「アウトドアシューズといえばメレル」と思い浮かべる方も多いはず。なかでも、王道ハイキングシューズとして君臨する「モアブ」シリーズは、世界中で愛されている名作中の名作です。
そんな「モアブ」の快適な履き心地をベースに、より軽やかに、よりアクティブに動けるよう進化させたモデルがメレル モアブ フライトです。
「ハイキング用と何が違うの?」「山道だけじゃなくて街履きもできる?」「サイズ感はどう選べばいい?」
今回は、そんな疑問を抱えているあなたに向けて、メレル モアブ フライトを徹底解剖します。実際に使っているユーザーの評判から、登山や日常での履き心地まで、包み隠さずお伝えしていきますね。
モアブ フライトってどんな靴?その正体とコンセプト
まず最初に知っておきたいのが、このシューズの立ち位置です。一言でいうなら「モアブの安心感」と「トレイルランニングの軽快さ」を掛け合わせたハイブリッドモデル。
従来の「モアブ」シリーズは、がっしりとした安定感と耐久性が売りでした。しかし、その分どうしても「重さ」を感じる場面があったのも事実です。そこで登場したのが、この「フライト」の名を冠した一足。
最大の特徴は、驚くほどの「クッション性」と「軽さ」です。ミッドソールには、メレルが誇る独自開発の「FloatPro™(フロートプロ)」を採用。これが、雲の上を歩くようなフカフカとした感触を生み出しています。
しかも、ただ柔らかいだけではありません。環境に配慮したサステナブルな素材を積極的に取り入れているのも、現代のアウトドアギアらしいポイント。アッパーのメッシュやシューレースにはリサイクル素材が使われており、地球にも優しい一足に仕上がっています。
実際に履いてわかった!「驚きのクッション性」と履き心地の秘密
メレル モアブ フライトに足を入れた瞬間、誰もが驚くのがその柔らかさです。
多くのトレイルランニングシューズは、地面の突き上げから足を守るためにソールを少し硬めに設定することが多いのですが、このモデルは別格。厚みのあるソールが衝撃をしっかり吸収してくれるので、長い距離を歩いても足裏が痛くなりにくいんです。
1. 長時間履いても疲れない「フロートプロ」ミッドソール
このシューズの心臓部ともいえるのが、FloatPro™です。超軽量ながら優れた反発弾性を持ち、しかもへたりにくいという特性があります。
一般的なEVA素材だと、使い込むうちに潰れてクッション性が失われていくことがありますが、フロートプロは長くその弾力を維持してくれます。立ち仕事の方や、1日中歩き回る旅行で愛用する人が多いのも納得の性能です。
2. 足を優しく包み込むジャガードアッパー
アッパー(足の甲を覆う部分)には、通気性に優れたジャガード織のメッシュが採用されています。これが足の形に合わせてしなやかにフィットしてくれるので、履き始めから「靴擦れ」の心配が少ないのも嬉しいところ。
厚手のパッドがシュータン(ベロの部分)や履き口にしっかり入っているため、足全体が優しくホールドされている安心感があります。
気になるサイズ感と選び方のポイント
靴選びで一番失敗したくないのがサイズ感ですよね。メレル モアブ フライトのサイズ選びには、いくつか知っておくべき特徴があります。
ゆとりのある「モアブ・ラスト」を継承
このモデルは、日本人の足にも合いやすい「幅広・甲高」な設計になっています。メレル特有の「モアブ・ラスト(足型)」を引き継いでいるため、つま先部分に十分なゆとりがあるのが特徴です。
「他のメーカーだと幅が狭くて小指が痛くなる」という方でも、このシューズならジャストサイズで快適に履ける可能性が高いです。
基本は「普段のサイズ」でOK
基本的には、普段履いているスニーカーと同じサイズを選んで問題ありません。もし厚手の登山用ソックスを履くことを前提にするなら、0.5cmアップを検討してもいいでしょう。
ただし、アッパーが柔らかい素材なので、あまり大きすぎると靴の中で足が遊んでしまい、安定感が損なわれることも。まずはジャストサイズを試してみることをおすすめします。
登山から街履きまで!シーン別の活用術
メレル モアブ フライトは、その汎用性の高さが最大の魅力。具体的にどんなシーンで活躍するのか見ていきましょう。
整備された登山道や低山ハイキングに
ガチガチの岩場や雪山には向きませんが、高尾山や御岳山のような整備された登山道なら、これほど心強い味方はありません。
重い登山靴に比べて足さばきが楽なので、初心者の方でも足の疲れを感じにくく、軽快に登り降りを楽しめます。3mmのラグ(ソールの凹凸)は、土の上でもしっかりグリップしてくれます。
トレイルランニングの入門として
「これから山を走ってみたい」という方の最初の一足にも最適。本格的な競技用モデルよりもクッションが厚いので、膝への衝撃を和らげてくれます。
キャンプやフェス、旅行の相棒に
脱ぎ履きしやすく、長時間歩いても疲れない。さらにデザインもおしゃれ。この三拍子が揃っているため、アウトドアレジャー全般で重宝します。
舗装路(アスファルト)の上でも違和感なく歩けるソール設計なので、駅からキャンプ場までの移動や、旅行先での観光もこれ一足で完結してしまいます。
日常の「街履き」としても優秀
