ素材が通気性を確保してくれるため、蒸れにくく快適。夏場でも不快になりにくい作りです。軽快さとホールド感を両立したバランス設計が、多くのユーザーから「疲れにくい」と評価される理由です。
サイズ感とフィット感のポイント
ニューバランスはモデルによってラスト（木型）や足幅が異なり、サイズ感にも微妙な違いがあります。ニューバランス374の場合、一般的には「標準〜ややゆったりめ」と感じる人が多いようです。
普段のスニーカーと同じサイズでちょうど良い人もいれば、「0.5cm下げたほうがフィットする」と感じる人もいます。これは、ソックスの厚さや足幅によっても変わるため、初めて購入する場合は試着するのがベストです。
ニューバランスの靴はウイズ（足幅）展開も豊富で、D・2E・4Eといった幅広設定があります。足幅が広めの方や厚手の靴下を履く人は、ワイドウイズを選ぶと安心です。
また、サイズ選びで迷った場合は、つま先に人差し指1本分ほどの余裕があるかどうかを目安にすると失敗しにくいです。フィットしすぎて爪先が当たると疲れやすくなるので、ほんの少しの余裕が快適さのカギになります。
素材とデザインの完成度。スエード×メッシュの上品な質感
ニューバランス374は、素材の組み合わせが絶妙です。アッパーにはスエードとメッシュ素材を使用しており、クラシックさと軽やかさを両立しています。
スエード部分は柔らかく、履くほどに馴染んでくる質感。メッシュ素材は通気性を高め、ムレを防いでくれます。このバランスが、ニューバランスらしい“上品なのに気取らない”印象を作り出しています。
また、シルエットも秀逸。つま先にかけてやや細身ながら、全体的に丸みのあるフォルムで、足元をすっきり見せてくれます。ボリューム感がありすぎず、細身パンツにもワイドパンツにも合わせやすい万能デザインです。
履き込むほどにアッパーの素材感が馴染み、自分だけの風合いが出てくるのも魅力。シンプルな形だからこそ、経年変化も楽しめる一足です。
コーディネートの幅が広い！どんな服にも合う万能スニーカー
ニューバランス374は、そのシンプルなデザインと程よいボリューム感で、どんなスタイルにも馴染みます。
たとえば、デニムに合わせれば王道のアメカジスタイルに。黒スラックスやセットアップの外しアイテムとしてもおしゃれに決まります。スカートやワンピースに合わせて“抜け感”を出すのもおすすめ。
グレーやネイビーなどの定番色はもちろん、差し色カラーを選べば、コーデのアクセントにもなります。流行に左右されない定番フォルムなので、季節を問わず活躍してくれるのもポイントです。
男女問わず履けるユニセックスモデルとして、ペアコーデや親子おそろいコーデにも人気があります。実際に、メンズ・レディース・キッズすべてのサイズ展開があり、「家族でニューバランス」として楽しむ人も増えています。
ほかのモデルとの違い。「ニューバランス574」「ニューバランス373」との比較ポイント
ニューバランスの数字モデルは似ているようで、実は少しずつキャラクターが異なります。ニューバランス374とよく比較されるのが「ニューバランス574」と「ニューバランス373」です。
ニューバランス574は「ENCAP（エンキャップ）」という構造を採用しており、ミッドソールの安定性と耐久性が高いモデルです。そのぶんやや重量があり、価格帯も上がります。デザインは丸みがあり、足幅にもゆとりがあるため「ゆったり履きたい人」に向いています。
一方でニューバランス373は、より軽量でシンプルなEVAミッドソール構造を採用しています。軽くて柔らかく、長時間履いても疲れにくいモデル。価格も手頃で、ニューバランスの入門編として人気があります。
ニューバランス374はその中間的な位置づけにあり、軽量さと安定性のバランスが良いモデルです。価格帯は抑えめながら、デザインと履き心地の満足度が高く、コスパの良さが光ります。「ニューバランス574は少し重いけど、ニューバランス373では軽すぎる」と感じる人にぴったりの選択肢です。
こんな人におすすめのモデル
ニューバランス374は、以下のような人に特におすすめです。
- 軽くて履きやすいスニーカーを探している
- 通勤・通学・街歩きなどで長時間履くことが多い
- シンプルでどんな服装にも合わせやすいデザインがいい
- 初めてニューバランスを買う
- コスパ重視で、定番モデルに近い履き心地を体験したい
一方で、長距離のランニングやスポーツ用途に使いたい人は、よりクッション性の高い「ニューバランス996」や「ニューバランス1080」などのランニングモデルを選んだほうが満足できるでしょう。
ニューバランス374はあくまで“街履き・カジュアル用途”に最適化されたモデル。普段使いに十分なクッション性と安定感を持ちつつ、ファッション性も高い点が魅力です。
ニューバランス374の魅力をまとめると
ニューバランス374は、クラシックな見た目と快適な履き心地、そして手の届きやすい価格帯を兼ね備えた万能スニーカーです。軽量設計で疲れにくく、シンプルで飽きのこないデザインは、どんな服にも自然に馴染みます。
また、ユニセックス・キッズ展開もあり、家族で楽しめるのも嬉しいポイント。素材感やカラー展開も豊富なので、自分のライフスタイルに合わせて選ぶ楽しみがあります。
長く履ける定番の一足を探しているなら、ニューバランス374は間違いなく候補に入れておきたいモデルです。履けば履くほど、自分の足に馴染んでいく――そんなスニーカーライフを、この一足から始めてみてはいかがでしょうか。
