「メレルの靴ってデザインは最高だけど、雨の日は滑るって本当?」
「冬の凍った道でも安心して歩けるメレルが知りたい!」
アウトドア好きなら一度は憧れるブランド、メレル。特にJUNGLE MOC(ジャングルモック)やMOAB(モアブ)シリーズは、その履き心地の良さから世界中にファンがいます。しかし、ネットの口コミを覗いてみると「滑りやすい」という不穏なワードを目にすることもありますよね。
せっかくお気に入りの一足を手に入れても、雨の日の駅のホームやコンビニの入り口でヒヤッとするのは避けたいもの。実は、メレルの靴には「滑りやすいモデル」と「驚くほど滑らないモデル」が明確に存在します。
今回は、巷の口コミや評判を徹底検証し、路面状況に合わせた「本当に滑らないメレル」の選び方を詳しく解説します。
メレルの靴が「滑る」という口コミはなぜ生まれるのか?
まず、多くのユーザーが口にする「メレルは滑る」という噂の真相に迫りましょう。これには、メレルが採用しているソールの特性と、日本の路面状況のミスマッチが関係しています。
ビブラムソールの本来の目的を知る
メレルの多くのモデルに採用されている「Vibram(ビブラム)ソール」。黄色いロゴでお馴染みのこのソールは、世界最高峰のグリップ力を誇ると言われています。しかし、ビブラムソールと一口に言っても、実は数百種類もの「ゴムの配合(コンパウンド)」が存在します。
メレルの定番モデルに多く使われてきたソールは、元々「岩場」や「土の上」での歩行を想定して設計されています。岩に食い込むように硬めに作られているため、耐久性は抜群ですが、水分を含んだ滑らかな面——例えば濡れたマンホール、タイルの床、大理石の通路——では、接地面積が確保できず、スケートのように滑ってしまうことがあるのです。
「ジャングルモック」初期モデルの印象
メレルの代名詞であるJUNGLE MOC(ジャングルモック)。この初期モデルのソールパターンは、どちらかというと未舗装路向けのデザインでした。そのため、都市部での雨天時に「滑る」という評価が定着してしまった背景があります。
しかし、メレルもこの声を無視していたわけではありません。近年のモデルでは、日本の都市環境でも滑りにくいように改良されたソールが次々と投入されています。
氷の上でも止まる!最強の防滑技術「アークティックグリップ」
「絶対に滑りたくない」という方に、まず知ってほしいテクノロジーがあります。それが、ビブラム社とメレルが共同開発した「Vibram ARCTIC GRIP(アークティックグリップ)」です。
ガラス繊維が氷を噛む
アークティックグリップの最大の特徴は、ソールのパーツに特殊なガラス繊維が配合されている点です。氷の上を歩くとき、人はなぜ滑るのでしょうか。それは、氷の表面が体温や圧力で溶け、薄い「水の膜」ができるからです。
このアークティックグリップは、その水の膜を切り裂き、氷に直接コンタクトします。マイナス20度でも硬くならない特殊ラバーを使用しているため、極寒の地でも柔軟性を失わず、地面をしっかり掴んで離しません。
実際に履いた人のリアルな評判
雪国に住む方や、冬の北海道旅行へ行く方の口コミを見ると、その実力は一目瞭然です。
「アイスバーンで他の人が慎重に歩いている中、自分だけ普通に歩けた」
「濡れた氷の上でもキュッと止まる感覚があって、恐怖心がなくなった」
このように、アークティックグリップ搭載モデルに対する信頼性は極めて高いと言えます。
雨の日や街歩きに最適!滑りにくいおすすめモデル
では、具体的にどのモデルを選べば良いのでしょうか。用途別に、口コミで評価の高い「滑りにくいメレル」をピックアップしました。
進化した定番「ジャングルモック 2.0」
「滑る」と言われた初代の弱点を克服したのがJUNGLE MOC 2.0です。
ソールには「Vibram TC5+」という、よりグリップ力の高いコンパウンドが採用されました。従来のモデルよりも粘り気のあるゴム質になっており、濡れた路面での安定感が格段に向上しています。スタイリッシュな細身のデザインになり、通勤やタウンユースでも大人気の一足です。
氷上の王者「ジャングルモック アイスプラス」
冬の凍結路面を歩くならJUNGLE MOC ICE+一択です。
前述のアークティックグリップを搭載しており、見た目はいつものジャングルモックなのに、底力は最強のウィンターシューズ。サイドにゴア(ゴム)がついているので脱ぎ履きも楽々。冬の帰省や旅行のお供として、これ以上の安心感はありません。
全天候型の相棒「モアブ 3 ゴアテックス」
ハイキングシューズの定番であるMOAB 3 GORE-TEXも、最新の「3」シリーズになってからソールの質感が改善されています。
マルチスポーツ用として開発された「Vibram TC5+」は、土の上だけでなく、雨上がりのアスファルトでも高いパフォーマンスを発揮します。完全防水のゴアテックス素材と相まって、雨の日の外出を「苦」から「楽しみ」に変えてくれるモデルです。
失敗しないための選び方と注意点
メレルの靴を選ぶ際、単に「滑らない」という言葉だけで選ぶと失敗することがあります。自分の歩く環境を想像して、最適なソールを選びましょう。
「溝の深さ」=「滑りにくさ」ではない
ゴツゴツした深い溝がある靴ほど滑らなそうに見えますが、実は街中のタイルなどでは逆効果になることがあります。接地面積が減ってしまうからです。
都会の雨の日対策なら、溝の深さよりも「ゴムの柔らかさ(粘り)」を重視したMOAB SPEED 2 GORE-TEXのようなモデルが適しています。
ソールの寿命とメンテナンス
どんなに優れた防滑ソールも、ゴムがすり減って平らになれば滑ります。また、長期間履かずに放置していると、ゴムの表面が硬くなる「硬化」という現象が起き、グリップ力が著しく低下します。
「最近滑るようになったな」と感じたら、ソールの溝が残っていても寿命かもしれません。安全のために買い替えを検討するタイミングです。
メレルの滑らない靴はどれ?口コミ・評判から検証した雨の日や氷上も安心な人気モデル
ここまで解説してきた通り、メレルの靴が滑るかどうかは「モデル選び」にかかっています。
かつてのイメージで「メレルは滑る」と決めつけるのはもったいないほど、現在のラインナップは進化しています。
雨の日のマンホールや都会のタイル道が心配ならJUNGLE MOC 2.0。
雪道やガチガチに凍ったアイスバーンを歩くならJUNGLE MOC ICE+。
そして、週末のキャンプや軽い登山までこなしたいならMOAB 3 GORE-TEX。
自分のライフスタイルにぴったりの一足を選べば、雨の日も雪の日も、足元を気にせずアクティブに活動できるはずです。口コミでも絶賛されているそのグリップ力を、ぜひあなたの足で体感してみてください。