最近のトレンドである「厚底スニーカー」のようなルックスをしているので、デニムやカーゴパンツとの相性も抜群です。アウトドア感が強すぎないカラーバリエーションもあり、大人のカジュアルスタイルに自然に馴染みます。
競合モデルとの違いは?「ここが違う」比較ポイント
よく比較されるのが、HOKA(ホカ)やサロモンのシューズです。それぞれの違いを整理してみましょう。
- HOKA(ホカ)との比較: どちらも厚底でクッション性が高いですが、メレル モアブ フライトの方が「つま先のゆとり」がしっかり確保されています。足の幅が広い方はメレルの方がストレスなく履けるでしょう。
- サロモンとの比較: サロモンは全体的にタイトで「走りのキレ」を重視したモデルが多いです。対してメレルは「リラックスした履き心地」と「歩きやすさ」に重きを置いています。
「タイムを競う走り」を求めるならサロモン、「景色を楽しみながら快適に歩き・走りたい」ならメレル、という選び方が正解です。
購入前にチェック!知っておきたい注意点
素晴らしいシューズですが、すべてにおいて完璧というわけではありません。納得して購入するために、以下のポイントは押さえておきましょう。
1. 防水性について
メレル モアブ フライトの標準モデルは、通気性を重視したメッシュアッパーのため「非防水」です。
雨の日の登山や、ぬかるんだ道を歩く予定がある場合は注意が必要です。ただし、その分蒸れにくく、濡れても乾きやすいというメリットもあります。もし防水性を最優先するなら、ゴアテックスを搭載した「モアブ スピード」などの別モデルを検討するのも手です。
2. 滑りやすい路面でのグリップ
アウトソールには「Vibram® EcoStep(ヴィブラム エコステップ)」を採用しており、乾いた岩場や土の上では十分なグリップを発揮します。
しかし、ラグの深さが3mmと控えめなため、深くぬかるんだ泥道や、苔が生えた濡れた岩場などでは、少し滑りやすく感じることがあります。テクニカルな悪路に挑む際は、慎重な足運びを心がけましょう。
ユーザーの評判:良い口コミと悪い口コミ
ネット上のレビューやSNSでの声をまとめると、以下のような意見が多く見られます。
【良い評判】
「とにかく軽い!今までのモアブは何だったのかと思うほど軽快」
「膝を痛めてからクッション重視で選んだが、これは正解。長時間歩いても膝が笑わない」
「幅広の足でもどこも当たらない。メレルのラストは本当に信頼できる」
「カラーリングが絶妙。山でも街でも褒められることが多い」
【悪い評判】
「雨の日に履いたら一瞬で靴下まで浸水した(非防水なので仕方ないが)」
「本格的なガレ場ではソールが柔らかすぎて、足裏に石の感触が伝わってくる」
「シューレース(靴紐)が少し長すぎて、しっかりまとめないと引っかかることがある」
このように、用途を「軽登山・日常・ライトなトレラン」に絞っているユーザーからは絶賛されていますが、ハードな環境を求めるユーザーからは物足りなさを指摘されることもあるようです。
メンテナンスのコツ:長く愛用するために
メレル モアブ フライトを長持ちさせるためのポイントはシンプルです。
- 使用後は汚れを落とす: 土や泥がついたまま放置すると、メッシュ素材の劣化を早めます。ブラッシングで汚れを落とし、固く絞った布で拭きましょう。
- 陰干しを徹底する: 汗や水分を含んだままにすると臭いの原因に。風通しの良い日陰でしっかり乾かしてください。
- インソールを外す: 保管時は中のインソールを外しておくと、湿気が抜けやすくなり、クッション材の保護にもつながります。
結論:メレル モアブ フライトは「歩く楽しさ」を再発見させてくれる一足
もしあなたが、「山も街も一足でこなしたい」「とにかく足が疲れない靴がほしい」「本格的な登山靴は重くて苦手」と考えているなら、メレル モアブ フライトは最高の選択肢になります。
このシューズの最大の価値は、目的地に着くまでの足取りを軽くしてくれること。そして、目的地に着いてからも、疲れを気にせずそのまま街へ繰り出せる自由さにあります。
ハイキングの新しい相棒として、あるいは毎日のウォーキングを格上げする一足として。このフカフカのクッションを一度体験すると、もう元の靴には戻れなくなるかもしれません。
ぜひ、あなたの足でその軽快さを確かめてみてください。
まとめ:メレル モアブ フライトの評判は?サイズ感や登山・日常での履き心地を徹底レビュー!
ここまでメレル モアブ フライトの魅力をたっぷりとお伝えしてきました。
「モアブ」という信頼のブランドが作った、本気のライトウェイトシューズ。その評判の良さは、単なる流行ではなく、計算し尽くされたクッション性と、日本人の足に馴染むサイズ感に裏打ちされたものでした。
最後にもう一度、選ぶ際のポイントをおさらいしましょう。
- 履き心地: 雲の上を歩くような極上のクッション性。
- サイズ感: 幅広・甲高の人も安心のゆったり設計。
- 用途: 低山ハイクから街履き、立ち仕事まで幅広く対応。
- 注意点: 防水ではないので、使用シーンに合わせて選ぶこと。
あなたのライフスタイルにメレル モアブ フライトを取り入れて、もっと自由に、もっと遠くまで歩き出してみませんか?きっと、今まで以上に外へ出るのが楽しみになるはずです。


