「仕事で履く靴、もっと楽にならないかな……」
デスクワークならまだしも、外回りの営業や立ち仕事が多いと、夕方には足がパンパン。そんな悩みを抱えるビジネスパーソンの救世主として今、爆発的に支持されているのが「革靴のようなスニーカー」です。
見た目はビシッと決まる本革のドレスシューズなのに、履き心地はまるでお気に入りのランニングシューズ。そんな魔法のような一足があれば、毎日の通勤も仕事のパフォーマンスも劇的に変わります。
今回は、ビジネスシーンで浮かない選び方のコツから、絶対に失敗しない人気ブランドまで、徹底的に掘り下げてご紹介します。
なぜ今「革靴のようなスニーカー」が選ばれるのか
かつてのビジネス現場では「革靴は痛くて当たり前」という風潮がありました。しかし、働き方改革やビジネスカジュアルの浸透によって、足元の常識は大きく変わりつつあります。
最大のメリットは、やはり「疲労の軽減」です。
一般的な革靴はソールが硬く、地面からの衝撃がダイレクトに膝や腰に伝わります。一方で、スニーカーの構造を取り入れた靴は、クッション性に優れたEVA素材や衝撃吸収ジェルを搭載しているため、長時間歩いても疲れにくいのが特徴です。
また、最近のモデルは技術の向上により、至近距離で見てもスニーカーだと気づかれないほど精巧に作られています。「マナーは守りたいけれど、快適さも捨てたくない」という現代のワーカーにとって、これほど合理的な選択肢はありません。
失敗しない!ビジネスで使える「本革見え」する選び方
「スニーカーのような履き心地」を謳う商品はたくさんありますが、選び方を間違えると「ただのカジュアルすぎる靴」になってしまいます。ビジネスの現場で信頼を勝ち取るための、3つのチェックポイントを見ていきましょう。
1. ソール(靴底)の色と厚みに注目
一番のポイントは、ソールの色です。アッパー(表地)が黒い革でも、ソールが真っ白だと一気にカジュアル感が増してしまいます。
スーツに合わせるなら、ソールまで「黒」や「ダークブラウン」で統一されたものを選びましょう。これにより、遠目からは完全に普通の革靴に見えます。また、厚底すぎるものは避け、スマートなシルエットのものを選ぶのが鉄則です。
2. デザインは「内羽根ストレートチップ」が最強
最もフォーマル度が高いのは、つま先に横一本のラインが入った「ストレートチップ」かつ、紐を通す部分が甲の内側に入り込んでいる「内羽根」のデザインです。
このタイプを選んでおけば、重要な会議や取引先との商談でも失礼に当たることはまずありません。少しカジュアルに寄せたいなら、装飾のない「プレーントゥ」や「ローファー」タイプもおすすめです。
3. 素材は「本革」か「高機能合皮」か
高級感を重視するなら、やはり天然皮革(本革)の一択です。履き込むほどに足に馴染み、ツヤが出るため、本物志向の方も満足できます。
一方で、雨の日もガンガン履きたい、手入れを楽にしたいという方には、最近進化が著しい撥水加工の合成皮革や人工皮革も選択肢に入ります。
【機能性重視】スポーツメーカーが生んだ至高のビジネスシューズ
「歩くこと」のプロフェッショナルであるスポーツブランドが作る靴は、やはり機能性が頭一つ抜けています。
アシックス(RUNWALK)
日本人の足を知り尽くしたアシックスの技術が詰まった一足。特におすすめなのがアシックス ランウォークです。
スポーツシューズにも使われる衝撃緩衝材「GEL」を踵部分に搭載しており、着地の衝撃を驚くほど吸収してくれます。見た目は高級感のある牛革ですが、履いた瞬間に「あ、これスニーカーだ」と実感できるはずです。
ミズノ(EXLIGHT)
「とにかく軽い靴がいい」という方にはミズノ エクスライトが最適です。
驚くべきはその軽量性で、一般的な革靴の約半分近い重さのものもあります。ミズノ独自の波形プレートをソールに挟み込むことで、クッション性と安定性を両立。足が勝手に前に出るような感覚を味わえます。
