走り終わったあとの足って、正直めちゃくちゃ疲れてますよね。シューズを脱いだ瞬間の「ふうっ」っていう感覚、ランナーなら誰でも知ってるはず。
で、そのあと履くサンダルって、意外と大事なんです。
ただのスリッパじゃない。ちゃんと足を労わってくれるやつを選ぶかどうかで、翌日の走りの調子も変わってくる。
今回は、ランニング後に履くことを前提とした「リカバリーサンダル」と、軽い運動までこなせる「高機能スポーツサンダル」を合わせて7つ厳選しました。
疲労回復だけじゃなく、普段履きとしてもサマになるものだけをピックアップしてます。
では、いってみましょう。
ランニング用サンダルって普通のサンダルと何が違うの?
まず大前提として、ランニング用サンダルは「ただ歩きやすいだけのサンダル」とは別物です。
大きな違いは三つ。
ひとつ、衝撃吸収性能。
ランニングで酷使した足裏や膝まわりって、想像以上にダメージを受けてます。普通のサンダルだと地面からの突き上げをモロに受けるから、せっかくの休息時間も台無し。ランニング用はここをしっかりカバーしてくれます。
ふたつ、アーチサポート。
足裏の土踏まずを適度に支えてくれる構造があるかないかで、足底筋膜炎の予防効果がまるで変わってくるんです。ランナーに多い足裏の痛み、実は「走ったあとに履くもの」でかなり左右されるって知ってました?
みっつ、グリップ力と安定性。
リカバリー目的なら室内がメインだけど、ちょっと外にゴミ出しくらいはしたい。そんなとき、ツルツル滑るサンダルは危ないですよね。ランニング用はソールにちゃんと溝が切ってあって、雨の日でも安心です。
この三拍子が揃ってるかどうか。ここが選び方の分かれ目になります。
リカバリー特化型サンダル3選。とにかく足を休ませたい人向け
Oofos OOahh Slide
まず最初に紹介したいのが、アメリカ発のリカバリーブランド「Oofos」のスライドタイプ。
これ、履いた瞬間にわかります。すごい。本当にすごい。
独自素材「OOfoam」が足裏全体を包み込んでくれて、なんと通常のEVA素材と比べて37%も衝撃吸収率が高いんです。数字で見ても納得の柔らかさ。
特徴はもうひとつ、アーチサポートの絶妙さ。土踏まずの部分がちょっと盛り上がってて、立ち姿勢のときでも足が内側に倒れすぎないように支えてくれます。
実際に使ってるランナーからは「これ履いて寝たい」「翌朝の足の軽さが違う」なんて声もちらほら。わかる。ほんとにそう。
しかも丸洗いできるから、汗をかいたあとでも清潔に使い続けられます。
普段履きとしてのデザインは正直ちょっとスポーティーだけど、家専用と割り切るならこれ以上の選択肢はないです。
Birkenstock Arizona Soft Footbed
「リカバリーサンダルって、要するにビルケンでしょ?」
そう思ったあなた、半分正解で半分不正解です。
普通のビルケンシュトックじゃなくて、ソフトフットベッドっていうモデルを選ぶのがランナーにとっての正解。
通常モデルよりクッション性が高くて、履き始めから足にフィットしやすいのが特徴です。
ビルケン最大の強みは、何と言ってもコルクとラテックスでできたフットベッド。履けば履くほど自分の足の形に馴染んでいって、最終的にはオーダーメイド感覚になるんです。
特に足底筋膜炎で悩んでるランナーには強い味方。深めのヒールカップとしっかりしたアーチサポートが、炎症を起こした足底筋膜を優しく支えてくれます。
デザイン面でも優秀で、ジーンズにもチノパンにも合う。むしろランニングウェア以外のときこそ履きたくなる一足です。
難点を挙げるとすれば、水に弱いことと、馴染むまでに少し時間がかかること。でもそれを差し引いても、一度ハマると抜け出せない魅力があります。
Hoka Ora Recovery Slide
HOKAといえば分厚いソールのランニングシューズでおなじみ。そのノウハウをそのままサンダルに落とし込んだのがこのオラリカバリースライドです。
見た目からしてすでにHOKA。ロッカー形状のソールが特徴的で、かかとからつま先への体重移動がめちゃくちゃスムーズ。
これがどう効くかというと、歩くたびに足裏の筋肉が自然にストレッチされる感覚があるんです。ガチガチに張った足裏が、じんわりほぐれていく感じ。
クッション性も当然ハイレベル。でもオフosみたいな「沈み込む柔らかさ」とはちょっと違って、適度な反発を感じる弾むような履き心地です。
走ったあとに近所のコンビニまで歩く、くらいの距離ならこれで十分。むしろ積極的に歩きたくなる。
高機能スポーツサンダル2選。アクティブに動きたい人向け
New Balance Fresh Foam 710 V1
