新宿は、日本で最も革靴の選択肢が多い街といっても過言ではありません。一歩足を踏み入れれば、世界最高峰の逸品から、コストパフォーマンスに優れた国産ブランドまでがひしめき合っています。
しかし、その広大さゆえに「結局、どこに行けば自分にぴったりの一足が見つかるのか?」と迷ってしまう方も多いはず。
「就活や新社会人で失敗しない靴が欲しい」
「30代、40代として一足は持っておきたい一生モノに出会いたい」
「雨の日でもガシガシ履ける実用的な革靴が知りたい」
そんな悩みを持つあなたのために、新宿の革靴スポットを予算と目的別に整理しました。この記事を読めば、あなたが今日行くべきお店が必ず見つかります。
なぜ革靴探しに新宿が最適なのか
新宿駅は、JR各線、地下鉄、私鉄が乗り入れる巨大ターミナル。その周辺には、世界最大の売り場面積を誇る百貨店から、こだわりのセレクトショップ、修理専門店までが凝縮されています。
新宿で靴を探す最大のメリットは「履き比べ」ができることです。革靴において最も重要なのはブランド名ではなく「自分の足の形に合うか」という点。新宿なら、同じ予算帯の異なるブランドを数分歩くだけで何足も試すことができます。
それでは、まずは「一生モノ」を求める方へ向けた、最高峰のエリアからご紹介していきましょう。
予算10万円〜:世界の名靴が集う「聖地」エリア
「良い靴を履くと、その靴が良い場所へ連れて行ってくれる」という言葉があります。新宿には、まさにその言葉を体現するような世界最高峰の靴が集まっています。
伊勢丹新宿店 メンズ館 B1F
新宿、いえ、日本で革靴を語るならここは外せません。「世界一の紳士靴売り場」とも称されるこのフロアには、数千円のシューケア用品から、100万円を超えるオーダーメイド級の靴までが並びます。
ここでは John Lobb などの最高級ブランドはもちろん、英国の老舗 Edward Green や、フランスの粋を感じさせる J.M. WESTON など、教科書に載るような名作が揃っています。
特に素晴らしいのが「3D足型計測サービス」です。自分の足をデジタルで精密に計測し、膨大な在庫の中から最適なサイズを提案してくれます。たとえ購入しなくても、自分の本当のサイズを知るだけで、その後の靴選びが劇的に楽になります。
トレーディングポスト 新宿店
「セレクトショップでじっくりと選びたい」という方には、トレーディングポストがおすすめです。世界中から厳選されたクラシックシューズが並び、スタッフの知識も非常に豊富です。
質実剛健な英国靴 Crockett & Jones や、アメリカントラッドの象徴 Alden など、愛好家垂涎のラインナップ。店内の落ち着いた雰囲気の中で、革の質感を確かめながら運命の一足を探すことができます。
予算3万円〜5万円:質と価格のバランスが最高の「実力派」
「毎日履くものだから、しっかりした作りで、かつ高すぎない靴が欲しい」というビジネスマンに最適な価格帯です。この価格帯からは、ソールを交換して10年履き続けられる「グッドイヤー・ウェルト製法」の靴が手に入ります。
スコッチグレイン(SCOTCH GRAIN)
日本人の足型を知り尽くした国産ブランドの雄。新宿エリアの百貨店や専門店で広く取り扱われています。
Scotch Grain の魅力は、なんといってもその丁寧な作り。海外ブランドに引けを取らない上質な革を使いながら、自社工場での一貫生産により価格を抑えています。最初の一足として、これほど安心できるブランドはありません。
リーガル(REGAL)
言わずと知れた、日本のビジネスマンを支え続けてきた定番中の定番。新宿には路面店の「リーガルシューズ」が複数あり、アクセスの良さも抜群です。
最近では、伝統的なデザインだけでなく、ゴアテックスを使用した防水モデルや、軽量なソールを採用したモデルなど、現代のビジネスシーンに合わせた進化を遂げています。REGAL はサイズ展開も豊富なので、足が小さめの方や大きめの方でも安心して相談できます。
Berwick1707(バーウィック)新宿店
「インポート靴を安く手に入れたい」という方に、今最も支持されているのがスペイン発のバーウィックです。
通常、ヨーロッパ製の本格靴は5万円〜8万円ほどしますが、バーウィックは3万円台から手に入ります。それでいて、革の質感やシルエットの美しさは一級品。新宿三丁目エリアにある直営店は、圧倒的な在庫量を誇ります。
予算1万円〜2万円:コスパ重視・即戦力の「入門編」
新社会人や就活生、あるいは「とにかく履き潰すための予備が欲しい」という方におすすめのショップです。
クインクラシコ(Queen Classico)新宿マルイメン店
