作業現場で欠かせない「安全靴」。中でも信頼性の高いブランドとして知られるのが、ミドリ安全です。工場や建設現場だけでなく、飲食や物流など多様な職種でも愛用されています。では、このミドリ安全の安全靴は、私たちの身近なホームセンターで買うことができるのでしょうか？今回は、実際の取り扱い状況や店舗ごとの特徴、そしておすすめモデルを紹介していきます。
ミドリ安全とは？国内トップクラスの安全靴メーカー
まずは、ミドリ安全というブランドの基本から。
1952年創業の老舗メーカーで、国内の安全靴市場を長年リードしてきました。「安全・健康・快適職場の創造」を掲げ、靴だけでなく、ヘルメットや作業服、防災用品なども幅広く展開しています。
ミドリ安全の安全靴は、JIS規格（日本工業規格）やJSAA認定などの基準を満たしており、耐久性や安全性が高いのが特徴です。先芯（つま先の保護部分）には軽量樹脂や鋼製素材を使用し、滑りにくいソールや静電気防止機能など、用途に合わせた多彩なラインアップを揃えています。
特に代表的なシリーズには以下のようなものがあります。
- ミドリ安全 ハイグリップ（HiGRIP）シリーズ：厨房・清掃現場など、油や水で滑りやすい場所に強い。
- ミドリ安全 RTシリーズ：防水・反射材付きなど、屋外作業にも対応した高機能モデル。
- ミドリ安全 SLシリーズ：軽量で長時間作業に適したスニーカータイプ。
これらのモデルは、ミドリ安全公式オンラインストアだけでなく、各地のホームセンターでも一部取り扱われています。
ミドリ安全の安全靴はホームセンターで買える？
結論から言うと、ミドリ安全の安全靴はホームセンターでも購入可能です。
ただし、「どの店舗でも必ず全モデルが揃っている」というわけではありません。地域や店舗規模によって取り扱いの有無や在庫状況が変わるため、購入前に確認するのが確実です。
カインズ（CAINZ）
DIY用品や園芸用品で知られるカインズでは、ミドリ安全の安全靴が複数ラインナップされています。
特に人気なのが「ミドリ安全 女性用ゴム2層底安全靴 LRT910」など、軽量かつ滑りにくいタイプ。店舗受け取りサービスにも対応しているため、オンラインで在庫を確認してから近隣店で受け取るのも便利です。
コメリ
全国展開するホームセンター・コメリでも「ミドリ安全」製品の取り扱いがあります。主に長靴タイプや衛生長靴（食品加工・清掃業向け）が中心で、実用性を重視したラインナップが多い印象です。店舗在庫をサイトで確認できるのもメリットです。
コーナン
コーナンでは、現場作業向けの「衛生長靴」「滑り止め靴」などミドリ安全製品を販売しています。オンラインショップでも検索可能で、プロ仕様から一般向けまで幅広く扱っています。
このように、ミドリ安全の安全靴はホームセンター各社のオンラインストアや大型店舗で見つけることができます。とはいえ、店舗によっては一部の定番モデルしか扱っていない場合もあるため、取り寄せや通販の併用が安心です。
ホームセンターで買うメリットと注意点
安全靴はネット通販でも手軽に購入できますが、ホームセンターならではの利点もあります。
メリット
- 試着ができる
安全靴はサイズ感やワイズ（足幅）が非常に重要。ホームセンターなら実際に履いて確認できます。 - 即日購入できる
在庫があればその場で持ち帰れるため、急ぎの現場対応にも便利。 - 価格帯が幅広い
廉価モデルからプロ仕様まで、ニーズに応じた選択が可能。
注意点
- 全モデルは置いていない
高機能シリーズ（防水透湿、静電気防止、耐滑最上位など）は取り寄せ対応の場合が多いです。 - 在庫切れに注意
サイズやカラーが限られるため、オンライン在庫確認をおすすめします。 - 用途に合ったモデルを選ぶ
作業内容により必要な性能が異なります。重作業用なら耐衝撃性、厨房なら耐滑性、電子部品作業なら静電気対策といったように、目的を明確にして選びましょう。
ミドリ安全のおすすめ安全靴
ホームセンターや通販で購入可能な人気モデルをいくつか紹介します。用途別にチェックしてみましょう。
ミドリ安全 セフティスニーカー G4シリーズ
軽量で通気性に優れたスニーカータイプ。発泡ポリウレタン2層底によるクッション性と、耐滑区分F2相当のグリップ力を両立。工場や倉庫作業に最適です。
ミドリ安全 プレミアムコンフォート LPM220
長時間の立ち仕事や軽作業に向く履き心地重視のモデル。柔軟なソール構造とクッションインソールで疲労を軽減します。女性用サイズも充実。
ミドリ安全 新ラバー2層底安全靴 RT119静電
静電気対策が必要な現場向け。救急隊などでも採用される高耐久モデルで、耐滑・耐油・耐熱性能を備えています。屋外・屋内兼用としても人気。
ミドリ安全 ハイグリップシューズ H-700N
厨房や食品工場に多い濡れた床での使用に適したモデル。全方向に滑りにくいソールと軽量設計で、足腰への負担を軽減します。
これらのモデルは、ホームセンターでは一部のみ取り扱いがあるため、在庫がない場合は公式通販やAmazonなどでの購入も検討するとよいでしょう。
安全靴選びで失敗しないためのポイント
ホームセンターでミドリ安全の安全靴を選ぶ際、以下の点を意識すると満足度が高まります。
- 作業内容を具体的に想定する：屋外か屋内か、濡れやすい環境か、静電気の発生があるかを確認。
- 規格表示をチェック：JIS T8101（普通作業用）、JIS T8103（静電靴）などを目安にする。
- ワイズ（足幅）とサイズを試す：同サイズでもメーカーによってフィット感が異なります。
- クッション性と重さを確認：軽作業では軽量タイプ、重作業では安定感のある厚底タイプが最適。
- カラーやデザインも考慮：最近では黒や白だけでなく、ネイビー・レッド・グレーなどおしゃれな色も増えています。
特にミドリ安全の靴は「日本人の足に合う設計」として評価が高く、長時間の着用でも疲れにくい点が多くの現場で支持されています。
まとめ｜ミドリ安全の安全靴はホームセンターでも入手可能！
ミドリ安全の安全靴は、カインズ・コメリ・コーナンなど多くのホームセンターで購入できます。
ただし、扱うモデルや在庫数は店舗によって異なるため、事前の確認と用途に合った選択が重要です。
軽量モデルを探しているならスニーカータイプの「ミドリ安全 セフティスニーカー G4シリーズ」、滑りにくさ重視なら「ミドリ安全 ハイグリップ（HiGRIP）シリーズ」、防水・静電気対策が必要なら「ミドリ安全 RTシリーズ」など、目的別に選ぶと失敗がありません。
ホームセンターでの試着や即日購入の利便性を活かしつつ、もし店頭にない場合はミドリ安全公式サイトやオンライン通販を併用するのがおすすめです。
信頼の国産ブランド・ミドリ安全の安全靴を、あなたの現場環境にぴったりの一足として取り入れてみてください。
