「スニーカーはカジュアルすぎて大人っぽく見えない」——そう感じている人にこそ試してほしいのが、ニューバランスの“綺麗めコーデ”。上品で抜け感のあるデザインが多いニューバランスなら、日常の着こなしに自然となじみ、足元から洗練された印象をつくることができます。今回は、大人の女性や男性に向けて、綺麗めに見せるニューバランスの選び方とコーデのコツを丁寧に紹介します。
ニューバランスを“綺麗め”に見せる3つのポイント
ニューバランスは種類が多く、同じモデルでも印象が大きく異なります。綺麗めに履きこなすには、デザイン・色・素材の3要素がカギです。
まずデザイン。全体のフォルムがすっきりしているモデルを選ぶと、足元が軽やかで上品に見えます。たとえば定番の「CM996」シリーズは、丸みを抑えたシルエットとシンプルなロゴで、どんな服装にも自然にマッチします。
一方で、ボリュームのある「574」や「327」も、色使い次第で落ち着いた印象に変わります。派手さを抑えたグレーやベージュを選べば、程よい存在感を残しながらも品よくまとまります。
次に色。白やオフホワイト、ベージュ、ライトグレーなど、明るくて柔らかいトーンは綺麗めコーデの鉄板カラー。足元を軽く見せてくれるだけでなく、清潔感も演出できます。逆に黒やチャコールグレーなどのダークカラーは、全体を引き締めたいときに最適です。モノトーンコーデに合わせれば、上品な印象をキープしつつ都会的な雰囲気をつくれます。
最後に素材。スエードやレザー調の素材を選ぶことで、スニーカー特有のスポーティさを抑えられます。特に「CM996」や「MR993GL」のように上質なスエードを使用したモデルは、スニーカーでありながら大人の足元にふさわしい上品さを備えています。
綺麗めに見える人気モデルと特徴
ここでは、綺麗めスタイルにおすすめのニューバランスモデルを紹介します。
- CM996：クラシックなフォルムが特徴。すっきりしたデザインで、スラックスやテーパードパンツにも違和感なくなじみます。オフィスカジュアルにも対応できる万能モデルです。
- WL996：女性向けに設計された細身のシルエット。足元をコンパクトに見せたい人にぴったりで、スカートやワンピースとも好相性です。
- 530（ホワイト）：ボリュームがありながらも色味が爽やかで、今っぽい抜け感を演出。トレンドのストリート×綺麗めミックスにもおすすめ。
- 565 Cloud Grey：グレーのワントーンでまとめられた落ち着いたデザイン。上品なカジュアルコーデの定番として人気があります。
- U1906R：スポーティながらもシックな印象を与える現代的なデザイン。ブラックやシルバーグレーを選べば、落ち着いた都会的スタイルが完成。
- MR993GL：高品質なスエードとメッシュの組み合わせが特徴。上位モデルらしい高級感があり、上品な大人のスニーカーとして評価されています。
どのモデルも、素材感と色選びを意識することで“綺麗め”な印象に変わります。特にグレーやベージュ、ホワイトのトーンでそろえると、服装を選ばず幅広いコーデに対応できます。
パンツスタイルで上品に見せるコツ
パンツコーデにスニーカーを合わせるときは、シルエットと丈感を意識しましょう。センタープレス入りのテーパードパンツやクロップド丈のストレートパンツは、足首が見えることで抜け感が出やすく、スニーカーでもきれいにまとまります。
たとえば、グレーの「CM996」に黒のスラックスを合わせると、ビジネスカジュアルにも使える洗練された印象に。トップスを白シャツやニットにすれば、軽さと清潔感のある大人コーデが完成します。
ワイドパンツの場合は、裾の長さを少し短めにして、スニーカーのつま先が見える程度にするとバランスが取れます。足元にボリュームを出したいときは「530」などの厚みのあるモデルを選び、全体の比率を整えるのがポイントです。
スカートやワンピースに合わせる“抜け感コーデ”
女性らしいスタイルにも、ニューバランスは自然になじみます。
マキシ丈のスカートや落ち感のあるワンピースに、淡い色のスニーカーを合わせると、足元に軽さが出て華やかに見えます。
特にホワイトやベージュの「WL996」や「565 Cloud Grey」は、甘さを抑えながらも柔らかな印象を与え、大人っぽい雰囲気を演出できます。
靴下を見せすぎないのもポイント。短めのソックスやカバーソックスで足首をすっきり見せると、子どもっぽくならず上品な仕上がりになります。
シンプルなTシャツワンピにベージュ系スニーカー、ジャケットを羽織るだけでも、洗練された“きれいめカジュアル”が完成します。
色と素材で差をつける上品スニーカー選び
綺麗めコーデを意識するなら、色と素材の統一感が欠かせません。
白やグレー系のスニーカーは清潔感を引き立て、どんなトップスにもマッチします。
一方、黒やネイビーは落ち着いた印象を与え、引き締め効果も抜群。
シーンに合わせて、季節感や全体のトーンとバランスを取るのがコツです。
素材では、スエードやレザー調を選ぶことで高級感がアップ。
スニーカーに上品な質感が加わると、全身の印象がぐっと大人びます。
逆に、ナイロンやメッシュが多いタイプはスポーティな印象が強く出るため、オフィスや綺麗めスタイルには控えめに取り入れるとよいでしょう。
シーン別・大人の綺麗めスニーカーコーデ
- 通勤・オフィスカジュアル：グレースラックス×ホワイトスニーカーで、堅さを和らげつつ品をキープ。ジャケットを羽織ればきちんと感も十分です。
- 休日カジュアル：デニム×ベージュスニーカーでナチュラルに。バッグやアクセサリーで小さな光を加えると、ラフすぎず上品に仕上がります。
- ママコーデ・お出かけスタイル：動きやすいパンツやロングスカートに、落ち着いた色のスニーカーを合わせるだけで、きれいめのまま快適に過ごせます。
- デート・お呼ばれ：ワンピースやロングコートの足元にあえてスニーカーを合わせると、かしこまりすぎず自然な柔らかさを演出できます。
どのシーンでも共通して言えるのは、「スニーカーを主張させすぎないこと」。
上品にまとめたいときは、全体の色味を統一し、スニーカーを“なじませ役”として使うのがコツです。
年齢を重ねても似合う“綺麗めニューバランス”の魅力
スニーカーは若者のもの、という時代はもう終わり。今は40代・50代でも、上質なスニーカーをファッションの軸に取り入れる人が増えています。
ニューバランスは履き心地の良さに定評があり、長時間歩いても疲れにくい設計。そのうえで、デザインが上品なので、年齢を問わず取り入れやすいのが魅力です。
たとえば「MR993GL」のようにクラフト感のあるモデルなら、上質な素材が放つ深みが大人の雰囲気にマッチ。
一方で「WL996」などの軽量モデルは、日常使いしやすく、通勤やお出かけにもぴったり。
シンプルな服装ほど、上質なスニーカーが全体の印象を引き上げてくれます。
ニューバランスで足元から“綺麗め”をつくる
「スニーカー＝カジュアル」のイメージを覆すように、ニューバランスは今や“上品カジュアル”の代表格です。
フォルムが美しく、色味や素材を選べば、パンツにもスカートにも自然になじみます。
大人っぽく見せたいなら、清潔感のあるカラーと質感を意識すること。
そして何より、自分のライフスタイルに合った一足を見つけることが大切です。
足元が変わると、全体の印象は驚くほど洗練されます。
ニューバランスで、あなたらしい“綺麗めスタイル”を楽しんでください。
