スニーカー好きの間で「伊勢丹限定のニューバランス×伊勢丹」といえば、聞いただけで心が躍る人も多いはず。
百貨店の洗練されたセンスと、ニューバランスの機能美が融合したコラボモデルは、発売のたびに即完売。
この記事では、伊勢丹でしか手に入らない最新コラボや過去の名作、購入のコツまで徹底的に紹介します。
伊勢丹でしか味わえないニューバランスの魅力
ニューバランスは、アメリカ・ボストン発の老舗シューズブランド。
その履き心地と安定感は、多くのランナーやファッション愛好家を虜にしてきました。
一方、伊勢丹新宿店は「感度の高い限定品」が集まる国内屈指の百貨店。
この2つが手を組むと、ただのスニーカーではなく“特別な体験”が生まれます。
伊勢丹で展開されるニューバランスは、通常ラインとは一線を画すものが多い。
素材やカラーリング、販売方式までが細かく設計され、コレクター心をくすぐります。
「数量限定」「抽選販売」「店舗限定」など、希少性が高いのも人気の理由です。
2025年注目の最新コラボ「AURALEE × New Balance 475」
今年最も注目を集めたのが、「AURALEE × New Balance 475」。
1980年代のクラシックランニングモデルをベースに、上質なスエードとメッシュで再構築。
カラーは「VINTAGE GREY」と「VINTAGE YELLOW」の2色展開で、まるで時間を経たような“褪せた美しさ”を表現しています。
販売は伊勢丹新宿店のみ。
メンズ館6階「メンズクリエーターズ」と本館4階「インターナショナルラグジュアリー」で、それぞれサイズ展開を分けて販売されました。
22.5〜25.5cmと25.5〜29.0cmのサイズレンジを分けることで、男女ともにフィットするよう設計されています。
価格は26,400円(税込)。
スニーカーとしては決して安くはありませんが、AURALEEらしい素材感とNBの機能性を併せ持つ一足は、まさに“大人が履くニューバランス”の代表格。
抽選方式の販売となり、事前応募が必須。エムアイカード会員や新規入会者が優先される仕組みでした。
その結果、応募開始直後にアクセスが集中し、抽選枠は即終了。まさに“完売必至”の名にふさわしい争奪戦となりました。
ジュンヤ ワタナベ マンとの実験的コラボモデルも話題
AURALEEだけでなく、JUNYA WATANABE MAN × New Balance 471とのコラボも見逃せません。
ニューバランスの「471」や「UX200」をベースに、デザイン性を前面に押し出したモデルが登場しています。
「JUNYA WATANABE MAN × New Balance 471」は、アッパーに合成皮革を使用し、都会的なムードを演出。
価格は30,800円(税込)で、限定数での展開となりました。
一方、「JUNYA WATANABE MAN × New Balance UX200」モデルはややハイテク寄りのデザイン。価格は40,700円(税込)で、よりファッション性を重視した仕上がりです。
これらは伊勢丹メンズ館限定で展開され、オンライン販売も同時に行われました。
ただし、どちらも数日で完売。特に「471」は再販がなく、プレミア価格で取引されているほどです。
コム デ ギャルソン オム × New Balance の存在感
伊勢丹と言えば、コム デ ギャルソン オムとの関係も深い。
「COMME des GARÇONS HOMME × New Balance Made in USA」モデルは、75,900円(税込)という高価格ながら、即完売したことで話題になりました。
ベースはニューバランスのMade in USAライン。
重厚なソール、クラシカルなアッパー、そしてモノトーンで統一された上品なデザイン。
ギャルソンらしいミニマリズムとNBのクラフトマンシップが共存したモデルです。
価格や流通経路からも、明らかに“ファッションアイテムとしての価値”を重視しており、ランニングシューズという枠を超えた存在感を放っています。
なぜ「完売必至」なのか? 限定コラボが熱狂を生む理由
伊勢丹で展開されるニューバランスがここまで注目されるのには、いくつかの理由があります。
- 希少性と限定性
通常流通のNBとは異なり、伊勢丹限定モデルは「数量」「店舗」「期間」が明確に制限されています。
そのため、購入できる人が限られ、結果的に市場価値が高まります。 - 素材・仕様のこだわり
スエードやヌバックなど高級素材を使用し、カラーリングも絶妙。
