作業現場で欠かせない「安全靴」。
今や「安全靴=無骨で地味」なんて時代は終わりました。最近は、スニーカーのようなデザインで、軽くて疲れにくいモデルが続々登場しています。
この記事では、機能性とデザイン性を両立した人気安全靴ブランドを10選ピックアップ。現場でも普段使いでも活躍する一足を探している人に向けて、最新トレンドを徹底的に紹介します。
- 安全靴を選ぶ前に知っておきたい基本
- 機能性とデザイン性の両立がトレンドに
- アシックス(ASICS)|王道の信頼感と抜群の履き心地
- ミズノ(MIZUNO)|スポーツブランドの軽快な履き心地
- プーマ(PUMA)|スタイリッシュさで群を抜く人気ブランド
- ミドリ安全(Midori Anzen)|現場の定番ブランド
- タルテックス(TULTEX)|コスパ抜群の軽量モデル
- シモン(Simon)|高品質でプロ御用達のブランド
- ジーベック(XEBEC)|カジュアルデザインと豊富なサイズ展開
- バートル(BURTLE)|作業服ブランドが生む統一感ある一足
- コンバース(CONVERSE)|スニーカー感覚で履ける意外な選択肢
- ニューバランス(New Balance)|機能美とファッション性の融合
- まとめ|安全靴ブランドを賢く選んで快適に働こう
安全靴を選ぶ前に知っておきたい基本
まず押さえておきたいのが、安全靴の基本機能です。
安全靴は、つま先に衝撃を防ぐ「先芯」が入っており、落下物や踏み抜き事故などから足を守る構造になっています。日本では「JIS規格」や「JSAA認定」などの安全基準があり、用途によってA種・B種などの分類があります。
近年のトレンドとしては、「軽量」「通気性」「滑りにくさ」「クッション性」といった快適性に加え、デザイン性も重視されるようになりました。
特に現場からそのまま街に出られるような“おしゃれ安全靴”が注目されており、スポーツブランドやアウトドアブランドの参入も増えています。
機能性とデザイン性の両立がトレンドに
従来、安全靴といえば重くて硬いイメージがありました。しかし現在は、素材やソール構造の進化により、スニーカーのような履き心地のモデルが主流に。
また、BOAフィットシステム(ボア)ダイヤルでワンタッチ着脱ができるモデルや、防水・防滑仕様など、現場環境に合わせた選択肢も増えています。
一方でデザイン面でも進化が著しく、カラーバリエーションやブランドロゴを活かしたモデル、ハイカットタイプのファッション性が人気を集めています。
作業靴というより“動けるスニーカー”として選ばれる時代に変わりつつあるのです。
アシックス(ASICS)|王道の信頼感と抜群の履き心地
安全靴といえば、まず名前が挙がるのがアシックス。
「ウィンジョブ®」シリーズを中心に、長時間作業でも疲れにくい設計が魅力です。
靴底には独自の「CPグリップソール」を採用し、縦横斜めあらゆる方向への滑りに強い構造。
さらに、衝撃吸収材「αGEL(アルファゲル)」を搭載したモデルもあり、足への負担を大幅に軽減してくれます。
また、BOAフィットシステム搭載モデルも人気。
作業効率を上げながら、見た目もスマートな印象に仕上がっています。
安全性・快適性・デザイン性の三拍子が揃ったブランドです。
ミズノ(MIZUNO)|スポーツブランドの軽快な履き心地
ランニングシューズの技術を活かした軽量で柔軟な安全靴を展開するミズノ。
代表的な「オールマイティ」シリーズは、メッシュ素材による通気性とスポーティなデザインで、動きやすさが抜群です。
反射材を採用したモデルも多く、夜間作業の安全性にも配慮。
フィット感が高く、ランニングシューズのようなクッション性を求める人にぴったりです。
スポーツ感のあるデザインで、現場以外でも履きたくなる一足です。
プーマ(PUMA)|スタイリッシュさで群を抜く人気ブランド
ドイツ発のスポーツブランド、プーマも安全靴界で存在感を放っています。
