中学生になると、体育や部活動で走る機会が一気に増えますよね。通学でも毎日歩くし、運動量が増える時期だからこそ「どんなランニングシューズを履くか」はとても大切です。
とはいえ、成長期の足に合う靴を選ぶのは意外と難しい…。今回は、中学生の足や生活にフィットするランニングシューズの選び方を、初心者でも分かりやすく紹介します。
成長期の中学生に合ったランニングシューズとは?
中学生の足は、まだ骨や筋肉が完全にできあがっていない途中段階。だからこそ「フィット感」「軽さ」「クッション性」のバランスが重要です。
大人のようにスピードや記録を狙うよりも、「ケガを防ぎ、気持ちよく走れること」が優先。
成長期の足は1年でサイズが1cm以上変わることもあります。ちょっと大きめを選んで長く履きたい気持ちは分かりますが、大きすぎると靴の中で足が動いてしまい、マメや痛みの原因になります。理想はつま先に5〜10mmほどの余裕。かかとが浮かないこともポイントです。
体育・部活・通学、すべてに使える1足の条件
中学生がランニングシューズを履くシーンは、体育の授業、部活の練習、校内マラソン、さらには通学まで本当に幅広いです。
全部に使える1足を選ぶなら、次のような条件を意識してみましょう。
- 軽くて疲れにくいこと
体育や部活で長時間動くことを考えると、重い靴はそれだけで疲労の原因になります。200〜250g台の軽量モデルなら理想的です。 - クッション性がしっかりあること
成長期の足や膝を守るためには、地面からの衝撃を吸収してくれるクッションが欠かせません。特に体育館やアスファルトなど硬い路面で走るときに大きな差が出ます。 - 通気性の良いアッパー素材
汗をかいても蒸れにくいメッシュ素材だと、においや湿気を防ぎやすく、毎日履いても快適です。 - 耐久性があるアウトソール
学校のグラウンドや舗装路は摩耗が早いので、底がしっかりしたラバー製のものがおすすめ。長く使うほど、耐久性の差が出ます。 - デザイン・色も大事
中学生は「見た目」もモチベーションの一部。気に入ったカラーやブランドを選ぶと、走るのがちょっと楽しみになります。
部活用ランニングシューズを選ぶときのポイント
陸上部、サッカー部、バスケ部など、走り込みが多い部活では、より性能を意識したシューズ選びが必要です。
まず知っておきたいのが「練習用」と「大会用(レース用)」の違い。
練習用はクッション性や安定性を重視し、毎日のジョグやアップに使うタイプ。
一方、大会用は軽くて反発力があり、スピードを出すことに特化したシューズです。
ただし、中学生のうちは無理して大会用を履く必要はありません。カーボンプレートや極端な厚底モデルは、まだフォームが安定していない時期だと足に負担がかかることもあります。
最初は「しっかりした練習用」を1足選び、成長に合わせて軽量モデルを買い足すのが理想的です。
サイズとフィット感の確認方法
ランニングシューズ選びで一番大事なのは、やっぱりサイズ感です。
特に中学生のうちは、足の幅(ワイズ)や甲の高さが個人差が大きく、見た目だけで選ぶと失敗しやすいです。
試し履きするときは、次の3つをチェックしましょう。
- つま先に1cm弱の余裕があるか
走るときに足が前へ動くため、完全なジャストサイズだと圧迫されます。少しゆとりを持たせましょう。 - かかとが浮かないか
靴ひもを結んで走る動作をしても、かかとがズレないことが大事です。浮くとマメや擦れの原因になります。 - 足幅が合っているか
日本人は甲高・幅広の人が多いので、2E・3Eなど「ワイド設計」を選ぶと安心です。
サイズ表記だけでなく、ブランドごとの形の違いもあるので、できれば店舗で試し履きをしてから購入するのがおすすめです。
中学生におすすめのランニングシューズ例
ここでは、中学生が履きやすく、口コミ評価も高い代表的なモデルを紹介します。
価格帯は5,000円〜8,000円前後が中心で、練習から体育まで使える万能タイプが多めです。
- ナイキ レボリューション 6 ジュニア
軽くて柔らかい履き心地。通気性も良く、通学にも使いやすい人気シリーズ。デザイン性も高く、男女問わず人気です。 - ミズノ エスペランザー Jr.
日本人の足型に合いやすい形で、幅広や甲高の中学生にもぴったり。安定感があり、部活初心者にもおすすめです。 - アディダス テンソー ラン
柔らかいクッションと軽量ソールで、体育やジョギングに最適。価格も手頃で、成長期に買い替えやすいモデルです。
どのモデルも「履きやすさ」と「長く使える耐久性」を両立しています。色やデザインも豊富なので、自分の好きなスタイルを見つけやすいですよ。
よくある失敗と避けるポイント
ランニングシューズ選びでありがちな失敗も、あらかじめ知っておくと安心です。
- 安さだけで選んでしまう
値段が安くてもクッション性や耐久性が弱いと、すぐにへたって足を痛めることがあります。 - サイズを大きめにしすぎる
「来年も履けるように」と大きめを選ぶと、足が靴の中で動き、ケガや靴擦れの原因になります。 - デザインだけで決める
かっこいい見た目でも、足に合わない靴はすぐ疲れます。見た目と機能の両方をチェックしましょう。 - 練習用と大会用を分けない
スピードを出す練習では軽量タイプ、ジョグやアップではクッションタイプと、使い分けた方が長持ちします。
保護者が知っておきたいポイント
中学生のシューズ選びは、本人だけで判断しづらい部分もあります。
保護者の方も、次のポイントを一緒に確認してあげると安心です。
- サイズの測定を定期的に行う
半年〜1年で足のサイズが変わることもあるので、買い替えのタイミングを見逃さないようにしましょう。 - 部活や学校の規定を確認
「白限定」や「派手な色禁止」など、校則で制限がある場合もあります。事前に確認しておくとトラブルを防げます。 - 使い方・保管方法を教える
練習後はしっかり乾かし、泥を落とすだけでもシューズの寿命が延びます。保護者が一言声をかけるだけで長持ちします。
まとめ:中学生向けランニングシューズの選び方
中学生のランニングシューズ選びで一番大切なのは、「今の足に合っていること」。
軽さやデザインも大事ですが、まずはケガを防ぎ、快適に走れることを優先しましょう。
- 成長期の足には、クッション性とフィット感を重視
- 部活・体育・通学に使える軽量で耐久性のあるモデルを選ぶ
- サイズは少し余裕を持ちつつ、かかとが浮かないことを確認
- 試し履きして、自分の足に合う1足を見つける
中学生の時期に「自分の足に合うシューズ」を知っておくことは、これから長くスポーツを楽しむ上での大切なステップです。
お気に入りのランニングシューズを見つけて、走る楽しさを広げていきましょう。


