「もうすぐ高校説明会。何を着ていけばいいの?」
「周りはみんなスーツ?スニーカーで行ったら浮いちゃうかな……」
大切なわが子の進路を決める高校説明会。母親として失礼のない格好をしたいけれど、カッチリしすぎるのも気恥ずかしいし、何より学校までの道のりや広い校内の移動を考えると、歩きやすい靴を選びたいですよね。
実は最近、高校説明会にスニーカーを合わせて参加するお母さんは増えています。ポイントさえ押さえれば、スニーカーでも十分に上品で「デキる母親」の印象を与えることは可能です。
今回は、高校説明会での母親の服装のマナーから、スニーカーを上手に取り入れた上品なコーディネート術まで、気になる疑問をまるごと解決していきます。
高校説明会で母親の服装はどうする?基本のマナー
まず大前提として、高校説明会は「入試」ではありません。ですが、学校の先生や在校生、そして他の保護者の目に触れる場所です。
基本的には、相手に不快感を与えない「清潔感」と「TPO(時・場所・場合)」を意識した服装が求められます。
公立高校と私立高校で雰囲気は変わる?
一般的に、公立高校の説明会は私立に比べて少しカジュアルな傾向があります。きれいめのブラウスにパンツスタイルといった、オフィスカジュアルに近い服装の方が多く見られます。
一方で私立高校、特に伝統校や進学校の場合は、ネイビーやブラックのセットアップ、ワンピースなどでビシッと決めたお母さんが多いのも事実です。
とはいえ、どちらの場合も「派手すぎない」「露出を控える」「清潔感がある」という基本さえ守っていれば、極端に浮いてしまうことはありません。
デニムやサンダルは避けるのが無難
いくらカジュアルで良いと言っても、ダメージジーンズや露出の多いサンダル、部屋着のようなスウェットはNGです。これらは「学校という場」に対する敬意が欠けていると受け取られかねません。
あくまで「きれいめ」をベースにするのが、失敗しないための鉄則です。
スニーカーでも大丈夫?「上品に見える」選び方のコツ
「高校説明会にスニーカーで行ってもいいの?」という疑問への答えは、ズバリ「OK」です。特に、駅から学校までが遠い場合や、グラウンドを通って体育館へ移動するようなケースでは、無理をしてヒールを履くよりもスニーカーの方がスマートなこともあります。
ただし、どんなスニーカーでも良いわけではありません。上品に見せるための3つの条件をチェックしましょう。
1. 「レザー素材」でカッチリ感を出す
キャンバス地のスニーカーは、どうしてもカジュアルすぎて「ご近所感」が出てしまいます。おすすめなのは、本革や合成皮革(フェイクレザー)素材のスニーカーです。
レザー特有のツヤ感があるだけで、足元に高級感が漂います。これなら、センタープレスの入ったパンツやスカートにもしっくり馴染みますよ。
おすすめの定番アイテムとしては、スタンスミスのような、シンプルでロゴが主張しすぎないレザースニーカーが非常に優秀です。
2. 色は「白・黒・ネイビー」の単色をチョイス
カラフルなスニーカーや大きなロゴが入ったハイテクスニーカーは、視線が足元に集中してしまい、全体が幼い印象になってしまいます。
説明会では、白、黒、ネイビーといったベーシックな単色を選びましょう。特に「白」は清潔感を、「黒」や「ネイビー」はフォーマルな雰囲気を演出してくれます。
3. 汚れや擦り切れがないか徹底チェック
どんなに良いブランドのスニーカーでも、泥汚れがついていたり、かかとが踏まれてボロボロだったりすると、一気に「だらしない印象」になってしまいます。
前日までに汚れを拭き取り、靴紐が汚れていないか確認しておきましょう。真っ白なスニーカーで行くだけで、周囲に与える清潔感は格段にアップします。
スニーカーを合わせた上品コーデの具体例
それでは、実際にどのような服とスニーカーを合わせれば「上品な母親」に見えるのか、具体的なスタイルをいくつかご紹介します。
テーパードパンツ×ブラウス×レザースニーカー
もっとも失敗が少なく、知的で活動的に見えるのがこのスタイルです。
足首に向かって細くなるテーパードパンツは、スニーカーとの相性が抜群。そこに、とろみ素材のブラウスや、少し長めの着丈のシャツを合わせるだけで、洗練された大人の着こなしになります。
パンツの色をネイビーやチャコールグレーにすれば、白のスニーカーが差し色になってパッと明るい印象になりますよ。
ロングスカート×カーディガン×シンプルスニーカー
「パンツは苦手」という方は、広がりすぎないフレアスカートやタイトスカートを選びましょう。