ニューバランス(ビジネス対応モデル)
ウォーキングシューズの王道、ニューバランスからもビジネスで使えるモデルが登場しています。ニューバランス MW880などのレザーモデルは、ロゴが同色で目立ちにくく、長時間の歩行をサポートする機能が満載。スニーカーブランドならではの包み込まれるようなホールド感は病みつきになります。
【コスパ・意匠性重視】人気ブランドのおすすめモデル
ブランドの知名度や、見た目の美しさと価格のバランスに優れた名品たちを紹介します。
テクシーリュクス(texcy luxe)
「コスパ最強」との呼び声高いのがテクシーリュクスです。アシックス商事が展開するブランドで、1万円を切る価格帯ながら本革を使用。
とにかく柔らかいのが特徴で、新品の状態から靴擦れ知らずで履けるというレビューが続出しています。消耗品として割り切って使い倒したいビジネスマンの強い味方です。
コールハーン(COLE HAAN)
デザイン性と機能性を高次元で融合させたのがコールハーン ゼログランドです。
ソールの深い溝が特徴的なこのモデルは、圧倒的な屈曲性を誇ります。ジャケパンスタイルとの相性が抜群で、お洒落に敏感なビジネスパーソンから絶大な支持を得ています。
リーガル(REGAL Walker)
日本の老舗、リーガルのウォーキングラインリーガル ウォーカーも外せません。
伝統的な製法を守りつつ、ソールに軽量でクッション性の高い素材を採用。日本人の足型に合わせたゆったりとした作りが多く、幅広・甲高で悩んでいる方にもおすすめです。
革靴スニーカーを長持ちさせるためのお手入れ術
せっかくお気に入りの一足を見つけたら、長く愛用したいですよね。スニーカーのような履き心地とはいえ、アッパーが革である以上、最低限のケアは必要です。
- シューキーパーを使う: 履き口がスニーカーのように柔らかい分、型崩れしやすい側面もあります。脱いだら木製 シューキーパーを入れて形を整えましょう。
- 毎日履かない: 靴も「休息」が必要です。1日履いたら2日は休ませることで、靴の中の湿気が抜け、革やクッション材の寿命が延びます。
- 防水スプレーをかける: 購入直後にアメダス 防水スプレーを振っておくだけで、汚れが付きにくくなり、急な雨からも靴を守れます。
サイズ選びの落とし穴!「スニーカーサイズ」で買うのは危険?
ここが一番の注意点です。革靴のようなスニーカーを購入する際、普段履いているナイキやアディダスのスニーカーと同じ感覚でサイズを選ぶと、高確率で大きすぎます。
一般的に、スニーカーは足を保護するためにクッション材が厚く、実寸よりも1cm〜1.5cmほど大きな表記のものを履くことが多いです。対して、革靴のサイズ表記は「足そのものの長さ」に近い設計になっています。
例えば、普段27.5cmのスニーカーを履いている人なら、革靴スニーカーでは26.0cmや26.5cmがジャストサイズになることが多いです。購入前に必ず自分の足の実寸を計測するか、サイズ交換が可能なショップで購入することをおすすめします。
革靴のようなスニーカーでビジネスをより快適にアップデートしよう
靴が変われば、1日の終わりの疲れ方が変わります。疲れがたまらなければ、仕事終わりの時間もアクティブに過ごせるようになります。
これまでは「お洒落は我慢」と言われてきましたが、今は「お洒落と快適さは両立できる」時代です。今回ご紹介したポイントを参考に、あなたにぴったりの一足を見つけてみてください。
まずは、自分の足型に合いそうなブランドを絞り込むことから始めてみましょう。クッション性にこだわるならアシックス ランウォーク、軽さを求めるならミズノ ビジネスシューズ、そして圧倒的なコスパならテクシーリュクス。
革靴のようなスニーカーを味方につけて、明日からのビジネスライフをもっと軽やかに、もっとスマートに変えていきましょう!


