野球のトレーニングで「走り込み」や「体力づくり」をする場面、意外と多いですよね。
そんなとき、スパイクやトレーニングシューズではなく、ランニングシューズを使う選手が増えています。
実際、クッション性や軽さ、舗装路への適性などを考えると、野球トレーニングにぴったりなモデルも多いんです。
ここでは、「なぜランニングシューズが野球トレに向くのか」「どう選ぶべきか」「どんなモデルがおすすめなのか」を、実際の動きやシーンを踏まえて解説します。
野球トレーニングにランニングシューズを使うメリットとは?
野球の練習には、ダッシュ・ノック・守備・打撃など多様な動きがありますが、特に「走る」シーンではランニングシューズの性能が光ります。
1. 足への衝撃を軽減できる
舗装路やトラックでの走り込みでは、スパイクやトレシューでは衝撃が大きく、足裏や膝に負担がかかりがち。
ランニングシューズなら、ミッドソールのクッションが衝撃を吸収し、長時間のランでも疲れにくくなります。
2. 軽くて動きやすい
スパイクや野球トレシューよりも軽量なモデルが多く、ランニング時のストレスが少ないのも特徴。
アップやクールダウンのジョグ、外周ランにも最適です。
3. 疲労を残しにくく、練習効率が上がる
練習の序盤にランニングで体を温めるとき、ランニングシューズのクッション性が脚の疲れを和らげ、守備や打撃練習にもスムーズに移行できます。
野球用スパイクとの違いを理解しよう
スパイクは「グリップ力」や「地面の掴み」を重視して設計されています。
しかし、舗装路や陸上トラックで走るときには、スパイクの突起がかえって負担になります。
- スパイク:芝・土・人工芝でのグリップ重視。方向転換・踏み込み向き。
- ランニングシューズ:舗装路・トラックでの衝撃吸収と前方推進力重視。
つまり、走り込みや持久走、アップなど「前方に走る」動作中心の練習では、ランニングシューズを使うのが理にかなっています。
野球トレーニングで使うランニングシューズの選び方
1. ソール形状(靴底)で選ぶ
舗装路で使うなら、フラットで凹凸が少ないソールを。
滑りにくく、走りやすさと安定感のバランスが取れます。
もしグラウンドで軽いランやノックの移動に使うなら、短めのラバーグリップ付きソールもおすすめです。
2. クッション性と反発力
走り込みや持久走が多いなら、クッション性重視で脚の疲労を軽減。
一方、短距離ダッシュやスプリント練習が中心なら、反発力があり地面を蹴りやすいタイプを選ぶと良いでしょう。
3. 安定性・横ブレの少なさ
野球のトレーニングでは、前後だけでなく横方向の動きもあります。
アッパーやヒールのホールドがしっかりしたモデルを選ぶと、方向転換やステップ時の不安定さを防げます。
4. フィット感
野球選手は足幅が広い人も多いため、ワイド設計のランニングシューズを試してみましょう。
足先に1 cm程度のゆとりを持たせ、かかとが浮かないサイズ感が理想です。
5. 通気性と軽量性
夏場の練習や長時間のトレーニングでは、通気性の良いメッシュ素材が快適。
軽量タイプなら、長距離でも足が重く感じにくいです。
使用シーン別のおすすめ活用法
アップ・ウォームアップ
練習前に軽く1〜2 km走るときには、クッション性が高く柔らかめのモデルが最適。
筋肉と関節を温めながら、スムーズに動ける体を作れます。
走り込み・体力づくり
体力強化や持久走を目的とするなら、反発とクッションのバランス型を。
中距離走にも対応できるタイプを選ぶと、ロードでも安定して走れます。
クールダウン
練習後の軽いジョグには、柔らかいソールで疲れた脚をケアできるモデルを。
軽く走ることで乳酸を流し、翌日の筋肉痛を和らげる効果もあります。
野球トレに使う際の注意点
ランニングシューズはあくまで「走る」動きに特化しています。
守備や打撃、ダッシュ練習などの多方向動作では、グリップや横ブレ耐性が不足することもあります。
注意ポイント
- グラウンドでの方向転換やノック練習には不向き。
- 芝・土で使うと滑りやすくなることがある。
- ソールの摩耗が早いので、定期的な交換が必要。
使う場所を「舗装路・外周ラン・アップ専用」と割り切っておくと、安全に長持ちします。
野球選手が知っておきたいシューズ管理のコツ
- 用途別に履き分ける
ランニング用、守備用、打撃用と分けることで、それぞれのシューズが長持ちします。 - 使用後は乾燥・メンテナンスを
ランニング後は汗や湿気が残るため、風通しの良い場所で乾かしましょう。 - クッションの寿命を意識する
ソールが潰れたり、反発が落ちたら交換のサイン。
使用距離にして500〜700 kmが目安です。
野球トレにおすすめのランニングシューズタイプ
具体的なモデル名は個人の足型や好みによりますが、方向性としては次のようなタイプが使いやすいです。
- クッション重視型:アップ・ジョグ・長距離走向け。
- 反発重視型:短距離・インターバル走向け。
- 軽量バランス型:アップから走り込み、練習後のクールダウンまで幅広く対応。
特に近年は、アシックス・ナイキ・ニューバランス・アディダスなどから、トレーニング兼ランニング用途のモデルも多く登場しています。
野球用トレシューに比べてデザイン性も高く、普段履きにも使いやすい点も魅力です。
ランニングシューズを野球トレーニングに取り入れる実践ステップ
- まずはウォームアップで試す
練習前の軽いジョグで履き心地を確認しましょう。 - 走り込みメニューに導入する
1000 m×3本や外周ランなど、距離を走る練習で効果を実感できます。 - 用途を固定して管理する
「走る日はこの靴」と決めておくと、摩耗管理もしやすく、クッション性能を長持ちさせられます。 - 練習後の脚ケアにも活用
トレーニング後のクールダウンジョグにも使うと、疲労回復がスムーズになります。
まとめ|ランニングシューズ 野球トレーニング活用のすすめ
野球のトレーニングでランニングシューズを使うのは、単なる代用ではありません。
脚の負担を減らし、効率的に走り込みができ、体力強化にもつながる賢い選択です。
- 走る・温める・整える、三拍子を支えるのがランニングシューズ
- クッションと軽さで脚を守り、疲労を残さない
- 守備・打撃とは分けて使うことで練習効率が上がる
自分の足に合う一足を見つけて、日々のトレーニングをより快適に。
「走れる野球選手」への第一歩は、シューズ選びから始まります。