ここからはちょっと毛色が変わって、「サンダルだけど走れる」くらいのモデルを紹介します。
ニューバランスのフレッシュフォーム710は、見た目からして完全にアウトドア仕様。メッシュのアッパーとマジックテープ式のストラップで、足をガッチリ固定できます。
ソールはもちろんフレッシュフォーム。ランニングシューズと同じ素材だから、軽いジョギングくらいなら全然いけちゃうレベルのクッション性と反発力を備えてます。
「ランニング後のリカバリー」っていうよりは、「サンダルで軽く走りたい」「キャンプ場で履き替えずにそのまま散歩に行きたい」みたいなニーズにドンピシャです。
通気性も抜群だから夏場の普段履きとしても優秀。足汗が気になる人にもおすすめ。
Teva Hurricane XLT2
テバといえばスポーツサンダルの元祖。ハリケーンXLT2はその中でも定番中の定番です。
三箇所で調整できるベルトシステムが秀逸で、自分の足幅や甲の高さに合わせてジャストフィットさせられます。ここまで微調整できるサンダルって意外と少ないんですよね。
ソールは耐久性重視のラバー素材。クッション性は前述のモデルたちには及びませんが、その分だけ路面をしっかり感じられて安定感があります。
「ランニング後の回復」というよりは、「ランニングシューズを履くほどでもないけどちょっと歩きたい」ときの相棒です。旅行先での観光とか、川遊びとか、アウトドア全般で頼りになります。
水に濡れてもまったく問題なし。むしろ濡れる前提で作られてるから、シャワーサンダルとしても使えます。
番外編。リカバリーにも普段履きにも使える万能サンダル2選
Crocs Classic Clog
「クロックスってランニング用なの?」って思いました?
でもね、意外とランナーに履いてる人、多いんですよ。
理由は単純で、とにかく軽くて楽だから。レース後の足って腫れてたりするじゃないですか。そんなときにスッと履けて、どこも締め付けないクロックスは本当にありがたい存在なんです。
クッション性はオフosやHOKAには敵わないけど、そのぶん価格が圧倒的に安い。コスパ重視ならこれ一択です。
あとこれは完全に余談ですけど、ジビッツでカスタマイズできる楽しさもある。レースの参加記念にジビッツ買うの、結構楽しいですよ。
Keen Uneek
最後に紹介するのは、ちょっと変わり種のキーン「ユニーク」。
見た目がもう名前の通りユニークで、パラコードを編み込んだようなアッパーが特徴的。一見すると「これ本当に履けるの?」って思うけど、履いてみると驚くほどフィットします。
足全体を優しく包み込む感覚で、裸足に近い自由さがありながら、必要な部分はしっかりサポートしてくれる。
ソール部分はキーンお得意のアウトドア仕様で、グリップ力も十分。街履きとしてもキャンプでも使える万能ぶりです。
ランニング後のリカバリー性能だけで言えば他の専用モデルに軍配が上がりますが、「履いてて楽しい」「人と被らない」という点では圧倒的。デザイン重視派におすすめです。
ランニング用サンダル、どうやって選べばいい?
ここまでいろいろ紹介してきましたが、最後に選び方のポイントを整理しておきます。
とにかく回復重視ならOofosかHOKA。
走ったあとはもう何もしたくない。とにかく足を休めたい。そんな人は迷わずリカバリー特化モデルを選んでください。特にオフosの衝撃吸収性能は体験する価値があります。
足底筋膜炎が気になるならビルケン。
足裏の痛みに悩んでるランナーは、ソフトフットベッドのビルケンを試してみてください。最初は硬く感じるかもしれないけど、馴染んでくると手放せなくなります。
家の中でも外でも履きたいならニューバランスかテバ。
リカバリーだけじゃなく、ちょっとしたお出かけにも使いたい。そんな欲張りな人は高機能スポーツサンダルが正解です。
とにかく安く済ませたいならクロックス。
機能性はほどほどでいいから、まずは気軽に試してみたい。それならクロックスで十分です。レース後の足入れの楽さはピカイチ。
まとめ:ランニング用サンダルで翌日の走りが変わる
どうでしたか。
「たかがサンダル」と思ってた人も、「意外と奥が深いな」って感じてもらえたんじゃないでしょうか。
ランニング後の足って、次の走りに向けての準備期間でもあるんです。ここでどれだけケアできるかで、疲労の抜け方も変わってくるし、ケガの予防にもつながります。
今回紹介したランニング用サンダルは、どれも実際にランナーからの評価が高いものばかり。自分の走り方やライフスタイルに合った一足を、ぜひ見つけてみてください。
足を労わることは、走り続けるための一番の近道ですからね。
それでは、今日も良いランを。


