旅の荷造りって、どうしてもあれもこれもと欲張ってしまい、最後はスーツケースの上に全体重を乗せてジッパーを閉める……なんてこと、ありますよね。そんな悩ましいパッキングの中で、意外と場所を取るのが「サンダル」です。
でも、ホテルの部屋で足を解放したい時、温泉にちょっと行く時、飛行機の中でむくんだ足を休めたい時。あると絶対に便利なのも、またサンダル。
そこで今回は、「旅行に持っていくならこれ!」と自信を持って言える、かさばらない軽量サンダルだけを厳選してご紹介します。
なぜ「かさばらない旅行サンダル」が必要なのか
旅先でのサンダル需要は、思っているよりずっと高いものです。長時間のフライトで足がパンパンにむくんだ時、革靴やスニーカーを脱いでサッと履き替えられたらどんなに楽か。ホテルの部屋で備え付けのスリッパに抵抗がある人も、自分のサンダルがあれば快適に過ごせます。
とはいえ、普通のサンダルをそのままスーツケースに放り込むのはスペースの無駄遣い。ソールが厚くて曲がらないモデルだと、スカスカのデッドスペースが生まれがちです。
そこで重要になるのが、折りたたみ可能、超軽量、薄型といった「かさばらない」要素。次の章から、これらの条件を満たす逸品をタイプ別に見ていきましょう。
旅のプロも注目する超軽量・折りたたみサンダル3選
「とにかく軽くて、バッグの隙間にスッと入るもの」を探しているなら、まずはこの3モデルをチェックしてください。
驚異の片足60g。オカ PLYS Lille TOUR トラベルサンダル
OCA PLYS Lille TOUR数値を見て驚きました。Mサイズで片足わずか約60g。サンダルというより、もはや和紙で折った鶴のような軽さです。中央でパタンと折りたためて、専用の収納袋に入れれば、ポーチひとつ分のスペースにもなりません。
テント場や山小屋、ホテルの部屋履きとして人気が高いのも納得です。ただし、唯一の注意点はサイズ感。普段27.0cm以上の男性や、足幅が広い方は事前にレビューをよく確認したほうが安心です。
裸足感覚のミニマルデザイン。Xero Shoes Genesis
Xero Shoes Genesis「できるだけ靴を履いている感覚をなくしたい」。そんなストイックな旅人に刺さるのが、Xero Shoes Genesisです。重さは片足約130gで、クルクルと丸めてバッグのサイドポケットにも押し込めます。
ソールは薄く、まるで裸足で歩いているかのような接地感。水辺でも滑りにくいので、ビーチリゾートや急な雨にも強いのが嬉しいポイントです。
履き心地と収納のいいとこどり。BUMPY PACKABLE
BUMPY PACKABLE「かさばらないのは嬉しいけれど、ペラペラすぎて履き心地が悪いのは嫌だ」。そんなワガママを見事に叶えてくれるのが、BUMPY PACKABLEです。
最大の特徴は、ソール同士を凸凹にはめ込んで重ねられる独自構造。これでバッグの中で汚れたソールが他の荷物に触れる心配がありません。カラビナが付いているので、リュックの外にぶら下げても様になります。クッション性も高く、リカバリーサンダルとしての機能も本格的です。
街歩きも快適に。デザイン性と機能性を両立するモデル3選
「宿で履くだけじゃもったいない。ちょっとした街歩きにも使いたい」という方には、デザインと歩行性能を兼ね備えた以下のモデルがおすすめです。
Teva ReFlip / Voya Infinityの驚くべき軽さ
Teva ReFlipTeva ReFlipやVoya Infinityシリーズは、アウトドアサンダルの雄・Tevaが手がける軽量ライン。ストラップが細く、見た目にも涼やか。重さも申し分なく、手に持った瞬間にその軽さに驚くはずです。バッグに入れてもかさばらず、旅先でのセカンドシューズとして大活躍します。
EVA素材で進化したビルケンシュトックの履き心地
Birkenstock Arizona EVA「あのビルケンが軽いわけない」と思った方、それは過去の話です。Birkenstock Arizona EVAは、従来のコルクソールではなくEVA素材を採用。驚くほど軽く、防水性も完璧です。
足裏を支えるアーチサポートはさすがの一言。スニーカーを脱いだ疲れた足を、しっかりとケアしてくれます。丸洗いできるので、旅先でのお手入れも簡単。マドリッドやアリゾナなど、好みのデザインを選べるのも魅力です。
モンベルの隠れた名品。クリマプラスニット コンパクト トラベルシューズ
mont-bell クリマプラスニット コンパクト トラベルシューズ冷え込む機内や、冬のキャンプで本領を発揮するのがmont-bell クリマプラスニット コンパクト トラベルシューズです。フリース素材で足をやさしく包み込み、かかとを起こせばスリッパとしても、シューズとしても使えます。
かさばらないのはもちろん、薄く折りたためるので、バッグの隙間にスッと収まります。足元から冷えるのを防ぎたい登山のテント場でも、「これがあるとないとでは天国と地獄」と評されるほどの実力派です。
失敗しないために。かさばらない旅行サンダルの賢い選び方
ここまで様々なモデルを紹介してきましたが、結局どれを選べばいいのか迷いますよね。最後に、旅のスタイル別に選び方のポイントを整理します。
メインの目的は「宿・機内でのリラックス」か「街歩き」か
もし求めるのが完全なるリラックスなら、最優先は「軽さ」と「コンパクトさ」。OCA PLYS Lille TOURやXero Shoesのように、存在を忘れるほどの軽量モデルがベストです。
一方で、「宿から近くのコンビニまで」「ちょっとそこまで観光に」という使い方をするなら、ビルケンシュトックのEVAモデルのように、ある程度のアーチサポートやグリップ力は譲れません。目的を絞ると、自ずと選ぶべき一足が見えてきます。
収納方法の違いでストレスはここまで変わる
「かさばらない」と一口に言っても、その実現方法は様々です。
- 折りたたみ式:OCA PLYS Lille TOURのように中央で折れるタイプは、平面状の隙間に収納可能。
- 丸め収納:Xero Shoes Genesisのようなミニマルサンダルは、丸めてボトルホルダーに入れるという芸当も。
- 重ね収納:BUMPY PACKABLEはソール同士を固定し、自立するのでバッグ内で迷子になりません。
- 薄型:モンベルのトラベルシューズは、ペタンコになるのでどんな隙間にも滑り込ませられます。
ご自身のバッグの形状や、他の荷物との兼ね合いをイメージしながら選ぶと失敗がありません。
旅の疲れは、足からやってくるもの。ほんの少しの荷物になるだけで、移動のストレスは驚くほど軽減されます。今回ご紹介したような、かさばらない旅行サンダルを相棒に、どうか身軽で心地よい旅を楽しんでくださいね。