AURALEEのように“経年変化したような色味”を狙うなど、細部までデザインの意図が込められています。 - 抽選・整理券制度による競争性
抽選販売方式は公平である一方、希少性をさらに引き立てる仕組みでもあります。
当選率が低くなるほど、入手した際の満足感も高くなるという心理的効果もあります。 - ファッションブランドとのトリプルコラボ
ニューバランス × アパレルブランド × 伊勢丹という三者構成がもたらす独自性。
各ブランドの世界観が重なり、“ここでしか買えない”特別感が倍増します。
抽選・購入の流れを理解しておこう
人気モデルを手に入れるためには、情報収集とタイミングがすべて。
特に伊勢丹の場合、抽選販売が主流なので、事前準備が欠かせません。
- 公式サイト・SNSで情報をキャッチ
伊勢丹公式サイト(IMN.jp)や三越伊勢丹オンラインストアで発売情報をチェック。
発表から抽選開始までの期間が短い場合もあるため、日常的なチェックが重要です。 - エムアイカード会員登録
多くの抽選でエムアイカード所有者が優先されます。
新規入会も対象となるケースが多いので、事前登録しておくのが安全です。 - 抽選応募→当選→入場チケット取得
AURALEE × 475では「パスマーケット」での応募が必要でした。
当選後はスマートフォンで入場チケットを表示し、指定時間に来店。
身分証明書の提示を求められることもあり、転売防止策も徹底しています。 - オンライン販売との併用
一部モデルはオンライン限定または店舗限定で分かれているため、両方のチャネルを確認しておきましょう。
nonnative × New Balance CM996NNSはオンライン専売モデルとして話題になりました。
過去の人気モデルから見る伊勢丹コラボの系譜
過去にも数々の名作が誕生してきた伊勢丹限定ニューバランス。
たとえば「nonnative × New Balance CM996NNS」は、スエード×ホワイトレザーで構成されたクリーンな一足。
ソールにはあえて汚し加工を加え、レトロなランニングシューズの雰囲気を再現しました。
価格は20,304円(税込)と、プレミアムながらも手の届く価格設定。
伊勢丹オンライン限定で発売され、即完売した実績を持ちます。
また、「CASABLANCA × New Balance 327」は、70年代イタリアンスポーツを思わせるデザインで話題に。
ホワイト×グリーンやホワイト×ブラックといった鮮やかな配色が特徴で、伊勢丹メンズ館でも販売されました。
こうした流れを見ても、伊勢丹は常に“ファッションと機能性の架け橋”として、ニューバランスの魅力を最大限に引き出していることがわかります。
次に狙うべきニューバランス×伊勢丹コラボ
今後も伊勢丹限定のニューバランスは継続して登場する見込みです。
特に注目されているのが「New Balance T500」や「New Balance 2002R」など、過去の名作をアップデートしたモデル。
アパレルブランドとの協業を軸に、新素材や独自カラーを取り入れたリミテッド仕様が予想されます。
販売方法も引き続き抽選制が中心となるでしょう。
最近ではオンライン抽選+店舗チケット制といったハイブリッド方式も増えており、参加方法を理解しておくことが重要です。
また、百貨店としての伊勢丹は、今後も「体験型販売」や「限定イベント」を強化する方針。
単なるスニーカー購入ではなく、“ストーリーごと手に入れる”ような楽しみ方が広がりそうです。
ニューバランス×伊勢丹の限定コラボで特別な一足を手に入れよう
ニューバランス×伊勢丹のコラボは、単なるスニーカー以上の価値を持っています。
ブランドの哲学、デザイナーの意図、百貨店ならではの体験が融合し、“履く芸術品”ともいえる存在に昇華しています。
AURALEE × New Balance 475、JUNYA WATANABE MAN × New Balance 471、COMME des GARÇONS HOMME × New Balance Made in USA――。
それぞれのブランドが描く世界観を、ニューバランスのフレームに落とし込むことで、新しいファッションの地平が開かれているのです。
発売のたびに話題を呼び、完売が続くこのシリーズ。
最新情報をチェックし、抽選に挑み、ぜひあなたも“伊勢丹限定の一足”を手に入れてみてください。
その瞬間から、あなたの足元が特別な物語を語り始めるはずです。