スカート丈は膝がしっかり隠れるものを選ぶのがマナー。短すぎる丈は学校行事には向きません。足元にボリュームのあるスニーカーを持ってくる場合は、トップスをコンパクトにまとめると全体のバランスが整います。
セットアップ×きれいめスニーカー
最近流行りの「洗えるセットアップ」や、ジャージー素材のジャケット&パンツの組み合わせもおすすめです。
カッチリしたジャケットを着ているのに、足元はあえてスニーカーで外す。この「抜け感」が、いかにも「頑張りすぎている」感じを消してくれ、余裕のあるお母さんに見せてくれます。
インナーにはシンプルなカットソーを合わせれば、動きやすさと上品さを両立できます。
校内での「履き替え」を計算に入れるのがプロの技
意外と盲点なのが、校内ではスリッパに履き替えるということです。
多くの高校説明会は体育館や教室で行われるため、入り口で外靴を脱ぎます。つまり、外を歩いている時の「スニーカー姿」よりも、校内での「スリッパ姿」で過ごす時間の方が長いのです。
携帯スリッパは「ヒール付き」がおすすめ
学校で貸し出されるスリッパは、サイズが大きすぎて歩きにくかったり、見た目がイマイチだったりすることが多いです。
自前の携帯スリッパを用意しておきましょう。特に少しヒールがあるタイプなら、スニーカーから履き替えてもパンツの裾を引きずることなく、立ち姿を美しく保てます。
ヒール付き携帯スリッパを一つ持っておくと、入学後の保護者会や行事でも長く使えて重宝しますよ。
外靴を入れる袋も忘れずに
脱いだスニーカーは、自分で袋に入れて持ち運ぶのが一般的です。スーパーのレジ袋ではカサカサと音が鳴り、見た目もあまり良くありません。
黒やネイビーのナイロン製サブバッグや、シューズケースを用意しておくと、スマートに振る舞えます。
服装以外で「上品さ」を底上げするポイント
スニーカーを取り入れたカジュアル寄りの服装にするからこそ、他の部分で「上品さ」を補う必要があります。
アクセサリーは控えめかつ上質なものを
足元がスニーカーなら、首元にはパールのネックレスや、一粒ダイヤのようなシンプルなアクセサリーを添えてみてください。
時計もデジタルのスポーツタイプではなく、セイコー ルキアのような、メタルバンドやレザーバンドのきれいめなものを選ぶと、全体のクラス感が一気に上がります。
バッグは自立するA4サイズがベスト
説明会では、募集要項や学校案内など、たくさんの資料が配られます。
小さなハンドバッグだけだと、結局配られた資料を手に持って歩くことになり、スマートではありません。A4サイズがしっかり入り、床に置いた時に自立するトートバッグが便利です。
色は黒、ネイビー、ベージュなどの落ち着いた色を選び、スニーカーの色と合わせると統一感が出ます。
季節別・高校説明会の服装アドバイス
説明会が行われる時期によって、注意すべきポイントが異なります。
夏の説明会:暑さ対策と清潔感
夏の体育館は想像以上に暑いです。汗をかいても目立たない色の服や、速乾性のある素材を選びましょう。
ノースリーブは避け、半袖か、冷房対策として薄手のカーディガンを持参するのがベストです。冷感カーディガンなどは、屋外での日焼け対策にもなり、1枚あると安心です。
秋・冬の説明会:温度調節とコートの扱い
秋から冬にかけては、体育館の足元が非常に冷えます。厚手の靴下を履くか、スリッパをボア付きのものにするなどの工夫が必要です。
また、コートは自席で管理することが多いため、膝の上に置いても邪魔にならない程度のボリュームのものや、シワになりにくい素材を選びましょう。
まとめ:高校説明会で母親の服装はどうする?スニーカーを合わせた上品コーデ術
高校説明会は、お子さんの未来をイメージする大切な時間です。お母さん自身がリラックスして、しっかりと話を聞ける服装であることが一番重要です。
最後に、今回ご紹介したポイントを振り返りましょう。
- 基本は「きれいめ」: 公立・私立問わず、清潔感のあるオフィスカジュアルを意識する。
- スニーカーは素材と色が命: レザ素材×白・黒・ネイビーなら、上品さをキープできる。
- 全体のバランス: テーパードパンツやロングスカートなど、きれいめボトムスと合わせる。
- 小物を活用: アクセサリーや腕時計で「きちんと感」をプラス。
- 室内履きにこだわる: ヒール付きスリッパで、校内でもスタイルアップ。
「高校説明会で母親の服装はどうする?スニーカーを合わせた上品コーデ術」を参考に、あなたらしいスタイルで自信を持って参加してくださいね。
足元が楽になれば、心にも余裕が生まれます。その余裕こそが、学校の雰囲気や先生方の話を冷静に見極めるための、一番の武器になるはずです。
お子さんと一緒に、素敵な一歩を踏み出せることを応援しています!


