ランニングを始めようと思ったとき、まず悩むのが「ランニングシューズをどこで買えばいいのか?」ということ。ネットで探せば無限に出てきますし、価格もピンからキリまで。とはいえ、初心者ほど「履き心地が合わない」「サイズ選びに失敗した」なんてトラブルが起きがちです。
この記事では、初めてランニングシューズを選ぶ人が安心して買える“おすすめの購入場所”と、“失敗しない選び方”をわかりやすく紹介します。
実店舗で買うメリットは「安心感」と「フィット感」
ランニングシューズを買う場所として、まず考えたいのが実店舗。特にスポーツ用品店やランニング専門店は、初心者にとって一番安心できる選択肢です。
実店舗の最大のメリットは、実際に履いて確かめられること。足の形や幅、走り方のクセは人によって違います。ネットのレビューやサイズ表だけでは判断が難しい部分も、店員さんに相談しながら実際に履いて歩いてみることで、自分に合う一足を見つけやすくなります。
たとえば、大型のスポーツショップ「スーパースポーツゼビオ」や「アルペン」では、足型測定サービスを行っている店舗があります。足の長さや幅、左右のバランスまで数値化してもらえるので、自分の足の特徴が一目でわかります。これをもとに最適なシューズを提案してくれるのは、初心者にとって心強いポイントです。
また、アルペン東京のように“実際に走って試せる走路”を店内に備えている店舗も登場しています。試し履きだけでなく、軽く走って感触を確かめられるのは、ネット通販にはない体験です。
専門店で相談すれば「自分に合う一足」が見つかる
ランニング専門店やスポーツショップには、ランニングに詳しいスタッフが在籍しています。彼らはシューズの機能やブランドごとの特徴を熟知しているだけでなく、「どんな目的で走るのか」を踏まえた提案をしてくれるのが魅力です。
たとえば、「週に2〜3回、健康のために走りたい」「フルマラソンを目指してトレーニングしたい」など、目的を伝えると、それに合ったモデルを選んでくれます。
クッション性重視、安定性重視、軽量重視など、同じランニングシューズでも得意分野が違うため、プロの視点でアドバイスをもらえるのは大きな安心材料です。
また、初心者は足のアーチやかかとの癖など、自分では気づきにくいクセを抱えていることもあります。専門店では足圧のかかり方や姿勢の傾きなどをチェックしてくれるところもあり、ケガ予防やフォーム改善にもつながります。
ABC-MARTや量販店でも「ランニング初心者向け」モデルが充実
「専門店は少し入りにくい」「もっと気軽に見たい」という人には、靴専門店や量販店もおすすめです。
たとえば全国に店舗がある「ABC-MART」では、ランニング初心者向けにクッション性が高く、履きやすいモデルを多く扱っています。スタッフもトレーニングシューズやランニングシューズの違いを丁寧に説明してくれるので、初めての一足を選ぶには十分です。
特に最近では、ナイキ・アシックス・ニューバランス・アディダスなど、主要ブランドのエントリーモデルが手頃な価格で並んでいます。価格帯の目安は1万円前後から。まずはランニングを始めてみたい人にちょうどいいラインナップです。
量販店の良いところは、店舗数が多くアクセスしやすい点。ショッピングのついでに試着できる手軽さがあります。
ただし、足型測定や走行チェックなどの専門的なサポートは少ないので、「自分で履き心地をしっかり確かめる意識」を持つことが大切です。
ネット通販で買うなら「試着経験があるモデル」を選ぶ
最近はAmazonや楽天市場、ブランド公式サイトなど、ネット通販でランニングシューズを購入する人も増えています。価格比較ができ、在庫も豊富。セールやポイント還元などでお得に買えるのは大きな魅力です。
ただし、初心者がいきなりネットだけで選ぶのはややリスクがあります。
なぜなら、ブランドやモデルによって同じサイズ表記でもフィット感が異なるからです。
もし通販を利用するなら、一度店舗で試着したことがあるモデルやブランドのシューズを選ぶのが安心です。
また、通販サイトの返品・交換ポリシーも必ず確認しておきましょう。最近は「サイズ交換無料」「30日以内なら返品OK」といったサービスを設けているショップも増えています。自分に合わなかったときのリスクを減らせる点は重要です。
