デニムとスニーカー。この王道コンビに“ニューバランス”を合わせるだけで、ぐっとこなれた印象になるのをご存じでしょうか?
ラフだけど品があり、どんなシーンにもハマる。そんな理想のバランスを叶えるのが、まさに「ニューバランス×デニムコーデ」です。この記事では、メンズ・レディース別におすすめのスニーカーと着こなしのコツを、初心者にも分かりやすく紹介していきます。
なぜ「ニューバランス×デニム」は鉄板なのか
まず押さえておきたいのが、この組み合わせが長年愛されている理由です。
ニューバランスのスニーカーは、グレー・ネイビー・ホワイトなどベーシックで落ち着いた色味が多く、デニムのブルー系と相性抜群。どちらもカジュアルアイテムながら、合わせるだけで“品のある大人カジュアル”に仕上がります。
さらに、ニューバランスの特徴であるボリューム感のあるフォルムは、デニムのシルエットを問わずバランスを取りやすいのも魅力。スキニーにも、ワイドにも自然に馴染む懐の深さがあるのです。
デニムの色・形で変わる印象の違い
「同じニューバランスでも、デニムによって見え方が全然違う」――これは多くのファッショニスタが語る共通点です。
デニムの色味とシルエットによって、コーデ全体の雰囲気が変化します。
●ライトブルーデニム
春夏にぴったりの軽やかな印象。ホワイトやライトグレーのニューバランスと合わせると清涼感が出て、爽やかな休日スタイルに。足首を少し見せるロールアップで抜け感を出すのがおすすめです。
●濃紺・ワンウォッシュデニム
落ち着いた印象で、オフィスカジュアルにも応用しやすい。スエード素材のグレーやネイビー系のモデルを選ぶと、上品さがぐっと増します。特に「990」や「576」などの定番シリーズは、大人コーデに最適。
●ブラックデニム
モードやストリート寄りに仕上げたい時に。厚底の「9060」や「327」など、少しボリュームのあるモデルと好相性です。足元を重めにすることで、全体のシルエットが引き締まります。
メンズ編:ニューバランス×デニムで作る大人カジュアル
メンズのデニムコーデは、一歩間違うと子どもっぽく見えがち。
そこを大人っぽく引き上げてくれるのが、ニューバランスの持つ“上品なカジュアル感”です。
●王道スタイル
濃紺デニムにグレーの「574」や「996」を合わせ、トップスは白T+ジャケット。
これだけでシンプルなのに抜群におしゃれ。色数を3色以内にまとめると、統一感が出て洗練された印象になります。
●ストリート寄りに振るなら
ワイドデニムやバギージーンズに「9060」や「530」をプラス。
ボリュームのあるスニーカーで足元に重心を置くと、全体のバランスが良くなり、トレンド感もアップします。
●休日カジュアル
ユーズド加工デニムに「327」などのクラシックモデル。トップスをスウェットやネルシャツでまとめれば、肩の力が抜けた大人のリラックスコーデに。デニムの色落ち具合とスニーカーの色を合わせると、自然なグラデーションが生まれます。
レディース編:デニム×ニューバランスで叶える抜け感コーデ
レディースコーデでは、デニムとスニーカーの組み合わせに“女性らしさ”をどう加えるかがポイント。
ニューバランスはメンズライクな印象もありますが、合わせ方次第で一気にフェミニンに見せることもできます。
●カジュアルきれいめ
クロップドデニムに「327」や「574」を合わせ、足首を少し見せる。
トップスにブラウスやニットを合わせれば、軽やかで上品な印象に。足元をホワイトやベージュ系にすると、全体が明るくまとまります。
●デニムスカートスタイル
デニムマキシスカート+「530」や「237」などのローカットモデル。
スニーカーのボリューム感がスカートの広がりと絶妙にマッチし、バランスの取れたスタイルに。春夏は白スニーカー、秋冬はグレーやネイビーを選ぶと季節感が出ます。
●オールデニムコーデ
デニムジャケット+デニムパンツに「990」や「996」を合わせると、ワントーンでも重くなりすぎずこなれた印象に。小物で差し色を入れるとより垢抜けます。
季節別おすすめスタイリング
デニムとニューバランスの組み合わせは通年で使えますが、季節によって見せ方を変えるとさらにおしゃれが際立ちます。
●春・夏
淡色デニムに白T、足元はライトグレーの「574」。軽やかで爽快な印象。
クロップド丈のデニムやロールアップで足元を見せると、より涼しげです。
●秋・冬
濃紺デニムにスエード素材の「990」や「576」を合わせ、トップスはニットやコートでシックに。
デニムの裾を少しためて履くと、足元に重心が出て安定感のある冬コーデになります。
デニム×ニューバランスを成功させる3つのコツ
- 色数は3色以内に
デニム・スニーカー・トップス、それぞれが主張しすぎるとまとまりません。基本はベーシックカラーで統一を。 - 裾の処理を意識する
ロールアップや丈感の調整で、足元の印象が大きく変わります。特にメンズは裾が長すぎると野暮ったく見えるので注意。 - スニーカーの素材と形を選ぶ
スエードやメッシュなど、季節感やシーンに合わせて選ぶことでより洗練された印象に。ワイドデニムには厚めのソール、細身デニムにはスリムなモデルを合わせましょう。
ニューバランス×デニムコーデで自分らしいスタイルを
どんな年代でも、どんな季節でも似合う「ニューバランス×デニムコーデ」。
大人っぽく見せたい日も、ラフに出かけたい日も、足元にニューバランスを選べば不思議と全体がまとまります。
最初は定番の「574」や「996」から始めてみるのがおすすめ。
慣れてきたら「9060」や「327」など、少し個性のあるモデルに挑戦してみるのも楽しいですよ。
流行に左右されず、自分らしく心地よいスタイルを作れるのが、この組み合わせの最大の魅力。
今日からぜひ、「ニューバランス×デニム」で大人の余裕を感じるコーデを楽しんでみてください。