新宿マルイメンにあるこのショップは、独自にインポートした珍しいブランドから、自社のオリジナルモデルまで幅広く取り揃えています。デザイン性が高く、イタリア靴のような色気のある靴を手頃な価格で探しているなら、ここが一番の近道です。
whoop-de-doo(フープディドゥ)新宿マルイメン店
「カチッとしすぎた靴は苦手」「少しカジュアルにも使い回したい」という方には、フープディドゥが最適です。
whoop-de-doo は、独特の加工感や柔らかい革使いが特徴。スニーカーのような感覚で履けるモデルも多く、長時間歩き回る外回り営業の方からも高い支持を得ています。
ABCマート グランドステージ新宿
「もっと気軽に選びたい」なら、新宿に複数あるABCマートの大型店舗へ。
特にグランドステージなどの上位店舗では、定番の Hawkins だけでなく、本格的なレザーシューズの取り扱いもあります。駅近で夜遅くまで開いているため、急な冠婚葬祭で靴が必要になった時でも頼りになります。
現代のトレンド「ビジネススニーカー」を新宿で選ぶ
2026年現在、スーツにスニーカーを合わせるスタイルは完全に定着しました。新宿の各店舗でも、見た目は革靴、履き心地はスニーカーという「ハイブリッドシューズ」が飛ぶように売れています。
特におすすめなのが、アシックスが展開する Runwalk です。スポーツシューズで培ったクッション技術をビジネスシューズに転用しており、新宿の主要百貨店で試着が可能です。「一度履いたら、もう普通の革靴には戻れない」という声が続出するほどの快適さです。
また、Cole Haan の「ゼログランド」シリーズも、新宿伊勢丹やタカシマヤでチェックできます。驚くほどの軽さと洗練されたデザインは、クリエイティブな職種の方にもぴったりです。
失敗しないための「新宿フィッティング術」
せっかく良い店を見つけても、選び方を間違えれば「痛くて履けないゴミ箱行き」の靴になってしまいます。新宿で靴を買う際に、必ず意識してほしいポイントをまとめました。
1. 「午後」に試着する
足は1日の中でサイズが変化します。夕方になるとむくんで大きくなるため、午前中にジャストサイズだと思った靴が、夕方には激痛の原因になることも。可能な限り、午後14時以降にショップを回るのが正解です。
2. 「仕事用の靴下」を履いていく
厚手のカジュアルソックスで試着して、いざ薄手のビジネスソックスで履くとブカブカ……という失敗はよくあります。必ず、実際にその靴を履く時に使う靴下を履いていきましょう。
3. 「羽根」の開き具合をチェック
紐を結んだとき、紐を通す左右のパーツ(羽根)が5mm〜1cmほど開いているのが理想です。最初からピッタリ閉じてしまっていると、革が伸びた時に調整が効かなくなります。
購入後も安心!新宿の靴修理・ケアスポット
新宿で革靴を購入するメリットは、メンテナンス環境が整っていることにもあります。お気に入りの靴を長く履くために、以下の場所を覚えておきましょう。
ユニオンワークス新宿
靴愛好家から絶大な信頼を寄せられる修理店です。英国靴の修理に強く、新品で購入した靴に「ヴィンテージスチール」を取り付けてつま先を補強するなどのカスタマイズも、プロの技で仕上げてくれます。
FANS. 京王新宿
京王百貨店の中にあるこのショップは、シューケア用品のトップブランド M. Mowbray の直営カウンターです。靴磨きのプロが常駐しており、手入れ方法のアドバイスを受けながら、最適な Shoe Cream を選ぶことができます。
まとめ:新宿で最高のパートナーを見つけよう
新宿には、あなたの予算、足の形、ライフスタイルに応じた「最高のパートナー」が必ず眠っています。
高級感を求めるなら東口の伊勢丹エリア、効率よくコスパ重視で探すなら西口の百貨店や専門店、カジュアルなトレンドを追うなら新宿マルイメンや南口エリア。このようにエリアごとに特徴を把握しておけば、迷うことはありません。
革靴は、単なる履物ではなく、あなた自身の自信を支える「武器」になります。手入れをしながら履き込んだ一足は、年月とともにあなたの足に馴染み、唯一無二の存在へと育っていくはずです。
新宿の喧騒の中で、ぜひあなただけの特別な一足を見つけ出してください。もし「まずは手入れ用品から揃えたい」と思ったら、Shoe Care Kit をチェックして、知識を蓄えてからショップへ向かうのも良い方法です。
これから新宿で革靴を新調する予定の方は、ぜひ本記事の内容を参考に、後悔のない買い物を楽しんでくださいね。
次は、新宿での靴選びに役立つ「正しいシューキーパーの選び方」について、詳しくご紹介しましょうか?