安く買いたいならアウトレットや型落ちモデルを狙う
「高性能なシューズが欲しいけど予算は抑えたい」という人におすすめなのが、アウトレットモールや型落ちモデルのセール。
ランニングシューズは毎年新作が出ますが、モデルチェンジ後の前世代品が大幅に値引きされることがあります。機能面では大きな差がないことも多く、初心者にはむしろお得です。
スポーツブランドのアウトレット店舗では、ナイキ、アディダス、アシックスなどの人気モデルが定価の半額近くで手に入ることも。
また、スポーツ量販店のセール期間(特に春・秋)は狙い目です。走りやすい季節になると、旧モデルの在庫処分セールを実施するケースも多くあります。
ただし、安さだけで選ぶのは禁物。クッション性やサイズ感が自分に合っているかを確認することは忘れないようにしましょう。
試し履きでチェックしたいポイント
実店舗で購入する際に大切なのが「試し履きの質」。ただ履くだけではなく、以下のポイントを意識してみてください。
- つま先に1cmほどの余裕があるか
- 甲やかかとがしっかりフィットしているか
- 履いたまま歩いて違和感がないか
- 可能なら軽く走ってみて安定感を確認
- 普段使うソックスを履いて試す
また、足は時間帯によって微妙にサイズが変わります。夕方は少しむくんで大きくなるので、夕方に試着する方が“実際の使用時”に近いサイズ感をつかめます。
初心者が安心できる店舗を見分けるポイント
はじめてのシューズ選びでは、「お店選び」自体が成功のカギになります。以下のような特徴を持つ店舗を選ぶと安心です。
- 足型測定サービスがある
- ランニングに詳しいスタッフが在籍している
- 試し履きや走行チェックができるスペースがある
- 品揃えが豊富でブランド比較ができる
- サイズ交換・返品対応がしっかりしている
特に「ランニングスペシャリスト」や「アドバイザー」がいる店舗なら、走り方や目的に合わせた丁寧なカウンセリングが受けられます。自分のレベルや体型を踏まえてシューズを選んでくれるので、初心者でも安心です。
よくある失敗とその防ぎ方
初心者がやりがちな失敗も押さえておきましょう。
- 見た目だけで選ぶ
デザイン重視で買うと、走ったときに違和感が出ることがあります。機能性とサイズを優先に。 - サイズを普段靴と同じにする
ランニングシューズはつま先に余裕を持たせるのが基本。普段履いている靴より0.5cm〜1cm大きめを目安に試しましょう。 - 安さだけで決める
安価なノーブランド品はクッション性や耐久性が不足していることも。価格と機能のバランスを意識して選ぶのがコツです。 - 試し履きを省略する
特に初心者は「履き心地」を体感することが大事。必ず試し履きをして、気になる部分がないか確認を。
店舗購入の流れをイメージしてみよう
実際に専門店で購入する際の流れを簡単にまとめると、次のようになります。
- 店員に走る目的や頻度、悩みを伝える
- 足型測定を受ける(足長・足幅・アーチ形状)
- 測定結果をもとに複数モデルを試着
- 歩いて・走って・片足立ちでフィット感を確認
- 比較して一番違和感が少ないものを選ぶ
このプロセスを踏むだけで、靴選びの失敗は大きく減ります。
さらに、購入後のアフターケアやメンテナンス相談ができる店舗を選んでおけば、長く快適に走り続けることができます。
ランニングシューズを買うならどこ?初心者にも安心の専門店おすすめガイド
結論として、初心者がランニングシューズを買うなら「足型測定や試し履きができる専門店」がおすすめです。
まずは一度、自分の足を測定してもらい、プロのアドバイスを受けることで“正しいスタートライン”に立つことができます。
そのうえで、価格を重視したい人は量販店やアウトレット、ネット通販を上手に使い分けましょう。すでに履いたことがあるモデルをリピート購入するなら、通販でも安心です。
「走る楽しさ」は、足に合ったシューズから始まります。
無理なく、気持ちよく、長く走り続けるために――まずは自分の足を知り、信頼できるお店で納得の一足を選んでみてください。


