ニューバランスのスニーカーを選ぶとき、「UKサイズ」という表記を目にしたことはありませんか?
普段は日本サイズ(cm)で選んでいる人にとって、UKサイズは少しややこしく感じるかもしれません。
この記事では、ニューバランスのUKサイズの意味、日本サイズとの対応表、そして失敗しない選び方のコツまで、わかりやすく解説していきます。
UKサイズとは?まずは表記の意味を理解しよう
ニューバランスのスニーカーには、サイズ表記として「US」「UK」「EU」「JPN(cm)」などが併記されていることが多いです。
このうち「UKサイズ」はイギリスの靴サイズ規格を意味します。
たとえば、同じ靴でも「US8」「UK7.5」「26.0cm」というように、国ごとに数字が異なります。
つまり、UKサイズの数字だけを見て選んでしまうと、実際の足の長さ(日本サイズ)とはずれてしまうことがあるのです。
ニューバランスの靴は海外工場でも生産されており、UK(イギリス)やUSA(アメリカ)製などモデルによって表記が異なります。
特に海外限定モデルを購入する場合は、UKサイズの理解が欠かせません。
ニューバランスのUKサイズと日本サイズの違い
日本では「cm(センチ)」表記が主流ですが、UKサイズは数字が半サイズほど異なります。
目安として、以下のような関係になります。
- UK5.5 → 約24.0cm
- UK6 → 約24.5cm
- UK6.5 → 約25.0cm
- UK7 → 約25.5cm
- UK7.5 → 約26.0cm
- UK8 → 約26.5cm
- UK8.5 → 約27.0cm
- UK9 → 約27.5〜28.0cm
たとえば、普段26.0cmを履いている人なら「UK7.5」が近いサイズです。
ただし、同じニューバランスでもモデルによって木型(ラスト)や素材が異なるため、あくまで目安として考えるのがポイントです。
UKサイズで選ぶときに知っておきたい注意点
1. 製造国による微妙な違い
ニューバランスは「Made in UK」「Made in USA」「Made in Asia」など、複数の製造国があります。
UK製モデルは全体的にタイトな作りで、甲やつま先が少し狭く感じることもあります。
同じUK7.5でも、USA製やアジア製とは履き心地が異なることを覚えておきましょう。
2. モデルごとのフィット感
ニューバランスには「ニューバランス 990」「ニューバランス 996」「ニューバランス 574」「ニューバランス 2002R」など数多くのシリーズがあります。
クラシック系はやや細め、ランニング系はゆったりめなど、シリーズによってフィット感が異なります。
同じUKサイズでも、モデルによって0.5cm程度の違いを感じることもあるので注意が必要です。
3. ワイズ(横幅)を無視しない
ニューバランスは足の横幅=ワイズ展開が豊富なブランドです。
D(細め)、2E(標準)、4E(広め)などがあり、日本人には2Eが最も一般的です。
横幅が合っていないと、足長がぴったりでも窮屈に感じることがあります。
幅広・甲高の人は、ワイズ2Eまたは4Eを選ぶか、ハーフサイズ上げると快適です。
自分に合うUKサイズを見つけるステップ
ステップ1:足の長さを正確に測る
壁にかかとをつけ、最も長い指先までの長さを測定します。
足は一日の中でもむくみでサイズが変わるため、夕方に測るのがベストです。
左右で長さが異なる場合は「長いほう」を基準にします。
ステップ2:普段の日本サイズを基準にする
いつも履いているニューバランスの日本サイズ(cm)を確認します。
たとえば「26.0cm(JPN)」を履いているなら、UK換算では「7.5」が目安です。
この基準をもとに、UK表記の靴を探しましょう。
ステップ3:モデル別のフィット感を調べる
購入前に、欲しいモデルのサイズ感をレビューなどで確認します。
「やや小さめ」「通常通り」「ゆったりめ」といった傾向が分かれば、失敗を減らせます。
特にUK製モデルは素材の厚みや製法でタイトに感じる傾向があります。
ステップ4:靴下・インソールも考慮する
普段どんな靴下で履くかによってもフィット感は変わります。
厚手の靴下を履くなら、ハーフサイズ上げるのも一つの方法です。
また、インソールを入れる予定がある場合も、その厚みを考慮しましょう。
海外通販や輸入モデルを購入するときのポイント
ニューバランスは海外限定カラーや別注モデルも人気です。
ただし、海外サイトでの購入では「UKサイズ表記」が一般的です。
そのため、次のようなポイントを確認しましょう。
- 表記に「JPN」または「cm」があるか
- サイズ表が掲載されているか
- 返品・交換が可能か
- 関税や送料がいくらかかるか
特に海外通販ではサイズ交換が難しい場合があります。
サイズに不安があるときは、国内の正規代理店や交換対応のあるショップで購入するのが安心です。
UKサイズで失敗しないためのコツ
- 自分の足長を正確に測る
- モデルごとの傾向をチェック
- ワイズ(幅)を確認する
- ハーフサイズ上げ・下げの調整を検討する
- 試着できる店舗があれば実際に履いてみる
これらを意識するだけで、「届いた靴がきつい」「大きすぎた」という失敗を避けられます。
UKサイズで選ぶメリットもある
日本サイズ換算に慣れていれば問題ないものの、海外モデルを購入する人にとってはUKサイズの理解が役立ちます。
特にMade in UKシリーズ(例:ニューバランス M1500、ニューバランス M991、ニューバランス M576など)はUK表記が基本です。
現地のサイズ基準を知っておくことで、海外限定モデルの購入もしやすくなります。
また、UKサイズは0.5刻みで展開されているため、微妙なサイズ調整がしやすいのも魅力です。
実際に履いて確かめるのが一番確実
サイズ表や数値で判断しても、素材やデザインによって履き心地は異なります。
革やスエードは履き込むほど足に馴染み、メッシュ素材は最初から柔らかく感じるなど、フィット感の違いはさまざまです。
購入後は室内で軽く試し履きし、つま先の余裕やかかとの浮き、横幅の圧迫感をチェックしましょう。
これだけで、サイズミスのほとんどは防げます。
まとめ:ニューバランスUKサイズの選び方をマスターしよう
ニューバランスのUKサイズは、イギリス規格の靴サイズ表記であり、日本サイズ(cm)とは数字が異なります。
UK7.5=約26.0cmを目安に、モデルや製造国、ワイズの違いも考慮して選ぶことが大切です。
特にUK製モデルはタイトめの傾向があるため、甲高や幅広の人はハーフサイズ上げるのもおすすめ。
購入時は必ずサイズ表と実寸を確認し、試着できる環境で慎重に選ぶことが理想です。
UKサイズを正しく理解すれば、海外モデルや限定版も安心して購入できます。
自分にぴったりの一足を見つけて、ニューバランスの快適な履き心地を存分に楽しんでください。


