現場で一日中動き回る人にとって、安全靴の履き心地は仕事のパフォーマンスを左右する大切な要素です。中でも人気が高いのが、スポーツメーカー・ミズノの「オールマイティ」シリーズ。軽量で快適、そして安全性も兼ね備えた万能モデルとして、多くの職場で愛用されています。今回は、ミズノの安全靴オールマイティの全モデルをわかりやすく比較しながら、その魅力を徹底的に紹介していきます。
オールマイティとは?ミズノが作る“動ける安全靴”の代表格
ミズノといえば、野球やランニングなどスポーツシーンのトップブランドとして知られています。その技術を安全靴に応用して生まれたのが「オールマイティ」シリーズです。名前の通り、あらゆる現場に対応できる万能モデルとして開発されました。
一般的な安全靴は「重い」「硬い」「蒸れる」という印象を持たれがちですが、ミズノはこの常識を覆しました。スポーツシューズで培った軽量素材やクッション設計を採用することで、動きやすさと疲れにくさを両立。さらに、通気性・屈曲性・耐滑性・耐油性など、現場で必要な機能もすべて盛り込まれています。
オールマイティの共通機能と履き心地の秘密
どのモデルにも共通しているのが「快適さ」と「安全性」のバランスです。細部の作り込みには、ミズノらしい工夫が満載です。
- 樹脂製先芯:つま先をしっかり守りつつ、スチールより軽量。
- 耐滑・耐油ソール:滑りやすい床でも安心して動ける。
- 通気性の高いアッパー構造:長時間履いてもムレを感じにくい。
- クッションミッドソール:足裏への衝撃をやわらげる設計。
- 反射材の使用:夜間や暗所での安全性にも配慮。
一歩踏み出した瞬間に感じる柔らかさと安定感。まるでランニングシューズのような履き心地は、まさにミズノならではの強みです。
シリーズ別に見るオールマイティの特徴
同じ「オールマイティ」でも、用途や履き心地の好みに合わせて選べるよう、さまざまなシリーズが展開されています。それぞれの特徴を押さえておきましょう。
● ミズノ オールマイティ LL11L ― 最軽量モデル
2025年に登場した最新作で、片足約295g(26.0cm)という驚きの軽さ。アッパーにメッシュ素材を多く採用し、通気性も抜群。立ち仕事や倉庫作業など、軽快さを求める人におすすめです。
● ミズノ オールマイティ LSⅡ 11L / ミズノ オールマイティ 22L Wide ― 定番&幅広モデル
柔らかい履き心地と安定したクッション性で人気のロングセラー。ワイドタイプ(4E)も展開しており、足幅が広い人でも快適に履けます。マジックテープ仕様の22Lは着脱がスムーズで、脱ぎ履きの多い現場に最適。
● ミズノ オールマイティ VH11L ― 通気性重視タイプ
アッパーに大胆なメッシュを使用し、ソール側面にも通気孔を設けたモデル。夏場の現場や、蒸れが気になる環境での使用にぴったり。軽快な履き心地と爽やかな通気性が特徴です。
● ミズノ オールマイティ HWⅡ 81M BOA ― BOAダイヤル式でフィット自在
靴ひもを結ぶ手間をなくしたダイヤル式(BOA®)モデル。ワンタッチでフィット感を調整できるため、作業中でも微調整が簡単。足首をしっかりホールドするハイカット設計で、安全性も高い一足です。
● ミズノ オールマイティ BS29H ― ハイカット・防塵仕様
高所作業や粉塵の多い現場に対応するハイカットタイプ。足首をしっかり保護しながらも、軽量性をキープ。防塵性と耐久性の高さで、建設業や製造業でも評価されています。
● ミズノ オールマイティ EL31L ― ゴムバンドでラクに履ける
紐を結ばずにフィットできるゴムバンド仕様。立ったままでもサッと履ける手軽さが魅力で、通勤や内履きとしても人気。人工皮革とメッシュのバランス設計で、軽くて柔らかい印象のモデルです。
現場別おすすめモデルの選び方
安全靴選びで重要なのは、自分の作業環境に合ったモデルを選ぶこと。オールマイティはラインナップが豊富なので、現場ごとに最適な一足が見つかります。
- 物流・倉庫・配送業
→ 軽さ重視の「ミズノ オールマイティ LL11L」や通気性重視の「ミズノ オールマイティ VH11L」がおすすめ。 - 建設・製造・工場作業
→ 足首を守れる「ミズノ オールマイティ BS29H」や「ミズノ オールマイティ HWⅡ 81M BOA」が安心。 - 暑い季節・蒸れやすい環境
→ メッシュ構造の「ミズノ オールマイティ VH11L」が快適。 - 幅広の足・厚手ソックス派
→ 「ミズノ オールマイティ 22L Wide」など4E対応モデルが◎。 - 脱ぎ履きの多い作業
→ ベルト式やゴムバンド式(ミズノ オールマイティ EL31L)で手間を省けます。
それぞれの環境に合わせて選べば、疲れにくく、安全かつ快適に作業ができます。
ユーザー評価に見るミズノ安全靴の実力
実際にオールマイティを履いたユーザーの口コミを見ても、高い満足度が伺えます。
「軽くて長時間履いても疲れにくい」「通気性が良く、夏でも蒸れにくい」「スポーツシューズのようなフィット感」といった声が多数。
特にBOAモデルに関しては「フィット感の微調整ができて便利」「脱ぎ履きがとにかく早い」といった実用性が評価されています。
また、ソールのグリップ力や耐滑性に関しても「滑りにくく安心」「雨の日の現場でも安定して動ける」といった感想が寄せられており、安全靴としての基本性能も高く評価されています。
他ブランドとの違いとミズノを選ぶ理由
アシックスやプーマ、アディダスなども安全靴を展開していますが、ミズノのオールマイティが選ばれる理由は「バランスの良さ」にあります。
軽量・通気・クッション・デザインのすべてが高いレベルでまとまっており、どんな現場にも合わせやすいのが特徴です。
また、デザイン性にもこだわりがあり、シンプルでスタイリッシュな見た目は「おしゃれな安全靴」としても人気。作業服や私服にも馴染みやすく、職場でもスマートに履きこなせます。
ミズノの安全靴オールマイティ全モデル比較!軽量で快適な人気シリーズを紹介
オールマイティシリーズは、まさに「軽くて動ける安全靴」の代名詞。
スポーツメーカーらしい機能性と履き心地の良さを兼ね備え、現場で働く人の足元を支えています。
最後にもう一度、特徴を整理します。
- 軽量モデル(ミズノ オールマイティ LL11L):動きやすさ重視。
- ワイドモデル(ミズノ オールマイティ 22L Wide):足幅広めでも快適。
- 通気モデル(ミズノ オールマイティ VH11L):ムレを抑えて爽快。
- BOAモデル(ミズノ オールマイティ HWⅡ 81M BOA):脱ぎ履き・フィット自在。
- ハイカットモデル(ミズノ オールマイティ BS29H):安全性・安定感重視。
- ゴムバンドモデル(ミズノ オールマイティ EL31L):手軽でカジュアル。
作業内容や季節、足の形に合わせて、自分に合う一足を選べば快適さが格段に変わります。
ミズノの安全靴オールマイティは、これからも「動ける安全靴」として、多くの現場で信頼され続ける存在です。


