「ニューバランス550って最近よく見るけど、特にグリーンが人気って本当？」——そんな声をよく耳にします。
確かにここ数年、ニューバランスのなかでも550シリーズは一気に注目度が上がり、とくにグリーン系のカラーがSNSでも話題になっています。
ではなぜ今「ニューバランス550グリーン」が注目されているのか？どんなモデルが人気で、どう履きこなすとおしゃれに見えるのか？
この記事では、その魅力とコーデのコツ、そしておすすめモデルまで、わかりやすくまとめていきます。
ニューバランス550とは？80年代生まれの“復刻バッシュ”
550はもともと1989年に発売されたバスケットボールシューズ「BB550」が原型です。
当時のモデルは一度生産を終えていましたが、2021年に復刻され、ファッションシーンで再ブレイク。
厚みのあるソールや丸みを帯びたフォルムが特徴で、いわゆる“ローテクスニーカー”の流れを代表する存在になっています。
現行の550は、バスケットボールシューズらしい安定感のある履き心地を維持しつつ、タウンユースにもマッチするデザイン。
アッパーはレザーやスウェードを使い、Nロゴも控えめに配置されているため、主張しすぎず程よくレトロ。
この「クラシック×洗練」のバランスが、スニーカーファンだけでなくファッション好きの心をつかんでいます。
グリーンカラーが人気の理由
550にはホワイトやネイビー、グレーなど定番色も多いのですが、その中でもグリーンは一段と注目されています。
その理由を挙げると、いくつかのポイントがあります。
- ユニセックスで使いやすい色味
グリーンは男女どちらでも取り入れやすく、白やベージュ、黒と合わせるだけで自然にまとまります。
“差し色”として履くだけで、シンプルな服装に程よい個性をプラスできます。 - レトロ感を引き立てるトーン
550が持つ80年代の雰囲気と、落ち着いたグリーンの相性は抜群。
派手すぎず地味すぎないこの色味が、ヴィンテージ感とモダンさを同時に演出してくれます。 - 季節を問わず使える万能カラー
春夏はホワイトベースの爽やかさ、秋冬は深みあるトーンで落ち着いた印象に。
グリーンは季節を問わず履ける“通年カラー”としても支持されています。
人気のグリーン系バリエーション
一口に「550グリーン」といっても、実はいくつかの色味があります。
ここでは代表的なものをいくつか紹介します。
- White／Classic Green
ホワイトベースに深いグリーンが映える王道カラー。清潔感とレトロ感を兼ね備えた一足です。 - Sea Salt／Pine Green
“シーソルト”と名付けられたオフホワイトに、松のような深緑を合わせた上品な配色。大人っぽい印象に仕上がります。 - Deep Lichen Green／Beige
くすみのあるモスグリーンに近いカラー。落ち着いた印象で、秋冬のアースカラーコーデにぴったり。 - Marsh Green（ヴィンテージパック）
ややグレーがかったくすみグリーン。ホワイトソールとのコントラストが美しく、ヴィンテージ感を際立たせます。
どれも主張しすぎないバランスで、服を選ばないのがポイント。
グリーン初心者にも挑戦しやすいカラーが多いのも魅力です。
素材と履き心地の特徴
550はモデルによって微妙に素材が異なりますが、基本はレザーアッパーにラバーアウトソールの構成です。
上質なフルグレインレザーを使用したモデルでは、履くほどに足に馴染む感覚があり、スウェード仕様のモデルではより柔らかな質感が楽しめます。
ソールは程よい厚みで安定感があり、バスケットボールシューズらしいホールド感も特徴。
履き始めは少し硬く感じますが、数回の着用で自然に馴染んできます。
サイズ感は「やや大きめ」と言われることもあるので、ナイキなど他ブランドと比較する場合は0.5cm下げて試すのがおすすめです。
ニューバランス550グリーンのコーデ術
ここからは、実際にどうコーディネートすればおしゃれに見えるか、シーン別に紹介します。
1. シンプルカジュアルで“差し色”を効かせる
白Tシャツ＋デニム＋グリーンの550。この組み合わせがまず鉄板。
派手すぎないグリーンが、デニムのブルーとも相性抜群で、さりげなくセンスを感じさせます。
キャップやバッグにグリーンを少しリンクさせると、全体の統一感も出ます。
2. 秋冬はダークトーンに合わせて落ち着いた印象に
チャコールグレーのパンツやカーキのアウターなど、深みのある色にグリーン550を合わせると一気に旬顔に。
たとえば、黒のウールコートにモスグリーンの550を合わせるだけで、大人っぽいストリートスタイルになります。
3. きれいめカジュアルにも溶け込む
550はもともとバッシュ由来ながら、ロゴやシルエットが控えめなため、きれいめスタイルにも合います。
ベージュチノ＋白シャツ＋ホワイトベースのグリーン550を合わせれば、抜け感のある都会的な印象に。
4. スポーティなコーデに自然になじむ
スウェットやジョガーパンツにグリーンの550を合わせると、アクティブすぎず上品。
白やグレーのスウェット上下に差し色としてグリーンを効かせると、ストリート過ぎない“洗練スポーティ”に仕上がります。
購入前にチェックしたいポイント
グリーンモデルは人気が高く、カラーによっては定価より高騰しているものもあります。
特にコラボモデルや海外限定カラーは流通数が少ないため、購入時には以下の点を確認しておきましょう。
- 型番と正規品の表記（例：BB550シリーズ）
- 素材（レザー／スウェード）による手入れ方法の違い
- 自分のワードローブとの相性（どんな服に合わせるか）
- サイズ感（口コミやレビューを確認）
また、ホワイトベースにグリーンが入ったモデルは汚れが目立ちやすいので、スニーカー用の防汚スプレーを事前に使うと長くきれいに履けます。
人気モデルの例
- New Balance 550 Vintage Pack Marsh Green
レトロな雰囲気を持つ人気のヴィンテージ仕様。ややくすんだグリーンが上品で、カジュアルにもきれいめにも合わせやすい。 - BB550 Classic Green
ホワイトベースに鮮やかなグリーンが映える代表モデル。定番のスタイリングにもマッチし、男女問わず人気。 - BB550 Pine Green
深いグリーンとオフホワイトのコンビネーション。落ち着いたトーンで、大人のストリートスタイルに最適。
どれもニューバランス公式ストアや一部の正規販売店で取り扱いがあります。
サイズ欠けが早いモデルも多いため、気になるカラーは早めにチェックするのがポイントです。
ニューバランス550グリーンを選ぶ理由
最後に改めて、なぜこの色とモデルが愛されているのかをまとめておきます。
- シンプルながらレトロ感があり、流行に左右されない
- グリーンの色味が落ち着いていて、どんな服装にもなじむ
- 80年代バッシュのデザインが今のトレンドとマッチ
- 男女問わず使えて、コーデの幅が広い
- 季節を問わず履ける万能カラー
流行に流されず、自分のスタイルを持ちたい人にこそ「550グリーン」はぴったり。
履きこむほどに味が出て、どんな服にも自然と溶け込む——そんな一足です。
まとめ：ニューバランス550グリーンの魅力を改めて
「ニューバランス550グリーン」は、ただの人気カラーではありません。
1980年代の空気感をそのまま現代に蘇らせたクラシックなデザインに、自然体で履けるグリーンの色味。
トレンドを意識しすぎず、それでいておしゃれに見える絶妙なバランス。
街でもオフィスでも、季節を問わず使える一足として、これほど頼もしいスニーカーはなかなかありません。
これから550を選ぶなら、まず“グリーン”から始めてみてはいかがでしょうか。
