「そろそろ本格的な革靴が欲しいけれど、東京のどこに行けばいいのかわからない……」
そんな悩みをお持ちではありませんか?東京は世界的に見ても稀な「革靴の聖地」です。銀座の老舗から新宿の巨大百貨店、そして青山のエレガントな路面店まで、選択肢が多すぎて迷ってしまうのも無理はありません。
ビジネスでの信頼を勝ち取りたい新社会人の方も、一生愛用できる運命の一足を探しているベテランの方も、この記事を読めば「今、自分が行くべき店」が明確になります。失敗しないための選び方のコツを交えながら、東京の革靴シーンをナビゲートしていきます。
なぜ東京は世界屈指の革靴の聖地と言われるのか
東京で革靴を探す最大のメリットは、その圧倒的な「選択肢の幅」にあります。イギリスやイタリアの名門ブランドが軒を連ねる一方で、世界から賞賛される日本の職人ブランドがひしめき合っているからです。
さらに、フィッティングの技術やアフターケアの環境も整っています。革靴は買って終わりではありません。磨き、修理し、自分の足に馴染ませていくプロセスこそが醍醐味です。東京にはそのすべてを支えるインフラが揃っています。
まず、あなたが重視するのは「コストパフォーマンス」でしょうか、それとも「ブランドの歴史」でしょうか。あるいは「絶対に失敗しないフィッティング」でしょうか。それぞれの目的に合わせて、最適なエリアとショップを見ていきましょう。
【初心者必見】3万円〜5万円で手に入る日本の実力派ブランド
「まずは仕事でガシガシ履ける、質の良い一足が欲しい」という方には、日本のメーカーが絶対におすすめです。日本人の足型を研究し尽くしているため、海外ブランドに比べて「かかとが抜けやすい」「幅が痛い」といったトラブルが少ないのが特徴です。
日本の誇り、スコッチグレイン(SCOTCH GRAIN)
東京・墨田区に工場を構えるスコッチグレインは、間違いなく日本の革靴文化を支える柱の一つです。このブランドの凄さは、すべての靴を「グッドイヤーウェルト製法」で作っていること。これはソールを何度も張り替えられる製法で、10年履き続けることも夢ではありません。
銀座本店や上野店では、専門のスタッフが細かくサイズを測ってくれます。特に雨の日でも安心な撥水レザーを使用したモデルは、外回りの多いビジネスマンから絶大な支持を得ています。
圧倒的な安心感、リーガル(REGAL)
日本で最も有名なブランドといえばリーガルでしょう。全国に店舗がありますが、本気で一足選ぶなら銀座にある「REGAL TOKYO」へ足を運んでみてください。通常の店舗とは一線を画す、上質な素材と洗練されたデザインのモデルに出会えます。
驚異のコスパ、ジャランスリウァヤ(JALAN SRIWIJAYA)
「5万円以下で高級靴のような作りを楽しみたい」なら、ジャランスリウァヤは外せません。インドネシア製ですが、フランスの高級タンナーのレザーを使用し、手作業の工程が多い「ハンドソーンウェルテッド製法」を採用しています。伊勢丹新宿店をはじめ、多くのセレクトショップで扱われている、今最も勢いのあるブランドの一つです。
【一生モノ】憧れの最高峰インポートブランドを東京で手に入れる
いつかは手にしたい10万円超えの高級靴。東京・青山や銀座には、世界中の靴好きが憧れるトップブランドの旗艦店が集結しています。
イギリス靴の王道、エドワードグリーン(EDWARD GREEN)
「世界で最も美しい既成靴」と称されることもあるのがエドワードグリーンです。特に銀座の東急プラザ内にある店舗は、その落ち着いた雰囲気の中でじっくりと試着が可能です。代表モデルの「チェルシー」は、控えめながらも気品溢れる佇まいで、履く人の背筋をスッと伸ばしてくれます。
王者の風格、ジョンロブ(JOHN LOBB)
革靴界の頂点に君臨するのがジョンロブです。エルメスグループの傘下にあるため、使用される革の質は世界最高峰。丸の内にある路面店は、まさに聖地のような佇まいです。一足の価格は20万円を超えますが、その美しさと履き心地の良さは、まさに別格と言わざるを得ません。
