「アウトドアシューズを街で履く」というスタイルが定着して久しいですが、その流れを決定的なものにした立役者といえば、やはりメレル(MERRELL)の名前が挙がります。
なかでも、日本を代表するセレクトショップ「BEAMS(ビームス)」とのコラボレーションモデルは、発表されるたびに即完売を繰り返すほどの人気。なぜ、これほどまでに服好きたちの心を掴んで離さないのでしょうか。
今回は、メレル ビームスの別注モデルに焦点を当て、その魅力から気になるサイズ感、そして歴代の名作までを徹底的に掘り下げていきます。
なぜメレルとビームスのコラボは「いなたい」のに格好いいのか
メレルというブランドが持つ、質実剛健なアウトドアの機能美。そこにビームス特有の「遊び心」と「ファッションの解釈」が加わることで、唯一無二の化学反応が起きています。
ビームスが別注を手掛ける際、キーワードとしてよく登場するのが「いなたい」という言葉。一見すると、おじさんが山登りで履いていそうな少し野暮ったいデザイン。しかし、その絶妙なボリューム感と機能性が、現代のストリートファッションやシティボーイスタイルに驚くほどマッチするのです。
特に、ゴアテックス(GORE-TEX)を搭載したモデルを、あえてオールブラックや絶妙なニュアンスカラーのブラックスエードで仕上げるセンス。これにより、「ギア」としての靴が「ファッションピース」へと昇華されています。
完売続出!メレル×ビームスの歴代名作アーカイブ
これまでにリリースされた別注モデルの中でも、特に語り継がれるべき名作を振り返ってみましょう。
MOAB 2 CHELSEA GORE-TEX
メレルの大定番である「モアブ 2」をベースに、なんとサイドゴアブーツ(チェルシーブーツ)へとアレンジした衝撃作です。本来は紐で締め上げるハイキングシューズのソールユニットに、上品なスエードのアッパーをドッキング。
この「山と街の融合」は、雨の日の通勤から週末のキャンプまでカバーできる万能選手として、多くのアパレル関係者からも支持されました。
MOAB 3 GORE-TEX BEAMS EXCLUSIVE
最新の「モアブ 3」をベースにしたエクスクルーシブモデルも外せません。インライン(通常展開)にはない、ヴィンテージの軍モノを彷彿とさせるアースカラーや、クリーンな配色が特徴です。
「人とは被りたくないけれど、使い勝手の良い色が欲しい」というワガママな願いを叶えてくれるのが、ビームス別注の真骨頂と言えるでしょう。
失敗しないためのサイズ感選びと履き心地のポイント
ネットで購入を検討している方が一番気になるのは、やはりメレル特有のサイズ感ではないでしょうか。
ホールド感が強い設計
メレルのシューズは、もともと「長時間歩いても疲れない」ことを目的としているため、足全体を包み込むようなホールド感が強めです。特に土踏まずからカカトにかけてのフィット感は、他のスニーカーブランドに比べてもタイトに感じるかもしれません。
推奨される選び方
- 普段のスニーカー(ナイキやアディダスなど)と同じサイズで基本はOK。
- ただし、厚手のソックスを履くことが多い方や、幅広・甲高を自覚している方は「0.5cmアップ」を強くおすすめします。
- ビームス別注に多いスエード素材は、履き込むうちに自分の足の形に馴染んで少し伸びる性質があります。最初は少しタイトに感じても、数回履けばジャストフィットに育っていく楽しさがあります。
履き心地に関しては、ビブラム(Vibram)ソールのクッション性とグリップ力が素晴らしく、アスファルトの上でも膝への負担が少ないのが魅力。一度この楽さを知ってしまうと、他の靴に戻れなくなるという声も多いです。
街着に馴染ませる!メレル×ビームスのコーディネート術
「アウトドア感が強すぎて、私服に合わせるのが難しそう」と感じる方もいるかもしれません。しかし、コツを掴めばこれほど頼りになる靴はありません。
ワイドパンツとの相性が抜群
メレル ビームスのシューズは、適度なボリュームがあります。そのため、細身のパンツよりも、裾幅の広いワイドスラックスやカーゴパンツ、チノパンと合わせるのが今っぽく見せるコツです。
パンツの裾を少しクッションさせることで、シューズの「いなたい」ボリューム感がアクセントになり、全体のバランスが整います。
テック系スタイルやセットアップのハズしに
上下ネイビーやブラックのセットアップに、あえて足元だけメレルの別注を合わせる。これだけで、キメすぎない大人の余裕が生まれます。ゴアテックス搭載モデルなら、雨の日のセットアップスタイルも怖くありません。
高い機能性とファッション性を両立するゴアテックスの恩恵
メレル ビームスのコラボにおいて、多くのモデルに採用されているのが「GORE-TEX(ゴアテックス)」です。
これは単なる「防水」ではありません。外からの水は通さず、靴内部の蒸れ(水蒸気)は外へ逃がすという、魔法のような素材です。梅雨の時期やゲリラ豪雨、あるいは冬の雪道。どんな天候でも足元をドライに保ってくれる安心感は、一度味わうと手放せません。
ビームス別注は、このハイテク機能を「いかにもなスポーツウェア」ではなく、スエードや落ち着いた配色で包み込んでいるため、天候を問わず365日履ける一足になっているのです。
今後の展望:2026年に向けたメレルの進化
現在、メレルは「1TRL」というプレミアムラインを展開するなど、よりデザイン性の高いアイテムを増やしています。ビームスとのコラボレーションも、今後はさらにアーカイブの復刻や、新しいテクノロジーを駆使したモデルが登場することが予想されます。
特にサステナブルな素材を使用したモデルや、より軽量化されたソールユニットを搭載した別注など、目が離せない展開が続くでしょう。
メレル ビームス別注まとめ!サイズ感や最新コラボ、完売必至の人気モデルを解説
最後に、改めてメレル ビームスの魅力をまとめます。
- 唯一無二のデザイン: 「いなたい」アウトドア感を、ビームスのセンスで都会的にアップデート。
- 圧倒的な機能性: ゴアテックスとビブラムソールによる、全天候対応のスペック。
- サイズ選びのコツ: ホールド感が強いため、迷ったら0.5cmアップが安心。
- 汎用性の高さ: ワイドパンツからセットアップまで、幅広いコーディネートに対応。
アウトドアのフィールドで培われた信頼のクオリティと、日本のファッションシーンを牽引するビームスの感性。この二つが融合した一足は、単なる流行を超えて、あなたのワードローブの定番になるはずです。
もし店頭やオンラインで見かけることがあれば、迷わず手に入れることをおすすめします。その一歩が、あなたの日常をよりアクティブで、よりファッショナブルなものに変えてくれるでしょう。


