「雨の日は靴選びに困る」「お気に入りの靴を濡らしたくないけれど、長靴を履くほどでもない」そんな悩みを持つ方に、世界中で愛される名作メレル ジャングル モックの防水・撥水性能について詳しく解説します。
メレルのジャングルモックといえば、1998年の登場以来、累計販売足数1,700万足を超える超ロングセラーモデルです。紐のないスリッポン形状でありながら、足を包み込むようなフィット感と、どこまでも歩けそうなクッション性が魅力ですよね。
しかし、いざ「雨の日用」として検討し始めると、「防水モデルはどれ?」「結局どれが滑らないの?」という疑問が次々と湧いてくるはずです。そこで今回は、ジャングルモックの防水性能の正体から、雨の日のタイルでも安心して歩けるモデルの選び方まで、徹底的に掘り下げていきます。
ジャングルモックの「防水」と「撥水」の違いを知っていますか?
まず最初に整理しておきたいのが、ジャングルモックには「撥水」と「防水」の2段階があるという点です。ここを混同してしまうと、「防水だと思って買ったのに靴下が濡れた」という悲劇が起きてしまいます。
定番モデルは「撥水ピッグスキンレザー」
もっともスタンダードなメレル ジャングル モックに使用されているのは、上質なピッグスキン(豚革)のスエード素材です。この素材には、あらかじめ撥水加工が施されています。
小雨程度であれば、表面で水をコロコロと弾いてくれるため、短時間の外出なら問題ありません。しかし、これはあくまで「撥水」であり、土砂降りの雨の中に長時間いたり、深い水たまりに足をつけたりすると、徐々に水分が染み込んできます。
「防水モデル」はメンブレンが鍵
一方で、完全な防水を謳うモデルには「GORE-TEX(ゴアテックス)」や、メレル独自の防水透湿素材「M-Select DRY」といった防水メンブレン(膜)が内蔵されています。
これらは靴の内部に防水の袋が入っているような構造なので、外側のレザーが濡れても水が中まで到達することはありません。さらに、汗などの蒸れは外に逃がしてくれるため、雨の日でも靴の中が不快にならないのが最大の特徴です。
「滑りやすい」という噂を払拭するアウトソールの進化
ジャングルモックを検討する際、ネットのレビューなどで「濡れた路面で滑りやすい」という意見を目にしたことはないでしょうか。実は、これには明確な理由があります。
初代ソールの得意不得意
初代メレル ジャングル モックに採用されているアウトソールは、土の上や芝生といったアウトドアフィールドで最高のグリップ力を発揮するように設計されています。
そのため、都市部の「濡れたマンホール」「駅構内のツルツルしたタイル」「雨の日の横断歩道」などは、少し苦手な場面でした。雨の日に特化して使いたい場合、ソールの選択が非常に重要になります。
劇的に進化した「ジャングル モック 2.0」
「滑りにくさ」を最優先するなら、メレル ジャングル モック 2.0を選ぶのが正解です。このモデルには、イタリアの名門ソールメーカーである「Vibram(ヴィブラム)」社のソールが採用されています。
ヴィブラムソールは、濡れた路面でも高いグリップ力を維持するように改良されており、従来のモデルで不安視されていた「滑り」の問題を大きく改善しました。雨の日の通勤や、濡れたタイルの上を歩く機会が多い方は、2.0シリーズを基準に選ぶのが賢明です。
冬の雨や雪道には「アイスプラス」という選択肢
雨だけでなく、雪が混じるような寒い日の防水対策なら、メレル ジャングル モック アイスプラスが頼りになります。
このモデルの最大の特徴は、ソールの素材にあります。「Vibramアークティックグリップ」という特殊なラバーを採用しており、氷の上でも滑りにくいという驚異の性能を誇ります。
冬用のブーツは重くて脱ぎ履きが大変ですが、ジャングルモックならスッと履けて、さらに防水・防滑・防寒が叶います。寒冷地に住んでいる方や、冬のアウトドアを楽しむ方にとって、これ以上の選択肢はないと言っても過言ではありません。
防水モデルを選ぶときのサイズ選びの注意点
ジャングルモックは紐がないスリッポンタイプなので、サイズ選びが非常にシビアです。特に防水素材(ゴアテックス等)を採用しているモデルは、通常のスエードモデルとは感覚が異なります。
防水膜による「硬さ」の影響
メレル ジャングル モック ゴアテックスのように防水メンブレンを内蔵しているモデルは、通常のピッグスキンだけのモデルに比べて、素材に伸びが少なく、やや硬く感じることがあります。
また、内部の層が厚くなる分、同じサイズ表記でも少しタイトに感じることが多いです。
失敗しないサイズ選びのコツ
もしあなたが通常のスエードモデルで「ジャストサイズ」だと感じているなら、防水モデルでは「0.5cmアップ」を検討してみてください。
ジャングルモックは、最初は少しきつく感じるくらいが馴染んだときにベストになりますが、防水モデルは馴染むまでの時間が長く、素材も伸びにくい傾向にあります。厚手の靴下を履くことも想定して、余裕を持ったサイズ選びを心がけましょう。
防水性能を長持ちさせるためのお手入れ術
せっかく手に入れたメレル ジャングル モックの防水モデルも、メンテナンスを怠るとその性能を100%発揮できなくなります。
汚れはすぐに落とす
泥やホコリが表面に付着したままだと、撥水性が損なわれ、素材の通気性(透湿性)も悪くなります。帰宅後はブラッシングをして汚れを落とす習慣をつけましょう。
防水スプレーの併用
「防水モデルなのにスプレーが必要なの?」と思うかもしれませんが、実は非常に有効です。
靴の表面のレザーが水を吸い込んでしまうと、靴自体が重くなり、ゴアテックスの透湿機能も低下します。表面で水をしっかり弾かせるために、定期的にスエード用の防水スプレーをかけることで、防水性能と素材の寿命を格段に延ばすことができます。
ライフスタイル別・あなたに最適なジャングルモックはこれ!
最後に、どのモデルを買うべきか迷っている方に向けて、用途別のベストバイをまとめました。
- 雨の日の通勤・通学をメインにするならメレル ジャングル モック 2.0の撥水性能で十分対応可能です。何よりヴィブラムソールの安心感は、都会の雨の日に欠かせません。
- 絶対に足を濡らしたくない、ハードに使うならメレル ジャングル モック ゴアテックス一択です。フェスやキャンプ、土砂降りの日の長距離移動でも、鉄壁の防水性能で守ってくれます。
- 冬の雪道や凍結路面も歩くならメレル ジャングル モック アイスプラスを選んでください。滑りにくさと温かさを両立した、冬の最強スリッポンです。
メレル ジャングル モック 防水仕様を手に入れて雨の日を快適に過ごそう
メレルのジャングルモックは、その快適さゆえに「一度履いたら他の靴に戻れない」と言われるほど中毒性の高い一足です。そこに防水という安心感が加われば、まさに鬼に金棒。
雨の日の外出が億劫だった方も、メレル ジャングル モックの防水モデルや進化を遂げた2.0を味方につければ、足元の不安は一気に解消されます。
自分のライフスタイルに合った最適な一足を選んで、雨の日も雪の日も、軽やかな足取りで出かけましょう。防水・防滑・快適性のすべてを兼ね備えたこの一足が、あなたの毎日をよりアクティブに変えてくれるはずです。


