「22.5cmの安全靴って、なかなか見つからない…」
そんな悩みを持つ方、実は多いんです。標準サイズの23.5cm以上に比べると、22.5cmの安全靴は選択肢が少なく、サイズ感やデザインで妥協している人も少なくありません。
でも、最近は女性や足の小さい方向けに設計された安全靴が増えてきています。今回は、22.5cmサイズで快適に履ける人気モデルや、選び方のポイントを詳しく紹介します。
22.5cmの安全靴が注目される理由
安全靴というと「男性向けの大きめサイズ」という印象を持たれがちです。実際、多くのメーカーでは23.0cm〜25.0cmが中心。22.5cm以下は一部ブランドしか展開していません。
しかし、製造・倉庫・運送・医療・整備といった現場で働く女性が増えた今、足の小さい方向けの安全靴需要が急増。22.5cmから対応する軽量モデルやデザイン性の高いモデルが続々登場しています。
22.5cm対応モデルの多くは「女性専用ラスト（足型）」を採用しており、足幅が細めの方にもフィット。デザインもカジュアルスニーカー風で、作業現場だけでなく通勤にも履ける“おしゃれ安全靴”として注目されています。
小さいサイズだからこそ大切な安全靴の選び方
22.5cmサイズの安全靴を選ぶときは、「フィット感」「安全性」「快適性」の3つをバランスよく見ることが大切です。
1. フィット感を重視する
足長（22.5cm）だけでなく、足囲（ワイズ）も確認しましょう。標準より幅広の靴を選ぶと、足が動いて靴の中でズレる原因になります。女性向けモデルや3E・2Eなどのワイズ表記をチェックして、しっかり足に合うものを選ぶのがポイントです。
2. 規格と先芯素材を確認する
安全靴には、日本産業規格（JIS）やJSAA（保安用品協会）の認証があり、先芯の素材には鉄製・樹脂製・アルミ製などがあります。22.5cmモデルでもJISやJSAA規格を満たすものが多く、軽量かつ安全性を兼ね備えた設計です。
3. 軽さとクッション性をチェック
足が小さい方は体格も小柄なことが多く、靴の重さが疲労につながります。片足300g前後の軽量モデルや、EVAミッドソールを採用した柔らかい履き心地のタイプがおすすめです。
4. 通気性・防滑性も忘れずに
長時間作業や立ち仕事では、ムレや滑りやすさが大敵。アッパーがメッシュ素材で通気性の高いモデルや、防滑ソールを採用したタイプなら快適に過ごせます。
22.5cm対応の人気ブランド・モデル
最近は各メーカーから22.5cm対応モデルが豊富に登場しています。ここでは特に人気の高いモデルを紹介します。
アシックス ウィンジョブCP201
アシックスの安全靴はフィット感・グリップ力・デザインの三拍子が揃った定番ブランド。
「ウィンジョブCP201」は22.5cmから展開があり、軽量樹脂先芯とスポーツシューズ由来のクッション性で、長時間作業でも疲れにくいのが特徴。カラーも豊富で、男女問わず人気です。
ミズノ オールマイティTDⅡ11L
スポーツブランドのミズノが手がける安全靴シリーズ。
22.5cmから対応しており、女性の足に合わせた細身ラストを採用。靴底のグリップ性が高く、滑りやすい床でも安心。スニーカー感覚で履けるおしゃれさも魅力です。
コーコス信岡 A-44000
作業着メーカーとして有名なコーコス信岡のセーフティスニーカー。
22.5cm〜30cmまで幅広く展開しており、通気メッシュアッパーと軽量ソールで蒸れにくく快適。価格も手頃で、初めて安全靴を購入する人にも人気です。
イグニオ IGS1018TGF
ホームセンター系ブランドながら、高コスパで支持を集めるイグニオのモデル。
22.5cm対応で、スニーカーライクな見た目と軽量性を両立。作業現場だけでなく、普段使いにも違和感のないデザインです。
快適さとおしゃれを両立するポイント
22.5cmの安全靴を選ぶ人に多いのが、「仕事用でもかわいく履きたい」というニーズ。最近は“安全靴っぽく見えない安全靴”がトレンドです。
- カラー展開：黒・グレーだけでなく、白・ピンク・ネイビーなどが登場。作業服にも合わせやすい。
- スニーカータイプ：厚底やハイカットなど、普段のファッションにも馴染むデザインが増加。
- 軽量・柔軟ソール：見た目が重たくならず、履き心地も軽快。
- 通気メッシュ仕様：夏場や長時間作業時でも快適に履ける。
特に22.5cmのような小さいサイズは、靴全体のシルエットがすっきりして見えるため、デザイン性が際立ちます。
「おしゃれ＋安全」を両立できるのが、最近の安全靴の進化ポイントです。
小さいサイズの安全靴を探すときの注意点
22.5cm対応モデルは増えているものの、在庫数やカラー展開が限られていることもあります。購入時は以下の点に注意しましょう。
- 在庫確認を事前に行う
22.5cmは人気が高く、売り切れやすいサイズです。通販では早めのチェックがおすすめ。 - サイズ交換サービスを利用する
ブランドによって木型（ラスト）が異なるため、サイズ交換無料のショップを選ぶと安心です。 - 幅や甲の高さも確認
「22.5cmでも幅広」「細身ラスト」など特徴が異なります。レビューや公式サイズ表を参考に選びましょう。 - 現場環境に合わせて選ぶ
防水・静電気対策・耐油など、職場によって必要な機能が異なります。作業内容に合ったモデルを選ぶことが大切です。
22.5cmの安全靴は“選べる時代”へ
かつては「女性サイズの安全靴がない」「デザインが地味」という声が多く聞かれましたが、今では22.5cm対応モデルが各社から登場し、選択肢が一気に広がりました。
軽くておしゃれ、そして安全性も高い──そんな一足を選べば、毎日の仕事がもっと快適になります。
サイズが小さいからこそ、フィット感やデザインにこだわりたい。
この記事で紹介したように、22.5cmの安全靴には多彩なモデルがそろっています。自分の足に合った一足を見つけて、快適に、安全に、そしておしゃれに働きましょう。
まとめ：22.5cmの安全靴で快適＆おしゃれな毎日を
22.5cmの安全靴は、今や「特別サイズ」ではなく「標準的な選択肢」のひとつ。
足の小さい方でも、快適さ・安全性・デザイン性を兼ね備えたモデルが数多くあります。
アシックス ウィンジョブCP201、ミズノ オールマイティTDⅡ11L、コーコス信岡 A-44000、イグニオ IGS1018TGFなど、信頼ブランドの22.5cm対応モデルを選べば間違いなし。
小さいサイズでも妥協しない。
あなたの足にぴったりフィットする安全靴で、仕事中もおしゃれと安心を楽しんでください。
