「メレルの靴、履き心地は最高なんだけど、どうしても紐がほどけやすい気がする……」
そんな悩みを感じたことはありませんか?メレルの代表作であるメレル モアブ 3やメレル カメレオンシリーズは、アウトドアからタウンユースまで幅広く支持されています。しかし、その高性能なシューズの唯一の弱点と言われるのが「靴紐(シューレース)」です。
せっかくの優れたクッション性やグリップ力も、歩くたびに紐が緩んでしまっては台無しですよね。今回は、メレルの靴紐に関するストレスを解消し、快適な歩行を手に入れるための完全ガイドをお届けします。
なぜメレルの紐はほどけやすいのか?その正体と理由
メレルのトレッキングシューズやハイキングシューズを手に取ると、多くのモデルで「丸紐(ラウンドシューレース)」が採用されていることに気づくはずです。
実は、この丸紐にはアウトドアブランドならではの深い理由があります。丸紐はハトメ(紐通し穴)との摩擦が少なく、スルスルと動くため、足全体を均一な圧力で締め上げるのに適しているんです。また、泥汚れが詰まりにくく、耐久性が高いというメリットもあります。
しかし、その「滑りの良さ」が裏目に出ることも。
丸紐は結び目同士の接触面積が小さいため、歩行時の振動や足の屈曲によって、どうしても摩擦が負けて緩みやすくなる性質を持っています。特に新品のメレル シューズの場合、紐にコーティングが残っていることもあり、余計に滑りやすく感じることがあるのです。
現場で役立つ!絶対にほどけない最強の結び方
山道や旅行先で何度も屈んで紐を結び直すのは、体力だけでなく精神的にも削られますよね。ここでは、メレルの丸紐と相性抜群の、ほどけない結び方を具体的に紹介します。
1. ダブル蝶々結び(二重結び)
最も簡単で効果が高いのがこれです。通常の蝶々結びを作る際、最後のリボンを輪の中に通す動作を「2回」繰り返すだけ。これだけで結び目の摩擦が劇的に増え、激しい動きでもびくともしなくなります。
2. イアン・ノット
プロのアスリートも愛用する最速かつ最強の結び方です。左右の指で同時に輪を作り、互いに引き抜く手法ですが、慣れると1秒で結べます。構造的に力がかかればかかるほど結び目が締まるようになっているため、丸紐の弱点を完璧にカバーしてくれます。
3. ベルルッティ結び
見た目の美しさと強度を両立したいなら、高級靴の世界で有名なこの方法。結び目の中心が二重にロックされるため、メレル ハイキングシューズの太い紐でもしっかりと固定されます。
メンテナンスと交換のタイミング:紐の寿命を見極める
お気に入りの一足を長く履き続けるために、紐のメンテナンスは欠かせません。「たかが紐」と思われがちですが、紐の劣化はフィット感の低下を招き、最悪の場合は転倒事故にもつながります。
以下のサインがあれば、交換を検討しましょう。
- 紐の表面が毛羽立ち、芯が見えてきた
- 何度結び直してもすぐに緩む(紐の弾力が失われている)
- 汚れがひどく、洗ってもハトメとの滑りが悪い
特にメレル 登山靴をハードに使っている場合、紐の中に砂や埃が入り込み、ヤスリのように紐自身を削ってしまうことがあります。定期的に紐を外して中性洗剤で押し洗いするだけでも、驚くほどグリップ力が復活することがありますよ。
理想のフィット感を手に入れる交換用シューレースの選び方
もし紐を交換するなら、純正に近いものを選ぶか、あえて性質の違う紐に変えて「自分仕様」にカスタムするのも楽しみの一つです。
長さの目安を知る
メレルのモデルによって最適な長さは異なります。
- ローカットモデル(メレル モアブ ロー等):120cm〜130cm
- ミッドカットモデル(メレル モアブ ミッド等):140cm〜150cm
もし純正の紐が「長すぎて余る」と感じているなら、ワンサイズ短いものを選ぶのもアリです。余った紐を引っ掛けて転倒するリスクを減らせます。
素材と形状で選ぶ
- 丸紐(純正タイプ): ホールド感を細かく調整したい人向け。
- 平紐(フラットシューレース): ほどけにくさを最優先したい人向け。面で押さえるため足の甲への圧迫感が分散されます。
- ゴム紐(キャタピラン等): メレル ジャングルモックのような着脱の楽さを追求したい人向け。
紐あり vs 紐なし:あなたのライフスタイルに合うのはどっち?
メレルといえば、紐のないメレル ジャングルモック 2.0も不動の人気を誇ります。ここで迷うのが、「結局、紐はある方がいいの?」という点です。
紐ありモデルのメリット
最大の利点は「調整力」です。登り坂では足首を自由に、下り坂では爪先が当たらないよう足首をしっかり固定する……といった、状況に合わせた微調整ができるのは、紐があるモデルならではの特権です。本格的なアウトドアを楽しみたいなら、やはり紐ありモデルに軍配が上がります。
紐なしモデルのメリット
何と言っても「圧倒的な解放感」です。キャンプサイトでの頻繁なテントの出入りや、日常の脱ぎ履きにおいて、紐を解く手間がないのは魔法のような快適さです。
もし、紐の面倒くささから逃げたいけれど、ホールド感も捨てがたいというワガママな悩みがあるなら、メレル スリッポンタイプを検討するか、前述したゴム製の交換紐を試してみるのがベストな解決策になります。
メレル 紐のポテンシャルを最大限に引き出して歩こう
メレルのシューズは、細部にまで計算し尽くされた設計が魅力です。しかし、その性能を100%引き出せるかどうかは、実は最後の一締め、つまり「紐」の扱い方にかかっています。
「ほどけやすい」という悩みは、結び方を工夫するだけで今日から解決できます。また、古くなった紐を新しく交換するだけで、履き慣れたシューズがまるで新品のようなフィット感を取り戻すことも珍しくありません。
自分にぴったりの結び方や、お気に入りのカラーの交換用シューレースを見つけて、ストレスフリーなアウトドアライフを楽しんでください。足元がしっかり安定すれば、今まで以上に遠くの景色まで歩いていけるはずです。
メレル 紐との付き合い方を変えて、最高の歩行体験を手に入れましょう!