アメリカの魂、オールデン(ALDEN)
イギリス靴とは対極にある、無骨でタフ、それでいて愛嬌のあるデザインが魅力なのがアメリカのオールデンです。希少な「コードバン(馬の臀部の革)」を使ったモデルは、履き込むほどに独特のシワが刻まれ、自分だけのヴィンテージへと育っていきます。青山や丸の内にある「ラコタハウス」がその総本山です。
迷ったらここ!一度に比較できる東京の巨大ショップ
「特定のブランドを決めているわけではない」「いろいろ履き比べてみたい」という方は、百貨店や専門セレクトショップへ行くのが正解です。
伊勢丹新宿店 メンズ館(地下1階)
ここはもはや「靴の博物館」です。数千円のシューケア用品から、数十万円のビスポークシューズまでが一堂に会しています。世界中のブランドが揃っているため、自分の足に合うブランドがどこなのかをプロの店員さんに相談しながら探すことができます。
トレーディングポスト(Trading Post)
青山や銀座に店舗を構えるトレーディングポストは、革靴のスペシャリスト集団です。クロケット&ジョーンズやトリッカーズといった英国の有名ブランドを日本に紹介してきた功績があり、別注モデルも豊富。フィッティングに対するこだわりが非常に強く、初心者でも安心して任せられます。
2026年、今の東京で賢く革靴を選ぶためのヒント
近年、世界的な原材料費の高騰や為替の影響で、特に海外ブランドの価格が跳ね上がっています。数年前なら8万円で買えた靴が、今や15万円……ということも珍しくありません。
そんな中で今、注目されているのが「日本の若手職人」や「パターンオーダー」です。銀座周辺の小さなアトリエや、三陽山長といった日本の高級ブランドは、インポートブランドに引けを取らないクオリティを、比較的手の届きやすい価格で維持しています。ブランド名という「記号」ではなく、靴そのものの「作り」に目を向けるのが、今どきの賢い選び方と言えるでしょう。
また、東京には世界レベルの靴磨き店も多く存在します。青山にある「ブリフトアッシュ」などはその代表です。良い靴を買ったら、それをどう維持するか。ケアについても同時に相談できるのが東京という街の強みです。
サイズ選びで後悔しないための3つのチェックポイント
東京の名店を訪れる際、以下の3点だけは意識してみてください。
- 夕方に試着する: 足は一日の中でむくみます。最も足が大きくなる夕方に合わせて選ぶのが失敗を防ぐコツです。
- 厚手の靴下を持参する: 自分が仕事で履く予定の靴下を持っていきましょう。薄手のドレスソックスと厚手のカジュアルソックスでは、サイズ感が全く変わってしまいます。
- 必ず両足で歩く: 右足と左足でサイズが違う人は意外と多いものです。必ず両足で履き、店内を少し歩かせてもらいましょう。
「少しきついかな?」と感じるくらいが、グッドイヤーウェルト製法の靴では正解であることが多いです。履き込むうちに中底が沈み、自分の足型に変形していくからです。このあたりの加減も、東京のプロの店員さんなら的確にアドバイスしてくれます。
まとめ:東京で革靴を買うならここ!初心者から一生モノまでおすすめの名店15選を徹底解説
いかがでしたでしょうか。東京には、あなたの人生を支える最高の一足が必ず眠っています。
まずはスコッチグレインやリーガルで日本のモノづくりの誠実さに触れてみるのも良いでしょう。あるいは、伊勢丹新宿店の圧倒的な品揃えに圧倒されながら、自分の好みを磨いていくのも楽しいはずです。
良い革靴は、あなたを素敵な場所へ連れて行ってくれます。そして、適切に手入れをすれば10年、20年と寄り添ってくれる相棒になります。
この記事を参考に、ぜひ今度の週末は東京の街へ繰り出してみてください。あなたの足元を彩る運命の一足に出会えることを願っています。
東京で革靴を買うならここ!初心者から一生モノまでおすすめの名店15選を徹底解説を最後までお読みいただきありがとうございました。あなたの靴選びが、素晴らしい体験になりますように。