「PUMA SAFETY」シリーズは、スニーカーのような洗練されたデザインに加え、静電気帯電防止加工やグラスファイバー強化樹脂先芯など、機能面も充実。
中でも「レガシー エアツイスト2.0」などのモデルは、アウトドアテイストを取り入れたおしゃれな見た目で人気です。
“作業後そのまま出かけても違和感がない”という声も多く、デザイン重視派におすすめです。
ミドリ安全(Midori Anzen)|現場の定番ブランド
老舗メーカーとして長年支持を集めるミドリ安全。
安全靴の信頼性ではトップクラスで、業務用として全国の企業で採用されています。
特徴は、足幅が広い日本人に合ったワイド設計と、柔軟な二層ソール構造。
衝撃を吸収しながら安定感もあり、長時間作業でも疲れにくい履き心地です。
堅実で信頼性を重視するなら、このブランドが筆頭です。
タルテックス(TULTEX)|コスパ抜群の軽量モデル
価格と性能のバランスを重視するなら、タルテックスが狙い目です。
「AZ-51649」などのモデルは超軽量かつ通気性抜群。
安全靴特有の重さを感じにくく、夏場の作業にも最適です。
デザインもスポーティで、カラー展開が豊富。
コスパ重視のユーザーや、複数足を使い分けたい人にも人気があります。
シモン(Simon)|高品質でプロ御用達のブランド
安全靴の専門メーカーとして知られるシモン。
高品質な素材と製造精度の高さで、多くの法人・現場プロフェッショナルから信頼を集めています。
機能重視の無駄のないデザインで、履いたときの安定感と保護力が圧倒的。
見た目はシンプルながら、堅牢で壊れにくく、長く使える一足を探している人におすすめです。
ジーベック(XEBEC)|カジュアルデザインと豊富なサイズ展開
作業服でも有名なジーベックは、デザイン性に優れた安全靴も展開。
スニーカー風のカジュアルなモデルから、ハイカットタイプまで幅広いラインナップが魅力です。
レディースサイズや大きめサイズも充実しており、男女問わず選びやすい点が好評。
現場でも普段でも履ける“ちょうどいい”デザインで人気を集めています。
バートル(BURTLE)|作業服ブランドが生む統一感ある一足
ワークウェアブランドとして知られるバートル。
同ブランドの作業服と合わせてコーディネートできる安全靴が登場しています。
スタイリッシュなフォルムと機能性を兼ね備え、カラーも豊富。
「おしゃれに現場スタイルを楽しみたい」という人にぴったりです。
コンバース(CONVERSE)|スニーカー感覚で履ける意外な選択肢
意外と思う人も多いですが、コンバースにも安全靴ラインがあります。
代表的な「オールスターPS」や「ワンスターPS」は、見た目はほぼスニーカー。
しかし、しっかりとした先芯と滑りにくいソールを備え、作業靴としての性能も十分です。
「安全靴っぽくない安全靴」を探している人には最適のブランドです。
ニューバランス(New Balance)|機能美とファッション性の融合
スニーカーで絶大な人気を誇るニューバランスも、作業対応モデルを展開中。
履き心地のよさとスタイリッシュなデザインを両立し、作業現場でも注目されています。
普段履きでも違和感のないフォルムと、ブランド特有のクッション性は健在。
「動けるスニーカー型安全靴」を求める人におすすめです。
まとめ|安全靴ブランドを賢く選んで快適に働こう
安全靴ブランドを選ぶポイントは、「機能性」と「デザイン性」のバランス。
軽量・滑りにくい・疲れにくいといった実用性はもちろん、近年は見た目のスタイリッシュさも重視されています。
アシックスやミズノのようなスポーツブランドから、ミドリ安全・シモンのような専門メーカー、さらにプーマやコンバースなどファッション性の高いブランドまで選択肢は豊富。
作業環境や好みに合った一足を選べば、仕事のパフォーマンスも自然と上がります。
ぜひ、自分のスタイルに合う安全靴ブランドを見つけて、快適に働きましょう。


